奄美自然観察記

高のフィールドより

純白の毛に覆われた花  ハナガサノキ

2024-05-20 17:58:25 | 植物

天気は少し下り坂のようですが、今日は雨も降らずに済みました。北部林道脇でわさわさと広がっていたのは、ハナガサノキでした。常緑つる性でアカネ科のハナガサノキは、秋から冬にかけてみられるオレンジ色の実がよく目立って目を引くのですが、薄緑色の花はあまり目立たないようです。高い木によじ登っていることが多く、このように低い位置で広がっているのは観察しやすくてありがたい。まだつぼみが多い10個前後の集まった花が、さらに束になって寄り集まっているさまは、確かに花傘のようです。開いている小さな花をアップで撮影してみると、美しい純白の毛に包まれていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

天気やなあり下り気味だりょんじゃが、きゅうや、あむぃも降らんてぃ済みょうたっと。にし方ぬ林道ぶちじ、わさわさちひるがとぅたんや、ハナガサノキだりょうたっと。常緑つる性あてぃアカネ科ぬハナガサノキや、秋ら冬がれぃにゃあれぃん橙色ぬ実ぬむるむぃ立っち、ちゅんむぃば引きゅんじゃが、薄緑色ぬ花やあんましむぃ立たんにししゅりょっと。たあさんきぃちよじ登てぃうんくぅとぅぬふうさあてぃ、かしゃんだっか低かんどろじひるがとぅんや、にいやかんかなありがてぃなむんだりょっと。まだつすぅぼみっくゎぬふうさんとぅうべりぬ集またん花ぬ、また束なてぃゆり集まとぅんどろや、ちゃど花傘にしにゅりょっか。あしゅんいなさん花ば、だいばんし写しにしゃっとぅ、きょらさんまっしるしゅんひぎとぅ、まかっとぅりょうたっと。