イランのニュースから

イランで発行されている新聞の記事からの抜粋です

5月30日のニュースから

2006-05-31 05:35:08 | 日本でのニュースから
5月30日のイラン関連ニュースから

ウラン濃縮活動が「減速」 イラン、米との交渉模索か(共同通信)

欧州から提案あれば検討へ=イラン、核問題で柔軟性示唆(時事通信)

イラン核めぐる6カ国会合、6月1日に開催へ=中国外務省(ロイター)

核の平和利用支持 イラン擁護、非同盟会議(共同通信)

核の平和利用支持 非同盟会議、イランを擁護(共同通信)

イラン大統領はW杯観戦行かず(時事通信)

クロアチア守備に穴 イランとドロー(スポーツニッポン)

イラン「核融合分野も研究推進」…国営テレビ報道(読売新聞)

イランが核融合研究、数年間にわたり試験実施=当局者(ロイター)

日本以外の企業から打診 アザデガン油田開発(共同通信)

5月29日のニュースから

2006-05-30 11:00:03 | 日本でのニュースから
5月29日のイラン関連ニュースから

核問題「政治・外交的解決目指す」…イランと露が確認(読売新聞)

ロシア、イランとEUの対話再開を希望=イラン当局者(ロイター)

すべてのウラン濃縮をロシアに移すつもりない=イラン(ロイター)

イラン核開発問題を討議 非同盟閣僚会議が開幕(共同通信)

イラン擁護の文書案修正 非同盟諸国閣僚会議(共同通信)

マレーシア、非同盟諸国会議にイランの核開発権支持を呼びかけ(ロイター)

米、有志の対イラン制裁促す=日伊経済に打撃も-Wポスト紙(時事通信)

イラン外相 シーア派指導者と会談 イラク支援10億ドル用意(産経新聞)

OPEC、生産枠引き下げる公算小さい=イラン石油相(ロイター)

クロアチアは引き分け イランと2-2(共同通信)

クロアチアは引き分け イランと2-2(共同通信)

後半崩れて引き分け ミス目立ったクロアチア(共同通信)

サッカー=親善試合、クロアチアがイランとドロー(ロイター)

クロアチアはイランと2-2で引き分ける=訂正(スポーツナビ)

麻薬中毒患者夫婦が武器の密輸も

2006-05-30 09:37:48 | イランの新聞から
 覚醒剤の売買に際してに武器の密輸をしていた夫婦が、シャフリヤール(テヘラン南西部にある郡)の麻薬対策部の警官によって逮捕された。

 この夫婦の逮捕については、テヘラン州の警察が、ある人物が覚醒剤の売買に関わっている人物の報告をしたときに暴露されたものであった。

 シャフリヤール警察のキャリーミー大佐の命令により、シャフリヤールの麻薬対策部の警官がすぐにこれについての捜査を始めた。
 これによって、警察は、捜査の中で自白をした麻薬中毒の男性を逮捕した。その自白によると、その男は妻の協力によって、覚醒剤の売買と共に武器の密輸も行っていた。

 最終的に、23日にこの麻薬中毒患者の男の妻を逮捕した。
 この二人の家を捜査したところ、多くの麻薬と、15丁の短銃が150発の弾丸と共に発見された。

 この夫婦はこれらの武器を、ケルマーンシャー州のキャンガーヴァルからオートバイによってシャフリヤールに運んでいたと自白した。
                               29日付のSharq紙から

イランはアラブではない

2006-05-29 14:08:07 | イランの新聞から
 EUのハビエル・ソラナ共通外交・安全保障政策上級代表は次のように述べた。
「アラブの国ではないイランは、歴史上初めて中東地域の指導者の立場を手にしている国である。」

 スペインの報道によると、ソラナ上級代表は、バルセロナで行われた経済会議において、スペインの企業経営者が集まる中、次のように述べた。
「こうしたことから、イランにおけるウラン濃縮計画に対する緊張は、「爆撃」によってではなく「知性」によって解決され、この危機は政治と対話によってのみ取り除かれるであろう」

