


数年前に知り合いの庭から分けてもらったタイワンホトトギス。
手入れもしないのに、毎年この時期に美しい花を咲かせてく
れます。もちろんこれは園芸種ですが、沖縄にわずかに自生
種が残されているようです。名の由来は、花の斑点模様が野
鳥のホトトギスに似ているとのこと。おそらく名付けた方は斑
点模様の多い幼鳥を思い浮かべたのかもしれません。ちなみ
に植物は「杜鵑」で、鳥のほうは「杜鵑」のほか「不如帰」など
とも書きます。

何年かめぇ知ちゅんちゅぬ庭らをぇてぃむらたんタイワンホトト
ギス。ぬんしらんなんてぃ、毎とぅしくん時期きょらっさん花ば咲
かしくりりょっと。あたりまえあんば、くれぃや園芸種ありょんじ
ゃが、沖縄じやなありくゎむとらあんしじょぬ残さっとぅりょんちど。
名ぬいゃれぃや、花ぬ点々模様ぬトゥリぬホトトギスとぅ似しゅん
かなち。て~げ名ばちきたんちゅや点々模様ぬふうさしゅんわー
さんトゥリばおめぇじゃしゃんだろ。花や「杜鵑」ち書しぃ、トゥリや
「杜鵑」とぅ「不如帰」ちんきゃだか書きょっと。
布、日本では 13種(変種を除く)が確認されて
いて、うち 10種は日本固有種です。で、タイワ
ンホトトギスは、沖縄と台湾に野生種が分布し
ていることで、この名が付いています。