1945年8月6日に広島、8月9日は長崎に原爆が投下され一瞬にして民間人が殺され、街も破壊されました。
これは決定的な殺傷行為であり破壊攻撃でありました。
その前に日本の大半の都市は絨毯爆撃という空からの爆弾攻撃で破壊されていました。
一晩でおよそ10万人の命を奪った東京大空襲は1945年3月10日未明です。
長崎に原爆落とされて今日は68年目。
広島市
長崎市
東京大空襲 NHKスペシャル
降伏を国民に知らせた8月15日を含めて8月は日本人にとって特別なそして屈辱的な月です。
小生がいつも不思議に思うことがあります。
戦場で兵士が戦うのは殺し合い。
戦場ではない、兵士ではない人間を狙い、殺すのはフェアではないと思う。
殺された人は語れないので肉親が語る。
日本人は殺した相手を責めることはあまりしない。
平和が大切とか、地球から核爆弾廃絶とか、地方の町には「平和宣言の町」などと謳っているところも多数ある。
地方都市の町の議会で平和宣言を採択したことろでなにも生まれない。
日本人は不思議です。
ただ今上映中の映画があります。
「エンペラー」
日本では「終戦のエンペラー」となっている。
厚木基地にマッカーサーが降り立ち占領政策が始まった。
天皇の戦争責任について、アメリカ側、連合国から見た敗戦直後の日本を描いている。
これはこれでなかなか興味深い。
ゴチゴチの軍国主義に固まっていた当時の日本が天皇の一言で外地にいる部隊まで大半が武器を置いた。
そのことは日本人はあまり驚かないが相手国から見たら信じられないことであったと思う。
日本人気質に、
過去のことは水に流そう
というものがあります。
どんな悪い人でも死んだら仏さんになりすべてを許すという特別な感覚もあります。
良いのか悪いのか分かりません。
どこかの国のようにいまだに日本に戦争責任を追及し続けるところもあります。
8月は日本国のために戦い死んだ多くの人、民間人でありながら殺された多くの人のために合掌を。
また、押し付けられた、塗り替えられた歴史ではなく正しい正確な歴史を学ぶ月でもある。
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