最後に、これまで紹介した野鳥や植物以外で印象に残った生物のいくつかを
紹介いたします。
無人島といえば、そこに行った人にとっても水は特に生きていくうえで欠かせない
最も大事なものです。江仁屋離の南側の崖を上に登った草地が拡がる丘に、小
さな水たまりを2か所見つけました。そして、よく観るとリュウキュウカジカガエルと
ヌマガエルの2種のオタマジャクシと成体を確認しました。これまで行った無人島
の5つの島では、最も水がある島であることが分かりました。(ありがたい。)
ソテツの葉の隙間から顔を見せたオオシマトカゲ(幼体)。
北側の急峻な崖の中腹にいたノヤギ1頭を確認しました。見つけた糞も少なく、
現在は、ノヤギはこの1頭だけかもしれません。
クモを狩って砂浜を引きずって運んでいるツチバチ、種名は判りませんでした。
南側の広い砂浜では7頭のウミガメの産卵跡を確認しました。すぐそばの海では
アカウミガメ1頭がすっといて、時折このように顔を水面上に出していました。
30分ぐらいですが、北側の浅い海に潜ってみました。しばらくして、このクマノミ
4匹がイソギンチャクのそばで泳いでいました。コンデジの写真で、うまくは撮れ
ていませんが、実物はとてもきれいで感激しました。
無人島で滞在するには、絶対に必要なものは水と塩と思いますが、その水は「リュウキュウカジカガエルとヌマガエル」がいた水溜まりの水でしょうか?
このカエル達は人間が持ち込んだ生きものだろうか?
珍しい動植物を紹介して頂き、有難うございました。
す。無人島に行ったら水のありがたさなどが実
感できると思います。カエルは人間が持ち込ん
だものと言うよりは、流木など漂着物などで運
ばれてたものではないでしょうか。