市川稔の米(マイ)情報

「もの」と「つくり」

日本の携帯電話というかスマホ市場から日本のトップメーカーが撤退。


携帯電話の時代に「N」あるいは「P」で選んでいた人多いのでは?


「N」とは旧電電ファミリーの日本電気(NEC)のこと。

そのNECがスマホ市場から撤退。

ドコモのツートップ戦略に漏れたことが大きな原因だ。

ドコモは長男NECを助けなかった


パナソニック、ドコモ向け新製品供給停止

Pは今期スマホを140万台売る計画立てていたが10万台に低迷。今期予想を22万台に下方修正したと記事は伝えている。

株式市場はスマホから撤退を好印象と受け止め株価は強め。

なんとも皮肉な話しですね。



小生はiPhone使っているので複雑な気分。


なぜ、日本メーカーがアップルになれないか?

なぜ、サムスンやLGみたいに世界で活躍出来ないのか?



素人ながら素朴な疑問なのです。


なぜ作る技術はあるのに売れる製品作れないのか?



発想の転換が求められる。


これはスマホの世界に限らず日本の会社に言えることではなかろうか。


部品は強い。

製品、完成品が弱い。


どこに原因あるのだろうか?



こういう提案がありました↓


「もの」と「つくり」を分けて考えよう



一般的に日本は「もの作り」と一括りにしていまいます。


「もの」と「つくり」を分けて考えようという提案です。



使うのは「人」である人間です。


使う人がワクワクドキドキするような「もの」を作る。


どう「つくる」かという生産活動は得意だが、


何を作ればよいかということが苦手なのでしょう。

一般論で言えば日本人は。



小生思うに、日本の教育にあると思う。


日本の文化そのものであるかも。



それは、


出る杭は打たれる


目立つな


他人と同じことをしろ



これは「米作り」文化が起因している。


今でも農村に行くとそういう文化があります。


地域は共同体である。


それはそれで良いのだが、


発想に大胆さがない。


発想そのものが湧き出ない。



スマホのような巨大ビジネスの話しでなくとも同じではないかと思うのです。



わが社独自の「もの」を作らないと・・・。

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