月光館

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『古代日本「謎」の時代を解き明かす』を読んで

2017年02月06日 02時11分14秒 | 書評
昨年は長浜 浩明 という人物の本を読んで終わったようなものだった
昨年初春に里中満智子の「天上の虹」三部作を読んでから古代史に興味を持って古事記の劇画などを読んでいて、ふと長浜浩明という男が古代史研究の本を出していると聞いて読んでみた。
大変わかりやすかった。

古代史研究には興味があったが、「卑弥呼」の話とか「欠史八代」とかいって資料を捻じ曲げて解説している本ばかりで嫌気がさしていた。
20年ほど前、井沢元彦のトンデモ本が流行った折に熱心に読んだが、いまひとつで受け入れられなかった。

長浜氏も井沢のあまりの不敬ぶりに嫌気がさしたようで「下種の勘繰り」と評すほどだった。

この本を読んで日本古代史は近代史以上に左翼汚染が進んでいるというのは実感した。

また渡部昇一先生は古代史をろくに調べないで書いていると言う事が暴露されてしまった……

日本書紀も古事記も読んでいないと書かれてしまった。

記紀か、記紀を題材にした劇画ぐらい読んでいれば自説の誤謬に気付きそうだけど、老齢で直す気力もないのかな。

(相変わらず文章になってねえな、我ながら思うに)