ハフト・ティール広場はテヘランのマーントー(女性が外出時に着るコート)を売る商店が集まっている場所の一つである。
23日、警察の指導隊の巡回が始まった翌日、ハフト・ティール広場のマーントー店の様子は一変した。 丈の短いマーントーは商店から姿を消し、その代わりに丈の長いものがショーウインドーに並べられていた。
もちろん一部の商店のショーウインドーは、丈の長いマーントーを飾る暇がなかったので、空っぽのままだった。
白い、袖の短い服を着たマーントー店の販売員の若者は、シャルグ紙のインタビューに答えて次のように述べた。
「テヘランの服飾組合は、朝からハフト・ティール広場のマーントー店に対して、丈の短いマーントーをショーウインドーから撤去して、その代わりに丈の長いものを飾るようにと指示を出してきました」
彼は空っぽのままのショーウインドーについてこう語っている。
「明日には丈の長いマーントーを持ってきて飾るつもりですよ」
23日、警察は、報道カメラマンや記者たちに、ハフト・ティール広場へ来て、商店のショーウインドーの写真を撮るようにとの指示をした。
約10人のカメラマンや記者が集まり、丈の長いマーントーが飾られたショーウインドーの撮影を行っていた。
ハフト・ティール広場周辺に経っていた警察官の一人は、シャルグ紙に対して次のように述べた。
「二日前から警察の巡回が行われている」
彼は、警察車両の中や傍らにいた警察の制服を着た二人の男性と、チャードルをかぶった二人の女性と共にいた。
時々、婦人警官はハフト・ティール広場の歩道を歩いている女性たちの一部に対して、イスラーム・コードに乗っ取った服装をするように指導をしていた。
24日のSharq紙から