
年末に向けて仕事のオンパレードで、クリスマスも関係なく過ぎてしまった今日この頃。そんな疲れてささくれ立った心には、お笑い番組かお涙頂戴本を読むに限ります。
ただ、通勤時には、手軽なこともあって、情報雑誌ばかり読んでおりまして、なかなか本を読む機会も少なくなっております。この前読み始めた某本は、途中で止めてしまいましたし・・・高かったのに・・・。( ´Д⊂ヽ
一気に読まないと、続かないまま放置することが増えている最近の読書スタイル。短編集だったこともあり、久しぶりに、一気に読んだ本が「その日のまえに」でした。
重松 清「その日のまえに」(文藝春秋)
「感動した」、「今年一番」というおすすめ紹介に惹かれて手に取りました。
内容は、急に病気や事故で家族が失われてしまうことになった時、過去を振り返りながら、現実に立ち向かう姿を、いつもながら軽快に前向きに書いてくれてます。三十代以上なら、誰もが共感できるちょっとノスタルジックな視点と、家族・親子・友達の微妙な関係を上手に書ききる、重松節が満載でした。読み終わった後には、「何かしなければ」という気持ちを持ったというよりは、「日常って素晴らしい」という、今その時をしっかり生きていこうという気にさせてもらえるような作品です。
ただ、読む作品が増えたからか、作風が似たような感じのため慣れてしまったためか、すごい感動というところまでには至っておりません。結婚して、子供もいない自分にとってみれば、この作品は、まだ早かったのかな?といった気がします。その証拠に、「ヒア・カムズ・ザ・サン」の子供に一番共感してしまいましたから、ちょっと恥ずかしいかな…と。数年後、また再び読んでみれば見方が変わる作品のように思います。
しみじみとした感動をお望みでしたら、是非お手に取ってご覧下さい。
ただ、通勤時には、手軽なこともあって、情報雑誌ばかり読んでおりまして、なかなか本を読む機会も少なくなっております。この前読み始めた某本は、途中で止めてしまいましたし・・・高かったのに・・・。( ´Д⊂ヽ
一気に読まないと、続かないまま放置することが増えている最近の読書スタイル。短編集だったこともあり、久しぶりに、一気に読んだ本が「その日のまえに」でした。
重松 清「その日のまえに」(文藝春秋)
「感動した」、「今年一番」というおすすめ紹介に惹かれて手に取りました。
内容は、急に病気や事故で家族が失われてしまうことになった時、過去を振り返りながら、現実に立ち向かう姿を、いつもながら軽快に前向きに書いてくれてます。三十代以上なら、誰もが共感できるちょっとノスタルジックな視点と、家族・親子・友達の微妙な関係を上手に書ききる、重松節が満載でした。読み終わった後には、「何かしなければ」という気持ちを持ったというよりは、「日常って素晴らしい」という、今その時をしっかり生きていこうという気にさせてもらえるような作品です。
ただ、読む作品が増えたからか、作風が似たような感じのため慣れてしまったためか、すごい感動というところまでには至っておりません。結婚して、子供もいない自分にとってみれば、この作品は、まだ早かったのかな?といった気がします。その証拠に、「ヒア・カムズ・ザ・サン」の子供に一番共感してしまいましたから、ちょっと恥ずかしいかな…と。数年後、また再び読んでみれば見方が変わる作品のように思います。
しみじみとした感動をお望みでしたら、是非お手に取ってご覧下さい。
戦争でなくなったお兄さんの手紙を、妹に届けるドキュメントは、その人の家が割りと近くて、戦争の記憶がこんなにも身近に残されていることに、ちょっと感動しました。
お正月休みに読もうかなぁ。
でも自分にもちょっとはやいかも。
かいねこさんとほぼ同じ境遇にありますですから…
立場上、少しは身にしみて読めるのでしょうか・・・
時間が勿体無くて、こんな時間に起きちゃいました(笑)。
>mymt804さん
重松清さん未体験であれば、オススメですよ。あんまり沢山読んでしまうと、「あぁ、また、こんなんだよなぁ」と思ってしまうところもありますが、最初に読むのであれば、いいのでは? この本は短編ですから、1話を読んでみて合うか合わないかで決めるのがいいかもしれません。1500円くらいしますから・・・。
>sanaeさん
この先突然・・・いやいやいやいや。
実は、この短編には仕掛けがありまして・・・って書けませんけど(笑)。
この正月休みは、少しでも本を読もうと思ってます。「サウスバウンド」は読了し、最近ご無沙汰だった藤原伊織さん(癌なんでどうなるかと思ってましたが)の「シリウスの道」を買いに行ったら小さな書店だから売ってなかったので、例の1位「容疑者Xの献身」を買いました。面白い本探してます。是非教えてください!!