奄美自然観察記

高のフィールドより

食べられていた実  シマタゴ  

2014-04-23 19:05:51 | 植物




早朝は17度と、ここ数日は20度以上あったので少し肌寒く感じられました。朝はぐずついていた天気も少しずつ回復し、昼は暖かくなりました。林縁近くでは、3月に花を咲かせていたシマタゴの実が、ひらひらと風に揺れています。シマタゴの実は、長さ2~3㎝、幅3~4㎜程の翼果(よくか)と呼ばれる片プロペラのような形をしていて、実が熟するとらせん状にぐるぐる回り、広がりながら落ちていきます。実ったばかりのこの実(写真3枚目)は、すでに虫か何かに食べられたようです。春には花を咲かせ、秋には実を落とし、冬には葉を落とす落葉樹のシマタゴは、風と共に生きる木のようです。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかなふぇっさや17度ち、こねだらぬ何日かや20度あまりありょうたんかな、なありくゎひぐるかんにししょりょうたっと。ひかんまやぐずつきょうたん天気だかなありじちむちなおし、ひんまや温さなりょうたっと。山んぶちじや、3月花ば咲かしゃんオヤギィぬ実ぬ、ひらひらちかじとぅゆらゆらしょりょっか。オヤギィぬ実や、長さ2~3㎝、幅3~4㎜brちぬ翼果(よくか)ちいゃっとぅん片プロペラにししゃんだっかしゅりょうてぃ、実ぬ熟むぃばらせんにしぐるぐるもおてぃ広がりがちなうてぃてぃいきょっと。春にや実ばうてぃし、秋にや葉ばうてぃしゅん落葉樹ぬオヤギィや、かじとぅまあじん生きちゅんきぃにししょりょっか。

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