奄美自然観察記

高のフィールドより

大きさでは判るが・・・  アマミトガリナナフシ

2024-08-08 16:17:09 | 昆虫

今日も暑い一日です。小笠原諸島の南で台風5号が発生し、今後北上していくようで、奄美にはあまり影響はなさそうです。林道脇で植物を観ていてふと見上げると、エゴノキのちょっと高い所にアマミトガリナナフシが止まっていました。周りにはシダ類が垂れ下がっていて、ちょっと紛れ込んで判りにくくなっています。以前は、アマミナナフシと出ていた図鑑も改訂版では、アマミトガリナナフシとなっていました。体長が約15cm近くあり、かなり大きいので雌個体と判ります。アマミと名が付くので、奄美だけにいるのかと思いきや本州以南から奄美まで分布しているようです。同じくよく似た少し小さなナナフシモドキと言うのもいて、やはり本州から奄美まで分布しているようです。両種は触覚が短い点でもよく似ていて、ナナフシモドキが少し小さいだけなので、区別が難しい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、あちかん一日だりょっと。小笠原諸島ぬふぇ方じ、てーふ5号ぬいじてぃ、なまらにし方ちいきゅんあんぶぇし、わきゃ島ちやきゃんねんにし、しゅりょっか。林道ぶちじ草ばにしゅてぃ、うーばにしゃっとぅ、チャマギィぬなありたあさんどろじアマミトガリナナフシぬ止まとぅりょうたっと。ぶちじやシダぬしじょぬ垂れ下がとぅてぃ、なありまむぃくらさってぃ判りぐるさなとぅりょっと。前や、アマミナナフシちいじとぅたん図鑑だか、改訂版しやアマミトガリナナフシちなとうりょうたが。どぅうぬ長さやて~げ15cm近さもあてぃ、いころふうさりょんかなウナグムシち判りょっと。アマミち名ぬちきゅんかな、わきゃ島じだけうんかいち思うば、本州らふぇ方ぬわきゃ島がり、うんあんぶぇだりょっと。同じむる似しゅん、なありいなさんナナフシモドキち言ゅんむんだかうてぃ、やっぱし本州らわきゃ島がれぃうんにししゅりょっと。たあちぬしじゃや触覚ぬいっきゃかんどろだか、むる似しゅてぃ、ナナフシモドキぬなありいなさんだけかな、違いぬ難しゃりょっと。

 

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