 ソラナ上級代表は、イランが中東地域における最大の力を持つ国であるということを強調し、次のように述べた。
「イランはパワー・ゲームの中で(世界における)第一級のパワーの一つとなるであろう切り札を手にしている。イランは今や、核、イラク、アフガニスタンといった切り札を持っているのだ」
                                              28日付のSharq紙から

5月27日のニュースから

2006-05-28 11:50:15 | 日本でのニュースから
5月27日のイラン関連ニュースから

米交えた国際核事業体を イラン国連大使が提唱(共同通信)

イラン国連大使、濃縮度「10%以下」で妥協案(読売新聞)

<イラン国連大使>ウラン濃縮工程で柔軟姿勢アピール(毎日新聞)

イラン、イラク関連の米国との協議に当面は応じず=モッタキ外相(ロイター)

対米直接対話の意思なし=イラン外相がイラク訪問(時事通信)

<イラン外相>イラクを訪問 核開発に一定の理解示す(毎日新聞)

日本の役割「極めて重要」 米高官、対イラン制裁期待(共同通信)

日本、イラン倒し決勝へ=フットサル(時事通信)

ワールドカップに関する調査

2006-05-28 11:39:05 | イランの新聞から
 イラン大学生調査センターは、2006年ワールドカップ・ドイツ大会におけるイラン代表チームの出場について興味深い調査を行った。

 最新の調査によると、72パーセントのテヘラン市民が、ワールドカップ出場のための代表チームの親善試合が足りなかったと見なしている。

 5月15日に行われたこの調査においては、15才以上のテヘラン市民が回答をした。そこでは、親善試合が十分であったと回答した市民は27.2パーセントしかいなかった。また、57.3パーセントが親善試合の相手が弱く、適当ではなかったと答え、27.7パーセントが適当であったと答えている。

 43.4パーセントが、代表チームが一次リーグを勝ち抜く可能性が低いと考え、29.7パーセントが突破できると見なしている。

 この統計は、2月に行われたものと比べて、ワールドカップが近づくにつれ、代表が一次リーグを勝ち抜く可能性があると答えた人が減っている。この時は、34.4パーセントが勝ち抜けないだろうと回答し、27.7パーセントが分からない、21.9パーセントが勝ち抜けるとしていた。

 この調査の結果は、36.4パーセントの人が準備は十分であるとし、32.3パーセントがまあまあ、31.3パーセントが不足していると評価している。同じ質問を2月の調査結果と比較してみると、27.2パーセントが十分である、23.6パーセントが不足していると答えていた。

 回答者の多くが、代表は難しいグループに入ったと考えている。これについては、54.9パーセントが難しいグループと、36パーセントが普通、9.1パーセントだけが楽なグループであると見なしている。多くの回答者(57.3パーセント)が、ワールドカップにおける代表への政府の支援が十分であると、24.3パーセントがまあまあとみなしており、18.5パーセントが政府の支援が不足していると回答している。
                                             27日付のSharq紙から

5月26日のニュースから

2006-05-27 13:07:22 | 日本でのニュースから
5月26日のイラン関連ニュースから

イラン問題平和解決で一致 ロシアEU首脳会談(共同通信)

イラン核問題、主要国が来週協議開催の見通し=米国務省報道官(ロイター)

イラン核問題の6か国協議、来週にも外相級で開催へ(読売新聞)

イランがウラン濃縮活動を停止するなら見返りも検討=米大統領(ロイター)

北とイラン「特別な関係」強調(産経新聞)

イラン外相がイラク訪問、治安対策で支援表明(読売新聞)

退職者のクラブの増加

2006-05-27 11:42:05 | イランの新聞から
 社会保障庁の退職者クラブの数が、79年(西暦2001年)の7つから今年の144へと増加したことから、同庁の年金受給者や退職者の問題の一部を解消するため、230億リヤール(約250万ドル)を国内各州の社会保障庁の退職者クラブの無利子銀行への貸付金解いて支出することとなった。

