「NEET (ニート、Not in Education, Employment or Training)」が急増していることが各種の統計から明らかになってきた。
①高校・大学や専修学校などいずれも通学しておらず
②配偶者のいない独身者であり
③ふだん仕事をしていない15歳以上34歳以下の個人のこと
4月13日付け、日経新聞の経済教室で、東大の玄田助教授が詳しく解説しています。
それによると、社会の階層化が進んでいると・・・。
かつて、日本ではほとんどの人たちが、自分は中流であると「中流意識」が強かったのですが、日本も悲しいかな「階層社会」になりつつあります。
02年調査で、847,000人に達していると・・・。
ちなみに、就職を希望していない人は「失業者」ではないので、失業率には含まれていないそうな??? なんか変な感じ
玄田助教授の解説によると、無業者のいる家庭の収入、学歴に大きく関連があると。
いわゆる、ニートがいる家庭の約40%が「世帯年収300万円以下」という調査結果が出ていると言う報告です。
ニートが話題になり始めたときは、裕福な親は子供を甘やかした結果、就業に対して無気力になったのだろうということが云われていたと・・・。
しかし、実態はかなり異なっているようです。
これから10年でかなり増加すると予測されています。
日本の進むべき、社会構造のありかたは、アメリカ型でもなく、ヨーロッパ型でもない、「日本型」を作るべきでしょうね。
アメリカ型は日本にはなじまないと思います。
だからといって、大きな政府になって、役人天国になるのは最悪だし・・・。
これは難しい問題ですねぇ~
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