今日は休日。先ほど買い物に行ってきた。鮮魚コーナーで鰹を見てから鯵を見る。静岡産と書いてあり顔がカワイイ。目が愛らしくまるっとしている。ビニール袋に入れてお買い上げ。先日は焼津の鯵で刺身をいただいた。脂があり甘味があった。今は鯵がおいしい時、もともと好きで時々食べているが先日は満足した。大将も「うまい」と一言。本日の鯵も「太っていて美味そう」と言われた。いうまでもなく調理は大将です。私はこれから走りに行って夜いただきます。
本日で営業を終わりました。昨年の暮れぐらいから考えていたのですが本日になりました。ずっと南まぐろ一筋で営業してきましたが、その南まぐろともお別れです。これで当分南まぐろを食べる事は難しいでしょう。やはり南まぐろに魅せられてきたと思います。お客様もそういう方が多かったのではないでしょうか。今夜は最後の南まぐろを味わいたいと思います。
バイオ燃料になるというので、とうもろこしが注目されて久しいがやはりこの季節はとうもろこしはかじりたい。地物のとうもろこしで甘々娘(カンカンムスメ)の名前が付いた小ぶりなのが4本、買ってきて大将と食べた。口に入れたとたん、甘みが広がり食べ続けると「うまーい」と大将が笑顔になった。今までの中で1,2位を争う。愛知のY先生が実家でとれたとうもろこしを持ってきてすぐ食べた時以来の感動です。甘々娘(カンカンムスメ)を買いに何度も通っているのですがその後会うことができません。昨日は違う感動がありました。天然シマアジの頭を塩にして焼いたところ、骨の間に付いた身が舌にのった途端あまりの美味しさに脳が狂喜乱舞して、目だまの白いゼラチンもつるっと食べて溜息が出ました。本来なら使わないのでこんなふうに食べていないかも・・・大将の目が丸くなっています。こんな味を知っている人がどの位いるでしょうか?めったにお目にかかれない逸品です。農大の小泉先生が食べたら、きっと「悶絶」といいそうです。
5月19日、今度の月曜日4時45分から静岡朝日テレビの「とびっきり静岡」で放映される八波一起さんのコーナーに当店が登場します。たぶん2分位ですが今日1時から撮影がありました。カウンターに一起さんが座ってまぐろの話が始まります。カウンターの上には南まぐろの極上ピンクの塊がドーンとのっています。一起さんの目が釘づけになり、まぐろの握りとすき身の軍艦を召し上がり、「ウマーイ」と大声でひと言。すき身がいたく気に入って手巻きのねぎとろをお手渡し、口に入れると、「ウマーイ」と感激のひと言です。なかなか口にする機会の少ない南まぐろですがその美味しさを堪能していただきました。来週月曜日、静岡の方は覚えていたら八波さんの食べる極上南まぐろを画面を通してお楽しみください。
ジャスミンの花が甘い香りを振りまいていたのが白い花びらが枯れてきた。するとアメリカジャスミンがさらに甘い香りで咲いてきた。紫のグラデーションの花々が重なり、そして白に変化する。気温も上がってきてカレーが食べたくなった。休日に作るのが夏野菜カレー、少し手間がかかるので休日メニューです。カレーといってもあっさりしていてスープカレーといった方がいいかも・・・材料はなす、セロリ、にんじん、パブリカ、豚挽き肉、カレーパウダー、小麦粉、バター、にんにく、ブイヨン。ひき肉は塩とカレー粉を混ぜ小さな平たいダンゴをつくり、ブイヨンのスープに入れる。途中でセロリとにんじんも入れる。なすとパプリカはフライパンで塩を振って炒める。バターににんにくのみじん切りを入れ、同じくみじん切りの玉ねぎを炒めカレー粉と小麦粉を振ってルーを作りブイヨンの鍋に入れる。なすとパプリカは後から入れてしばらく煮込んででき上がり。スープの鍋は途中で塩を入れて味を整える。さっぱりしていて食べやすく、ビールも軽いものが合いそう。以前料理の本で見てまじめに作ってたのが、本が行方不明になり覚えているのが今の作り方です。
