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女将の独り言

つれずれに日々感じたことを綴ってみます。

小布施の栗菓

2006年01月12日 | グルメ
昨年暮れは後輩のTさんから立派なラ・フランスとハタハタ、福島のおばさんから美味しい馬刺しが届きありがとうございました。友人のKさんと大将と三人で堪能しました。年末年始は例年店の営業のため仕事に追われていました。少し落ち着いたので長野県小布施町の栗鹿の子を本日取り寄せたところです。さて栗菓と言えば11月に中津川の栗きんとんに思いをはせたのが決心がつかず、年を越してしまいました。今夜、栗鹿の子を食べるのは二回目、初めて食べたのは近くのラーメン屋さんです。実は開店した時に長野のお父さんが応援にきていてお父さんと仲良くなりました。冬は野沢菜漬やきのこ類、春は若草色のピンピンのアスパラとお父さんから送ってくる自作の食品のおこぼれにあずかっています。この栗鹿の子も送ってきた物を出していただきました。感激。「もうひとつ食べたい。」ずうずうしいお願いでふたつ食べました。そしてお取り寄せを決心、80g栗三個入りの缶を9個注文した訳です。賞味期限は一年、これから好きなときに食べられます。
桜井甘精堂(創業200年)

久能山沖

2005年12月12日 | グルメ
ヤマ○丸のおじさんに久能山沖あじをもらいました。おじさんは自分の船で釣りに行くのが趣味で真鯛やアマダイなど三保沖で取れると当店に売りに来ます。今回は「アジ食べる?」と聞かれ「ハーイ」と言って青アジをいただき早速開いて干しました。ちょうどここ数日風が強くて干物にはうってつけです。3時に吊るして翌朝のご飯のおかずでいただきました。大きさは27cm、黒の周りにグレーの環の石をはめこんだような瞳の、アジにしてはかわいい顔で美味でした。ヤマ○丸のおじさんごちそうさま。翌日またあった時に「美味しかった」とお礼を言ったら今度はさばをもらいました。今日はさばを干さなくちゃ・・・

本当に取れたて

2005年12月05日 | グルメ
普段は温暖な清水も昨日から気温が下がりいよいよ冷たい冬に入ってきた。風邪の予防と言うことでうがい手洗いの他やっぱりビタミンCを取らなくっちゃと最近ブロッコリーをよく食べている。近くの神社の横の家の前を通ろうとすると、そこに木の下げ札が眼に入る「ブロッコリー、大根、京菜あります」すかさずお邪魔するとおばさんが庭にいた。夏もよくきゅうりを買いに来ていたので私の顔を見てわかったようだ。ブロッコリーと形の悪いほうれん草があると言う。いただくことにしたら、おばさん畑に行ってしまった。待つこと数分、現われて手に持っている。畑から取ってきてほうれん草はバケツの水で洗ってくれた。ブロッコリーはと言えば、クロームグリーンの粒粒が密集して見事な大きさ、葉っぱもピンピンだ。今夜は少な目のお湯で軽く蒸して一味マヨネーズでいただきまーす。

ラ・フランスへの誘い(いざない)

2005年12月04日 | グルメ
ル・レクチェ、バートレットなど洋梨の種類も多くなった。10年ほど前はラ・フランスは高級品で、後輩のTさんから送られてくる天童の洋梨が楽しみだった。先日ボジョレーヌーボーの赤を友人と開けた時に持参したつまみは牛のタタキと洋梨のクラコット、フィラデルフィアチーズのせである。クラコットは小麦とライ麦を
主原料とした、クラッカーのお友達のようなもの。これがなかなかグッドでおいしかった。白でもあうと思います。
ところでもうひとつ、本日洋梨の赤ワイン煮を作りました。しばらく味を含ませてヨーグルトや何か合うコンビネーションを考えて楽しむつもりです。

