こういうのはどうなんだろうと思う
史上最速100店舗達成
しかし、その後3年で店舗数十分の一に
FC加盟した会社は皆大損しただろう
店舗を急速に増やすというのは必ず反動がある
はやり、流行に乗るというのは流行が終わればしぼむ
安易に増やすというのはよくない
中小企業は流行を追ってはいけません
中小企業は価格訴求で顧客を集めてはいけません
自分で自分の首をしめることになります
マークアップ率という単語があります
原価に対してどれだけ付加価値を載せるか
粗利益率というか
そういうのをマークアップ率と言います
アメリカや欧州に比べ日本の中小企業はそれが低い
デフレ30年続いたこともあり、
「安いことはよいことだ」
「よそがいくらならウチはその下くぐる」
売価安くして運営費というか販管費を削り安売り競争をする
これから脱却しないといけません!
日本の会社の数
中小企業、零細企業が全体の99,7%占め、雇用の7割を担っています
逆にいうと0,3%の大企業が雇用の3割占めているということ
これは全体であって、地方都市というか大都市以外は中小零細が雇用の8割くらい占めている
賃上げを政府は声高に言っています
2030年までに全国平均で最低賃金時給1500円にすると
言うのは簡単だが、払うのは企業、会社であります
上記にように、中小零細はそれを実現するのはかなり無理があります
毎年7~8%上げないと1500円になりません
103万の壁というか、それを178万円に引き上げ、世帯年収を上げるという国民民主の政策
与党と協議していますが
それとは別に、週20時間以上働いた人は厚生年金加入というのも進めているようだ
厚生年金というのは労使折半で18,3%です
9,15%づつ負担というか払うことになる
厚生年金加入者増やして現状の給付にまわす
厚生年金は自分が払ったものもらうのではありません
個人の負担が大変だからと、企業側の負担率を上げるなどという議論もされている
中小零細企業は厚生年金もいわゆる人件費の一部であります
この負担もかなり重たいものになる
中小零細の経営は先に述べたように安くして数量増やすという考えではやっていかれません
下請的企業は売価を上げてもらえないという声も大きい
大企業は価格転嫁を認めなさいという指導も行っている
それもすごく大事
だが、
経営者としては、自分の立ち位置、ポジショニングを変えよというのが小生の訴え
価格決定権を持つ
それに近いもの持つ
それには、
オリジナル商品
差別化
食べものなら「おいしさ」というのも大きな要素であります
価格を上げるならクオリティも上げよ
唐揚げの話しから発展しました(笑)