歌舞伎座を出た私は東銀座の地下鉄入り口にあふれる年配の女性たちを見ながら交差点を渡り銀座四丁目の方へ歩き出した。四丁目の手前に日本酒センターが以前はあって、試飲ができたのだがそこは鈴木そのこさんのお店に変わっていた。がっかり・・・七丁目目に向かった私は次に東京羊羹を探した。やはり無い。がっかり・・・塩大福がおいしかった。スワロフスキーを始めとしてブランドショップが目に付く。資生堂ザ・ギンザをチェックしてから外堀道りへ歩く。そこに蕎麦のよしだ、こんな時間(四時)に営業しているかな?夜遅い時間しかきたことがない。戸を開けると先客がいる。盛りそばを頼んで一気に食べてから、先ほどの歌舞伎の感想をメモに書く。「あの、ビールは大瓶ですか?」と聞くと「小瓶があります」との返事、小瓶と鴨の塩焼きで少し落ち着く。さて元気が出てきてウエストまで歩き、フロメストを二個買う。ここのショートケーキが好きだけど今回はこのフロメスト、パイの間にチーズケーキが挟まりオレンジピールが入っている。そして次に6丁目に戻りオークラのオレンジケーキを買う。これは仕上げにグランマニエを使い焼き上げたさわやかな味わいの大好きなケーキです。荷物が増えてきたけれど松屋の七階に上がり寝具を見る。好きなのが無い。三越に行く。寝るときにエトロの深い色合いは考えてしまいそう、ミッソーニの綺麗な色は躍りだしそう。あきらめて地下で美濃吉のお弁当と崎陽軒のシュウマイを買い外に出て有楽町へと向かう。雨のせいだけでなく人が少ない。右へ行くと有楽町、左へ曲がると・・・ガード下の飲み屋がある。左へ曲がった私にお兄さんから声がかかった。「お姉さん、よってかない」よっちゃいました。「もつ煮ある?」私はもつ煮とレバ刺で2杯飲むとそろそろ新幹線に乗る気になりました。清水はカレーもつが主流なのでもつ煮が食べたかったのです。それにしてもこのガード下の静けさ、もつ煮の鍋の小さくなった事、お客の少ない事、私は帰路に着きました。
終日をデッキチェアーで過ごしたわけではもちろんなく、ランチを食べに行ったり、トレーニングルームで走ったりしました。プールサイドバーでビールを飲もうとすると泳いでカウンターまで行かなくてはなりません。150cmの深さで最初は知らなくて足をつこうとしたら水の中にもぐってしまいました。水の中にいすがあり,水につかりながらもちろんビンタンビールです。ビーチにいながらにして食事を持ってきてもらう事もでき、私はサラミピザをランチにしました。しかし何と言っても朝食に気合が入ります。お気に入りは鉄板で焼いてくれるオムレツで、中の具材は選べます。トマト、ピーマン、オニオン、ハムを入れて、アッ、入れて玉子をかき混ぜるのは助手がいて、オムレツはコックさんが焼くばかり、フォークで口に入れるとふんわり具材と玉子の間に空気が入って本当にオムレツです。一日目、二日目は良かったのですが三日目、頼んでから気がついたら助手さんが焼いています。コックさんの姿が見えません。口の中に入れるとまるで違う物でした。オムレツ専門に焼いてくれる朝食は時々ありますが、やはりこれもたかがオムレツされどオムレツでなかなか贅沢な気分にさせてくれるものです。もうひとつ特筆すべきはパンです。大体がホテルのパンは当たり外れがないといっていいほど美味しい。このホテルのパンも本当に美味しい。普段はごはん党の私があれもこれもとパンをお皿に載せている。それもあまり食べないペストリーがやけに美味しい。大将はもともと好きだが私も負けずと食べている。どうもインターコンチネンタルのパン中毒になってしまったようだ。今もあのパンが目に浮かぶ。来年またあのパンやペストリーに出会うのを楽しみにしている。
猛暑もひと頃より落ち着いていろいろなぶどうが出回っている。8月に甲府の方から頂いた巨峰が出色の美味しさだった。今日は石和の大将の親戚から送られてきた
