飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

地球の歩き方:異世界(パラレルワールド)の歩き方 ムー

2022-02-13 02:35:40 | 読書・映画のたしなみ
大宮の用事のついでに本屋に立ち寄りました。
話題作や人気作はすぐにネットで見つかるのですが、そういったものではない書籍を見つけるのには、やはり本屋に行って探したいので、時間があればウロウロ見たりしています。
この日もそんな感じで店内に入ろうとしたのですが、話題作・人気作が並ぶ入口の棚に、何とも不可思議なものを見つけてしまいました。


地球の歩き方 異世界の歩き方 ムー


地球の歩き方という超メジャーな海外旅行ガイドのコラボ先となっているのは月刊「ムー」
月刊「ムー」といえば、50代~30代後半あたりの人は、大体怪しい雑誌として認知しているある意味メジャーなオカルト専門誌。同人誌的な発刊でもなく「学研」が出しているというのも不思議ではあります(現在は、ワン・パブリッシング)。古代遺跡、失われた大陸、ピラミッド、UFO、UMA(謎の生物)などTVや雑誌でも特番で取り上げられていた時代でしたので、ロマンと知的好奇心を追い求める人から今で言う中二病的な方まで人気のあった雑誌でした。その人気の頂点が「ノストラダムスの大予言」が盛り上がった世紀末であったと思いますが、非科学的なものに対する忌避や確証の無い情報を公開することの問題、宗教的な事件なども発生したこともあり、その後、オカルト分野は、アンダーグラウンドな世界に帰っていったのでした。
2~3年前に「マツコの知らない世界」で取り上げられまして、あの雑誌をメジャーに出していいんだと、何となく昔の黒歴史がこんにちはしてくるような気分にもなったりもしましたが、今ですとネットや動画から怪しい団体や宗教の陰謀論など判断のつかないものも多くなりましたので、ある意味、安心感のある雑誌のように思えてきます。内容から世間の不和を煽ったり、政府を打倒するようなことも無く、あるのはロマンへの探求と知識の充足なのですから、楽しいものです。
そういえば、今のムーユーザーは、「ムー民」というようですが、「ムーの一族」でいいと思うのですけどね(オイ)。
カミングアウト(?)してもいい時代になったのは、喜ばしいことなのかもしれません。

で、異世界の歩き方ですが、ムーが書店の店頭を飾るなんてという、何とも不可思議な事態に遭遇してしまいちょっとビックリ。雑誌の帯には、Amazonランキングで1位になったと書かれていて、これまたビックリ。と思ったら、本>「旅行ガイド」「霊界・恐怖体験」 となっていました。まぁ、刺さる人には刺さるよなぁと・・・




当然ですが、自分も買いました (2,420円)


内容的には、世界の不思議な場所や物体、宗教的な主要な場所などの紹介がいつもの地球の歩き方の紹介文で載っていまして、そこにムー的な不思議知識がプラスされている感じです。ネタ本かと思っていましたが、世界の不思議なもののまとめ図鑑・資料としてだけでも十分役に立ちますし、「○○は、○○だった!」とか「○○は、実は○○だった?」といった煽りが久保田晃司さんのイラストと共に載っているのもムーらしい内容で楽しめます。エスペラント会話や不思議グッズお土産もあったりと、両社の良いところを上手くまとめている良書です。世界には、まだこんなにも不思議にあふれているのかという認識も持てますし、旅行がしたくなってくること請け合いです。

最近は、ガイドブックと言えば説明少なく写真・動画がメインとなっているものが多くなりましたが、欄外のウンチクまで含めて文字であふれたこの一冊。この外出が出来ない状況の楽しみにしては如何でしょうか?


地球の歩き方 BOOKS 地球の歩き方ムー
 ~異世界(パラレルワールド)の歩き方~ 超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMAの内容紹介

地球の不思議を味わい尽くす!『地球の歩き方』×『月刊ムー』の最強コラボで本気の異世界ぼうけんガイド誕生!
謎の古代遺跡やオーパーツ、UFO、UMAなど、一般論から奇想天外な説まで、眠れなくなるほど面白い世界の不思議が盛りだくさん。何を信じるかはアナタ次第!
『地球の歩き方』と『ムー』の世界観、両方知ると、旅が無限大に楽しくなること間違いなし!

(株式会社地球の歩き方 紹介文より)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大宮駅西口にある教会 | トップ | 東京なまめん なかざわ製麺 (... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書・映画のたしなみ」カテゴリの最新記事