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異業種経験を武器にする面接テク
就職の面接で厄介なのは、目標としているキャリアとは関係がなく、生活費を稼ぐためだけに就いていたアルバイトや短期の仕事について質問を受けた時です。うまく切り抜けるのは難しいように思えるかもしれませんが、ここでカギとなるのは、そういった仕事の中に、将来の計画と結びつくような「共通の目標」を見つけることです。「単なる腰掛け仕事」と切り捨てる必要はありません。
給与に関する情報サイト「PayScale」のコラムニストであるJen Hubley Luckwaldt氏は、そういった状況では、関連性のない仕事の経験でもしっかり盛り込み、採用されたら活かしたいスキルや経験、自分にできることを売り込むのが一番だとアドバイスしています。米Lifehackerでは以前、オフィスでの会社勤めや本格的なキャリアをスタートしようという時に、短期のアルバイトや小売店の販売スタッフといった経歴を履歴書にどう記載するべきかについて取り上げました。多少の時間をかけて、広い視点から説明する必要がありますが、現在までのすべての経験が、どのように現在の自分につながっているかを整理することは大切です。
例えばあなたが、まず小売店に勤め、次に小さな商店を開業する友人を手伝い、それから夜間のピザ宅配アルバイトを経たうえで、オフィスで働くために応募しているとしましょう。その場合は、それぞれの経験がどのように活かされるのかをアピールしていきましょう。例えば、小売業での経験から、気難しい人とともに働く術を身につけたと売り込めます。また、商店をゼロから起ち上げたおかげで、軌道に乗る前の事業をどのように進め、ストレスにどう対処すべきかを学んだと説明できるでしょう。さらには、夜間のピザ宅配を真剣に行ったことや、深夜労働で学んだことを話しても良いかもしれません。
いずれにせよ、今までの経歴を履歴書に記載しなければならないなら、過去の経歴から得た経験を無視すべきではありません(ただし、経歴があまりにも古かったり、希望の仕事と関連性が薄かったりして、その期間を空白にしたほうが良い場合は別です)。生活費を稼ぐためだったとはいえ、それらの仕事を通じて、なんらかの重要なスキルも身につけてきたはずなのですから。
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