ぶどうを食べる事にした。名前はロザリオビアンコ、色はマスカットに似たシャンパントーン、実はしっかりと皮が薄く食べる時はむいてから。大将は最初マスカットと思い「巨峰の方が好きなのに」と罰当たりな事を言っていた。しかし、目の前で見るとマスカットとはたたずまいが違う。ついコスタ・ボダの直径18cmほどのガラスの皿にのせてながめる。不定形な円形、野の花の模様の入った皿に良く似合う。味は軽い甘みが美味しくシャンパンを連想する品のよさ。予想外の逸品でした。
ぶどうを食べる事にした。名前はロザリオビアンコ、色はマスカットに似たシャンパントーン、実はしっかりと皮が薄く食べる時はむいてから。大将は最初マスカットと思い「巨峰の方が好きなのに」と罰当たりな事を言っていた。しかし、目の前で見るとマスカットとはたたずまいが違う。ついコスタ・ボダの直径18cmほどのガラスの皿にのせてながめる。不定形な円形、野の花の模様の入った皿に良く似合う。味は軽い甘みが美味しくシャンパンを連想する品のよさ。予想外の逸品でした。
まつや丸さんが甘鯛を持ってきた。大きさ30cm、1kg弱の綺麗なピンクの魚で目がかわいい。身は柔らかく,焼くと味の素を振りかけたような味でとても美味しい。昆布とかぶでかぶら蒸しでお客様にお出しした。淡白な甘みと旨みがなんともいえない。そして、骨と頭が残った。塩にして干して焼くのがいいのだが、天候が不向きで2日間冷蔵庫の中だった。そろそろ食べなくちゃとそのまま焼いてみた。まずは頭の骨を食べる。んー美味い、丁度いい塩加減、beerが進む。やっぱり甘鯛は骨まで美味しい。骨と骨の間の少し付いている身が香ばしくたまらない。食べているとこの間、新潟の方にいただいた雪中梅が飲みたくなるが雪中梅はお店の冷蔵庫に入れてある。今日はあきらめてbeerで終わる。そしてデザートはこれもいただいたさくらんぼを食べた。後輩のTさんが山形産の物を送ってくれた。やはり国産のさくらんぼは味にニュアンスがあっていい。満足しました。
大将が最近はまっているネットショッピングで宮崎産アップルマンゴーを買いました。お値段はそれなりのいいお値段で開けてみると透明な容器に2つ並んでいる。容器には小さな丸い穴がいくつか開いていて鼻を近ずけると鼻腔をくすぐる濃厚な香り、アー久々の甘い香りがマンゴーの味を想像させる。一両日楽しんでそろそろ食べようかなと思ったらなんと今日は越冬完熟ネーブルに出会ってしまった。浜松産のネーブルが一時出ていてよく食べていたがこの越冬完熟ネーブルは一度食べて感激した。大きさは2回りほど大きく味は何ていえばいいのだろう、ネーブルの二乗と言うほか無い。思い出して唾液が出てくる。とにかくめったにお目にかからない。一瞬頭の中が空白になり右手で持っていたカゴに3袋入れ、そうだ、考えている場合じゃない今度何時会うかわからないと思うと次の瞬間さらに4袋、すべてを入れてレジに走った。お、重い、3×7袋、21個を自転車のかごに入れた私は帰りの坂道を執念で登り早速あの味に再開したのだった。これで当分楽しめるとうれしくなった。
キリンビールのCMをごらんになったでしょうか?佐藤浩市が静岡おでんを食べながら一番絞りを飲む秋らしいCMである。知らない方のために会話だけ紹介します。「ビールちょうだい」(お客の女性の声)「僕も」(佐藤浩市)「牛筋」(女性の声)「僕も」(佐藤浩市)「黒はんぺん」(女性の声)ここで烏丸せつ子演じる女将が声を張り上げ「黒はんぺん」そして「僕も」といって佐藤浩市の顔を見る。佐藤浩市先を越された顔つきで次におかかと青海苔の乗った黒はんぺんのアップが映し出される。撮影は実際の店舗ではなくセットで行われた。しかしおでんの湯気や店の雰囲気が実物以上にリアルである。ということで何度も見たら静岡おでんの店に行きたくなった。大将を誘い青葉横丁に行く。ここは子供の頃父親と屋台だったときに来た記憶がありなんとなく懐かしい。数軒の店は込んでいたがある店に入り込む。私たちが来る前にNHKの取材が来たと言う。一番絞りで黒はんぺんを食べ牛筋で白鶴のたる酒をいただく。ビールは横のケースから自分で出し、たる酒は隣の常連さんの男性がなみなみと受け皿からこぼれそうなほどついでくれた。こたえられない。翌日その店はNHKで放映された。静岡おでんは今年は雑誌にもよくとりあげられテレビで紹介されることも多い。昨年は富士宮焼きそばがブレイクし銀座三越の食品売り場に並んでいたが次は静岡おでんの番のようだ。
