先日、いつも剣道の道場に来ている友人たちと浅草に。なぜかというと、稽古に来ている人の中で鰻やさんを営んでいる方のお店がここ浅草にあるからです。都営浅草駅から徒歩2分ほどのお店なのですが、4代も続く老舗のようで風情のあるたたずまい。珍しい鰻の肝焼き、うな重はとても柔らかで堪能させていただきました。普段は質素ですから、こんな贅沢もたまには。
その後は仲見世通りを通って浅草寺→花やしきという観光の定番コースを楽しんできました。仲見世通りやはり観光地だけあってごった返してますね。..外人が喜びそうなディスプレイがいっぱい。
この通りで途中夕立があったのですが、ふと上を見ると屋根が自動シャッターで降りてくる!ハイテク化の波が...
花やしきは敷地面積が妙にせまいのに、ぎっしりあれだけのアトラクションがあるのには驚かされます。ディズニーランドのように待ち時間も長くないですし、童心に帰れますね、こりゃ。勝つ気満々だったレースゲームに惨敗してフリーフォール(逆バンジーのようなアトラクション)にのるはめになったんですが、これはものすごい迫力、一瞬で浅草の町並みが視界に入ってきました。
その後は神谷バーという、明治から続く老舗の居酒屋へ。ここも一種の観光地になっているらしく、かなりの込み具合。そこでの浅草名物は「デンキブラン」とよばれるカクテルです。デッキブラシみたいなネーミングですが、当時(明治時代)西洋から入って来た物珍しいものに「電気」という呼び名をつけたそうです。ベースがブランデーで、その他ジンや薬草も入っているそうですが...何しろアルコール30度もあるので(当時はなんと45度)、ちびちびいかないとかなり...きついです。
最後は隅田川沿い、水上バス乗り場近くで開かれているミニコンサートに行ってきました。夜になるとライトアップされ、どことなくローカルな雰囲気がまたいいです。
ちょうどその時間帯に東京湾花火大会も重なり、コンサート会場のバックには花火が。アコースティックギターに乗せた歌を聞きながら、ときおり屋形船を臨むロケーションは締めには最高です。お盆中という事もあってさほど込んでいませんでしたが、8月末までやっているそうですよ!
忙しくなってきたので夏のイベントは終局を迎えそうな雰囲気なんですが、東京のローカルな場所を一日かけて回るっていうのはいいもんですね。これからは「矢切の渡し」を渡ったり、醤油工場を見学したりと「大人の遠足・現場学習」的ニュアンスでいろんなところに行きたいものです。
繁華街で遊ぶのもいいですが、これからは古き良き街を味わえるオトナになりたいものです。
東京でもこんなところがあるのか?と最初はかなり驚きました。
まさに下町、両さんの世界が今でも味わえるいい町ですね。。
東京に住んでるころは人が多くてイヤでしかたなかったのですが、最近は少し東京を懐かしく思うときもあるようになりました。