樺太生まれで、戦後革マルの黒田と一緒に日本トロツキスト連盟、その後に第四インターナショナルを立ち上げて、70年代の爆破テロ事件に影響を与えたアイヌ解放論とか貧窮革命論をぶちあげて、80年代にエコロジーに走って、ソ連崩壊以降はユダヤ陰謀論で翻訳業を地道にやっていた太田龍先生が逝去されたのを先ほど知りました。
この人の前半生とその思想は消して許されるものではありませんが、2000年以降のコールマン博士の翻訳やスクーセンの著作を日本に広く知らしめたことと、僕にとって特に有益だったのが山口富永先生の二・二六事件の偽史を撃つ』(1990年)を再発見してくれたこと と渡部悌治先生の自費出版であった「攘夷の流れ」を『ユダヤは日本に何をしたか』として出版してくれたことだった。
(太田龍先生を慕っていた鬼塚英昭さんもこの人の宣伝で有名になった点は否めない)
何回かブログに掲載されていた本を買って読んだがどれも極左研究には素晴らしいものだった(反面教師的な意味でも)
努力はなさった様だが、でも反皇室は止められなかったようだ。瀧澤先生が言っていた通り、共産主義は脱げない肌着だと思った。
この2~3ヶ月の間のブログの記録を見ると健康問題ばかりで、左翼運動に身を窶していた付けで健康保険の類には入っていなかったようだ。
自業自得と言えばそれまでだが、文面からすると悲惨な闘病生活だったようだ。
ご冥福をお祈りします
この人の前半生とその思想は消して許されるものではありませんが、2000年以降のコールマン博士の翻訳やスクーセンの著作を日本に広く知らしめたことと、僕にとって特に有益だったのが山口富永先生の二・二六事件の偽史を撃つ』(1990年)を再発見してくれたこと と渡部悌治先生の自費出版であった「攘夷の流れ」を『ユダヤは日本に何をしたか』として出版してくれたことだった。
(太田龍先生を慕っていた鬼塚英昭さんもこの人の宣伝で有名になった点は否めない)
何回かブログに掲載されていた本を買って読んだがどれも極左研究には素晴らしいものだった(反面教師的な意味でも)
努力はなさった様だが、でも反皇室は止められなかったようだ。瀧澤先生が言っていた通り、共産主義は脱げない肌着だと思った。
この2~3ヶ月の間のブログの記録を見ると健康問題ばかりで、左翼運動に身を窶していた付けで健康保険の類には入っていなかったようだ。
自業自得と言えばそれまでだが、文面からすると悲惨な闘病生活だったようだ。
ご冥福をお祈りします