忙しかったゴールデンウイークも終わり連休する事になりました。火、水です。そこで前から気になっていたケーキが食べたいとパティシエ杉野英実さんのお店を調べて念のため電話しました。留守電です。不定休と言うことなのでお休みかも・・・明日東京に着いたらもう一度電話してみよう、いや待てよ連休の可能性もある。次に奥沢三丁目のブルーリボンに電話、またもや留守電。ここはフルフルゼリーが売れている。次に等々力のオーボンビュータンに電話、今度は出ました、ここはチョコレートケーキがお目当て、「明日はお休みですか?」「はいそうです」「定休日は何時ですか?」「水曜日です」あー当店と同じ連休ではないか、とりあえず明日、東京国立近代美術館で藤田嗣治展を見てから考えることにしよう。頭の中にスイーツがくるくるしている。
駒越は地名、豆は枝豆、温室栽培されている「駒豆(駒ちゃん)」が入荷した。まだその辺りには出てこないので市場で出たら買ってきてねと頼んでおいた物である。早速茹でる。まずは枝の付いているくちを切りあら塩をかけてもむ。沸騰した湯に入れて約5分タイマーをかける。その間浮いてくるあくを取る。茹で上がったらざるに取り上から少し塩を振り、扇風機の下へ、そして冷めると綺麗なグリーン、出来上がり。駒ちゃんははしりの今、地元よりもどうも東京にいっているらしい。そういえば田園調布の田園マートで鎮座していた駒越の枝付き枝豆を見たことがある。値段も高価で目を見張った。その時は買わなかった。今夜ははしりのこまちゃんでビールを飲みたい。
はんぺんのフライが好物です。キャベツの千切りにからしを付けてお醤油で食べていますが、ビールと相性最高です。ところが、東京で学生生活を送り始めた時スーパーでいつさがしても食べていたはんぺんが売っていない。どこのスーパーでも、一年たっても二年たってもありませんでした。仕方がないので清水に帰ってくる度にキヨスクで買い、お醤油に付けて焼きしょうがとねぎで食べていました。何故東京でははんぺんが売っていないのか不思議に思っていましたが、人に聞くことはなんとなく出来ませんでした。そんなある日、テレビの料理番組で「はんぺんのチーズはさみ焼き」と言うタイトルが目に入りました。すると画面には白くてふにゃふにゃのはんぺんが映っています。その瞬間、すべてを悟りました。もしかしたらはんぺんには黒と白があって清水近辺にしかあのはんぺんは売っていないという事を。実はその白はんぺんの料理を作って食べてみました。感想は「何だこれは・・・」黒はんぺんのしっかりした歯ごたえに比べ頼りない感触がなんともいえません。それからまたキヨスクで買って食べることが何年も続いたことは言うまでもありませんがその後白はんぺんの料理はしていないし、清水に帰ってこられて幸せなのはいつでも黒はんぺんのフライが味わえることです。
火曜の晩、某所でタラバガニを焼いて食べた。炭火の網から立ち込める煙とにおいはもうそれだけでたまらない。足のからを割るとズルット身がはがれるのが嬉しい。頭の味噌はよく出来たソースの様でこれだけでも、身につけてもよし、チョット幸せ。一晩明けて水曜日、いつものコースを走る。今日はことのほか富士山が美しい。雪をかぶり、くっきりと気高い姿を見せている。海は穏やかで、冬の日差しの中、船がゆっくりと進んでいる。日本平の頂上から下るのは、左手に富士を見ながら眼前の青い海の景色に突っ込んでいくような感覚だ。先ほどの国会中継で小泉首相がチャップリンの言葉を引用したのが脳裏に浮かぶ「生きていくのに必要なのは(?大切なのは)夢と希望とsome maneyである」今またかなり幸せ。1月の時を駆けてきた様な気持ちになって帰ってきた。