遅くなりましたっ！！

　皆さん夏合宿お疲れ様でした！！色々やることやってるうちに日が随分と経ってしまいました。ごめんなさい。夏も終わりですかそうですか。

　四泊五日はなかなかハードだったのではないでしょうか。体力的にも、精神的にも。特に後者かな。演劇ではかとすると体力以上に必要とされるものかもしれません。

　合宿の最後はなかなか憎い演出だったと思います。演出家として見習わせていただきますね^^）



　夏合宿中のＭの練習については、合宿の最後にも述べた通り発表シーンを現地で変更してしまいショックを受けた人もいたと思います。また、これは単に僕自身の能力の問題ですが、僕が役者練を見る際にその場で的確な事を言えず役者を混乱させてしまった事もあったかと思います。重ね重ね申し訳ありませんでした。

　論点のすり替えになるかも知れませんが、それでも疲れているだろうに朝早くから自主練を行っている人を見たり、又は練習の後も夜遅くまでＭについて話し合った人がいた事を知ったりして改めてみんなのやる気を感じた次第です。

　そのやる気に応えていくためにも、今回の反省を経て演技を見た際の自分の言葉数を減らすのではなく、むしろ演出家の目から演技を見て感じた事は余すことなく伝えて行きたいと思っています。その場ですぐに言えなかった事についてはこちらのブログに書く事もあると思いますので、時折覗いてやって下さい。そして「それは違うだろ」とか「自分はこういう意見なのだけど？」とか感じたことはブログにコメントするなり、直接話すなりしてくれるとありがたいです。夏合宿の最後にも言いましたがイメージの共有は大事です。


　というわけで。
　４日目通しを見た感想を少しだけここに書かせてもらおうと思います。
（細かい点については評価シートに他の方の評価と併せて載せてもらう事にします）

【２Ｂ】
　完成度の高いシーンだったと思います。ＳＰの一体感が良くて印象抜群。それに負けないだけの存在感が他のキャラクターにもちゃんと備わっています。ただ、毎回の動きがパターン化していてこれからこのパターンの２Ｂから抜け出せなくなってしまう可能性がある。９月以降はこのフォーメーションを積極的に壊して別のパターンを演じていきましょう。全く別の動き方をしてみる事で、今回のパターンのうちでも『たまたま都合の良かったから』パターン化していた動きと『○○を伝えるために必須だから』パターン化していた動きの２つが見えてくると思います。前者については他の動きをどんどん追究して、後者の動きは更に磨いていけるといいよね。　


【３】
　２Ｂは８月前半での自主練でも練習を行った一方で、シーン３はこの夏合宿の短い期間の中でほとんど一から組み上げを行いました。それにもかかわらずちゃんとひとつながりのシーンとして完成しており、ここに結びつくまでの速度はかなりのものだったと思います。夏合宿限定レードのしおんも含めて、８人とも本当にお疲れ様でした！

　これだけたくさんの登場人物が居るシーンでは、「シーンがごちゃっとする」という事態は必ず避けては通れないものです。シーン３の人たちには２Ｂの人たちよりも一足お先にその難題に向き合ってもらった形になります。でも、スーザンボブケーリーの３人組、ディックシンシアの２人組、マーマレードの２人組でそれぞれまとまりができていれば、観客からは３つのグループの掛け合いとして場面が整理されて見えてきます。８人の中の１人としてどう動くかを考えるより、グループ内のまとまりを意識すると良いのかも。どんどん良くなって来ているので、「３人感」や「２人感」をもっと出していきましょう！！


【アンサン】
　よくもこの数日間でここまでできるものですね……僕だったら無理かと。
　個人で踊る所はもちろんの事全体で動く所もまとまりがあってよかった。
　全員が楽しそうにやっている所を見ると見ている方もたのしくなってくる。
　踊りの振り付けの細部についてはかすみやさやに指摘を譲るとして、脚本家からは別のコメントを。「テロリン♪」で疑問を浮かべる所など以外の普通の踊りの中でまだ時折照れくさそうな感じの人がいた気がしました。今回の発表では構わないけど、振り付け自体に慣れてきたら今度は一人ひとりが単なる踊り手ではなくて、一人の工員（又は貴族）である事を意識していきましょう。そのうちアンサンの台詞を誰が話すかについても決めていくことになるので、それに合わせて「自分は～な性格の工員だ」って設定を膨らませてみてください。




　夏合宿が定演に向けてのＣとＭのスタート地点だという話が定実挨拶でありました。いやー、スタートしてしまったものは仕方が無い。やるっきゃない、って事です。段々大変になってきましたね。


　でもほら、大変に感じる位の事じゃないとやってて楽しくないって。