


結婚されている皆さん、奥さんは働いていますか? 厚生労働省の調査によると、結婚後も働きながら子供を産む女性が増えているようです。
結婚後の奥さんの仕事について、20歳代の独身男性側はどう考えているのかと言えば、8割以上の人がパートやフルタイムで働いてほしいと考えている模様。
独身男性に聞く、結婚後、奥さんに働いてほしいですか?
私自身も、結婚後も奥さんは働いた方がよいと思いますし、出産予定があるからと言って簡単には仕事を辞めないほうがよいと考えています。
辞めた後の再就職は難しいという側面もありますが、社会保険制度や将来の資金作りを考えるとマイナス面が多いからです。
まず、子供が生まれると健康保険から「出産育児一時金」が42万円支給されます。これは奥さんが働いていても、働かずにご主人の扶養になっていても支給されます。
ところが、社会保険には出産に関連して会社に勤務して、健康保険の被保険者になっている時だけもらえるお金が2種類あるんです。
1つ目は、健康保険から「出産手当金」。これは、給料の日額相当額の3分の2が産前産後あわせて98日間支給されます。
2つ目は、雇用保険から「育児休業給付金」。育児休暇は1年間とれることになっていますが、その間の給料は出ないので生活補助として、産休明けから原則子供が1歳になるまで、給料の5割相当額が支給されるのです。
どうですか? 出産を控えているからと言って、現役の会社員を辞めてしまうともらえるはずだった公的保障がなくなってしまうのです。どうせ社会保険料を支払っているのなら、貰えるお金はもらいたいところ。
「子供ができたし、そろそろ今の仕事にも疲れたからからこの機会に会社辞めようかな…」と考えている奥さま!
可能であれば勤務しながら出産した方が、家計の負担も少なくなりますし、1年でも長く勤務し続ければ、自分自身の老後の年金額や将来の資産残高も違ってきますよ!
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