 社会保障庁の広報室と国際局の報告によると、同庁は、社会保障庁の各退職者クラブへ毎年、巡礼や観光旅行を希望する年金受給者や退職者への金銭的援助を行うために予算を割いており、今年も460億リヤール(約500万ドル)を巡礼や観光旅行を希望する1万5千人以上のために支給することになっている。

 この報告によると、社会保障庁は毎年、アーバーン月22日(西暦11月12日頃/地食者と賢者の日)に退職者や年金受給者とその配偶者を選んで、コインや盾を贈り、彼らを顕彰している。
                         5月25日付のSharq紙から

5月25日のニュースから

2006-05-26 15:30:59 | 日本でのニュースから
5月25日のイラン関連ニュースから

イラン核 見返り案、米欧に溝 6カ国高官会合、協議持ち越しも(産経新聞)

イラン見返り案で一致せず 6カ国会合(共同通信)

イラン核、合意至らず…6か国高官協議終わる(読売新聞)

イラン核問題など討議へ ロシアEU首脳会議(共同通信)

イラン問題の早期解決要求、イスラエル首相が米で演説(読売新聞)

豪リオ・ティント、イラン金鉱プロジェクトから撤退へ(ロイター)

9月にも契約破棄と警告 アザデガン油田でイラン(共同通信)

イラン・アザデガン油田開発、従来通り推進したい=官房長官(ロイター)

日本に対イラン金融制裁を要請 米報道官(朝日新聞)

対イラン外交措置を論議=ロンドンで日米高官協議(時事通信)

W杯までに試験終了…イラン政府、TV観戦をアシスト(読売新聞)

5月24日のニュースから

2006-05-25 11:07:37 | 日本でのニュースから
5月24日のイラン関連ニュースから

核問題で日欧など高官協議 対イラン圧力強化へ調整(共同通信)

米とイスラエル、イラン核問題の「平和解決」を強調(朝日新聞)

米との対話仲介依頼か イラン、アナン氏らに(共同通信)

イラン、核問題で米国との直接協議を希望=米紙(ロイター)

「イラン核」で6か国高官協議、中露の対応焦点(読売新聞)

イラン見返り案を協議 核問題で日欧高官ら(共同通信)

イラン核 米、安保理枠外で圧力(産経新聞)

学生デモ隊が警察と衝突、40人負傷=イラン(時事通信)

<イラン>政府系ペルシャ語有力紙に発行停止命令(毎日新聞)

西岸撤退計画に理解、イランへ警告=イスラエル首相と会談-米大統領(時事通信)

イラン、長距離ミサイル実験を実施=イスラエル治安筋(ロイター)

イラン系の名前に対する軽視

2006-05-25 10:48:54 | イランの新聞から
 残念ながら近年、テレビ番組などが制作されるとき、その中でいつも、イラン系の名前や、シャーナーメ(王書=イランで最も有名な英雄叙事詩)の中で目にするような名前が、悪人や麻薬中毒者といった、悪役の名前として使われていたり、コメディアン、道化役といった人の名前がすべてイラン系の名前なのです。
 私はどうしてこう言うことになるのか分かりませんし、放送局の番組制作者たちが、こうしたことの結果を全く考えていないのでしょうか?歴史から得るものを全てが嘲笑の対象となっており、我々の歴史ある名前が価値のない者と見なされているのです。我々はイランのアイデンティティをイランの若者から手にし、誇りに思うようにと若者に手渡すものは何もないのです。
 今やこのアイデンティティを持たない若者が、どうやってこの国の未来を作ることができるでしょうか?その時、ペルシア湾をアラビア湾と書いた雑誌を読んだときに、あるいはカタールのアミールがテヘランで歴史を否定したときに我々は悲しみ、怒り、我々の国の放送局がまさしくこうしたことを行っているということに気付かないと宣言することになるのです。
                             24日付のSharq紙から

国内の重要河川の汚染調査

2006-05-25 01:02:52 | イランの新聞から
 環境庁の水質土壌汚染調査局のソルーシュ局長は、国内の9つの重要河川の汚染状況の調査を始めると発表した。ソルーシュ局長は次のように述べている。
「国内の重要河川の汚染減少総合計画のために、セフィード・ルード、カルヘ川、スィーミーネ・ルード、ザリーネ・ルード、ホッレ川、ゴルガーン・ルード、ハラート、それからオトラク川とアラス川の二つの国際河川の汚染状況の調査を開始した」

