奄美自然観察記

高のフィールドより

番外編(北海道26)3つの環境を観察 川湯

2013-08-14 23:22:08 | 昆虫




摩周湖の近くに川湯という小さな温泉町があります。ここに「つつじヶ原自然探勝路」という森林滞、つつじ滞、はいまつ滞の3つの環境を観ることができるところがあり、なかなか面白い。ミズナラの樹液に4匹のカブトムシがいました。北海道では外来種です。奄美のサイカブトムシみたいですね。





つつじ滞では、日本一と言われる広大なイソツツジの群落が拡がっています。今は花が終わって実が付き始めていました。面白いことに、ケズネアカヤマアリというアリがイソツツジの落葉を集めて「アリ塚」を造り社会生活を営んでいます。近くでマメコガネを補食していました。



はいまつ滞では、ハイマツがマツボックリをたくさん付けていました。このマツボックリ、中に小さな実があり、ホシガラスやカラスが食べます。シイの実のような味がして結構美味しい。


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