ERの月

2005年11月28日 | グルメ
モーパッサンの小説の「ジュールおじさん」に船に乗った少年が、老水夫の牡蠣剥きを熱心に眺める様子を描写した部分がある。その一節を読んで初めて生牡蠣を食べると言うことを知った。中学校の国語の教科書に掲載されていて、私はそれ以来大人になったらいつの日か絶対に生牡蠣を食べようと決意し、ずっとあこがれた。なぜなら家の食卓にのぼる可能性は皆無だったから。
そしてその日はやってきた。就職して数年目の11月15日の夜、その日に支給されたボーナスを封筒ごと持って友人と二人、高輪プリンスホテルのル・トリアノンに向かった。もちろん席を予約して。レストランに入ると絨毯がふかふかで厚くパンプスのヒールが少し沈んだ。なんだか緊張してくるが他にお客はいない。席に着き生牡蠣をオーダーすると「今朝の的矢産(鳥羽)でございます」との事。銀の大皿に立派な牡蠣が7個目の前に置かれ、ソースはケチヤップベースともちろんレモン、白ワインをいただきながらレモンで7個全部食べた。中学生以来の憧れがついに現実となって,陶酔した。本来ならこの後メインディッシュを食べるのだが、あまりに感激してこの味を忘れたくない、余韻を楽しみたい、お会計をして帰りました。
その後、味をしめて生牡蠣にシャブリを覚えて楽しんでいたのですが、ある日の会社の社員食堂で昼にカキフライを食べたら大変なことになってしまいました。
あたってしまったのです。油がよくなかったのでしょうか?それとも牡蠣に問題があったのでしょうか?それ以来チャレンジはしてみるものの結果は無残なものです。ERの月の楽しみを享受できない人間の一人になってしまったのです。

第三のキウイ

2005年11月08日 | グルメ
キウイには以前からあるグリーンのキウイ、その後登場したイエローのゴールデンキウイがあるが、最近第三のキウイとも言うべきレインボーレッドが登場した。
追熟させてカットすると、濃密な香りが鼻腔をくすぐる。味は酸味が少なく他の種類に較べて甘みが強い。切り口は確かに赤の入ったレインボーに近い。めったにお目にかからないので店頭にあると必ず購入しているが、ビタミンも豊富とのこと。
ところで皆さん第四のキウイをご存知でしょうか?ニュージーランドの動物園では飛ばない鳥のキウイと会いました。
ちなみに11月20日に私が走るレースは富士川町主催のキウイマラソンと言うタイトルです。

オクラの消えた日

2005年10月31日 | グルメ
某日午後スーパーに寄る。野菜のところで店員さんに質問している人がいた。○○ありませんか?との問いに「なくなっちゃいましたねえ。昨日テレビに出たからね」あっ、オクラの事だ。その前の晩、細木数子さんが、テレビ番組でオクラとラッキョウの酢の物を作ってた。で、男性陣が大喜びで食べてました。
そお言えば過去にスーパーからココアの消えた日々が続きました。この日、日本全国でオクラの酢の物を食べた家庭はいったいどの位あったのでしょうか?

中津川と言えば

2005年10月28日 | グルメ
恐れていたことが起こった。歯のブリッジが取れてしまった。一月ほど前のことだが入れるときにいつまで持つかなあと言われていた通りである。
その数日後NHKの午後の番組で男性のアナウンサーが、地方勤務が長かったらしく、北海道の話の後、中津川が気になると言い出した。きたなと思った。次に今年の栗の出来はどうなんでしょうねえ、とくるではないか。栗きんとんこれしかない。次にやっぱり、栗きんとんが美味しいんですよね。との発言。
中津川の川上屋さんからのご注文承り書が今私の手元にある。
栗きんとんは、9月から12月の注文が可能だが、歯の治療のメドがたっていないのでまだ注文していない。歯が治るより栗きんとんが終わるほうが早そうだ。

もどりかつお

2005年10月11日 | グルメ
秋のかつおを下りガツオとか戻りりカツオと言いますが、皆さん召し上がりましたか?目に青葉と言えば春カツオ、フレッシュな味わいが春を告げます。
同じカツオなのに秋はどうして濃厚なのでしょう。春と秋二つの感動がありますね。今日食べたカツオは脂がギラッと乗っている部分があって尚且つ切り身の半分がマグロのトロかと見間違うばかり。口の中に入れるとまさにトロの感触。今年
一番のカツオでした。ちなみにつまはみょうが、ねぎ、小が、たまねぎの薄切りでいただきました。大満足

2005年10月10日 | グルメ
秋さばと言われるようにサバの好きな人にはこれからが楽しみなシーズンとなってきた。先日も小泉武夫氏(東京農大教授)の”サバの美味”と題してショウガ醤油漬け揚げの食べ方を紹介する記事を読んで、小泉氏のサバへの愛着ぶりを大いに感じた。
私はと言えば〆サバが日本酒とよく合って好きなのだが、それも少しいっちゃっている(3,4日たっている)位なのが好ましい。実は以前光り物が食べられなくてすし屋に一緒に行った友人に何故なのかと訪ねられ皮が光っているからと答えたらその友人に裏返しにして食べてみたらとすすめられた.何とそのとおり光っているのを裏にして食べたら美味しくて、それまで損をしていたようだ。
もし光り物が食べられない方、嫌いな方、今度機会があったら裏にしてトライしてみては?