 局長はこの計画の開始に当たっての政府支出金を、60億から70億トマーン(約660万ドルから770万ドル)と発表した。
「これらの河川の一部の調査は一年で済むであろうが、セフィード・ルードのような大きな河川は二年計画で行う予定である。
 国内の重要河川の汚染状況が明らかになることで、汚染度や河川の汚染地点、汚染除去の方法、汚染に関連している企業などの義務を明らかにすることができるであろう。
 調査の終了後、河川の汚染測定基地を設置し、それを中央センターと結び、定期的に観測を行い、何か変化が起こったときに速やかな行動が取られるであろう」

                             24日のSharq紙から

5月23日のニュースから

2006-05-24 10:29:20 | 日本でのニュースから
5月23日のイラン関連ニュースから

対イラン制裁、溝深く 独中首脳会談 中国、反対を堅持(産経新聞)

少数民族揶揄した風刺画掲載の政府系紙、イランが発禁(読売新聞)

「イランリスク一考を」日本の金融機関に自粛促す(読売新聞)

対イラン取引、自主的見直しを=邦銀にも自粛働き掛け-米(時事通信)

イランの核開発、湾岸諸国の環境上の脅威にも=UAE(ロイター)

イランで初の鳥インフルエンザ?2人死亡(読売新聞)

鳥インフルで兄妹死亡 イラン、ヒトへの感染初(共同通信)

イランで初の死者か=鳥インフル(時事通信)

風刺画に対するタブリーズ市民の抗議

2006-05-24 03:33:20 | イランの新聞から
 何千人もの人々がタブリーズの通りに繰り出し、テヘランの朝刊紙の中でも最大の発行部数の新聞の一つであるイラン紙に掲載された風刺画に抗議を行った。

 タブリーズ発のイルナー通信によると、イラン紙に掲載されたアーザリー・トルコ語を話す人々への侮蔑混じりの風刺画に関して、タブリーズの何千人もの市民が通りに繰り出し、アーザリー・トルコ語使用者たちの名誉回復を訴えるスローガンを掲げた。
 このデモ行進は月曜日の午後4時から市内の何カ所かで始まり、次第に人数を増やし、東アゼルバイジャン州庁舎へと向かった。他にも大学生たちもまたこの動きに加わり、タブリーズ大学に向かって抗議のスローガンを掲げてアーザリー・トルコ語使用者たちの権利の保護を訴えた。

 こうした人々の動きは広がり、市内の二方向からの行進は一つとなりつつあったが、警察がそれ以上の抗議活動を阻止した。

 記者たちの報告によると、タブリーズのバーザールは休日であったにもかかわらず、商人たちもこの動きに加わり、若者や大学生たちと共にアーザリー・トルコ語使用者たちに対する侮辱に遺憾の意を示した。

 市内二カ所で始まった抗議デモの合流が阻止され、市内の中心部に集まった人々は東アゼルバイジャン州庁舎とタブリーズ知事公邸の方へと向かった。
 デモ行進の参加者たちはアーザリー・トルコ語使用者たちへの侮辱に対する抗議のプラカードを掲げて東アゼルバイジャン州庁舎前に集まり、この風刺画への抗議を行った。

 この事件の発生について、内務省のレザヴィー治安局長官はイルナー通信記者のインタビューに対して次のように述べた。
「タブリーズで起こったことは、侮辱への抗議を超えているように思われる」
 そして、この抗議デモが許可なく、不法に行われたものであることを強調し、次のように意見を表明した。
「不法にこうした集まりを行った人々、この人々をならず者の集まりにしてしまった人々は法的観点から言えば、不正な行為を実行したものであり、この問題は捜査されるであろう。警察とそこにいる人々は自らの法的な義務を実行することで事態を沈静化するであろう。内務省における我々にとって基本となるものは、市民権法に従うことであり、不法な行為によって人々の権利を侵害するような事柄を許さないであろう」