奄美自然観察記

高のフィールドより

須子茂・瀬武古道下見の下見  キビタキなど

2017-05-18 20:19:59 | 鳥類



今日は天気も良く、加計呂麻島(かけろまじま)は、須子茂(すこも)・瀬武(せたけ)古道の下見の下見に出かけました。朝8時10分古仁屋(こにや)港を定期船・「フェリーかけろま」に乗って約25分、生間(いけんま)港へ到着。生間港から車でご案内いただいたKさんには、大変お世話になりました。直接須子茂へ行くのではなく、まずは地元・諸鈍(しょどん)のデイゴ並木へご案内してくださいました。有名な「諸鈍のデイゴ並木」ですが、今年は特にたくさんの花が咲き、とても美しく、見ごたえがあり、幸運でした。




Kさんに、いろいろと古い地図などを見せていただき、午後11時30分、いよいよ須子茂小学校の近くから山道に入っていきました(写真1枚目)。しばらく行くと、最近は通る人もいないらしく、ススキや低木が生えていて、持参してきた鎌で払いながらでないと、進めない場所も結構ありました(写真2枚目)。約1時間進んで行くと、森で覆われたとろは日が当たらないため、下草もあまり見られず、歩きやすいところへと続いて行きました(写真3枚目)。




2時間ぐらい進んだところで、腹ごしらえにおにぎりなどを食べて休憩していると、すぐ近くに私の様子を見に来たアカヒゲ(写真1枚目)や、ご夫婦で私を観に来てくれたメジロ(写真2枚目)などがいて、思わずポケットからコンパクトデジカメを出して、撮影しました。しばらく行くと、キビタキ(写真3枚目)もよく鳴いてくれました。




後半になって蛇類も現れました。とぐろを巻いて休んでいたのはアカマタ(写真1枚目)で、起こしてしまいました。じめじめした場所にいたのはハブ(写真2枚目)、かなり判りにくくて、ぎょっとしました。そして終点近くになって、遠くは古仁屋の町まで見えるほど展望出来る場所もありました。結局、藪払いや途中ちょっと道に迷いかけたりしたため、瀬武近くの県道へ着いたのは、約4時間経った午後3時30分でした。少しきつかったけれど、大変楽しい下見(の下見)を、させていただきました。

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