命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

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ゴミとして捨てられた子猫たち

2021年06月23日 14時21分52秒 | 事件
2021年6月13日の朝、長崎市内のゴミ収集所で、なんということだろうか、ゴミ袋に入れて捨てられていた生後間もない四匹の子猫の赤ちゃんが見つかり、保護された。

子猫たちは前日の12日の朝から鳴いていて、声は確認されていたのだが、その日は保護までには至らなかった。

13日の朝、まだ声がするので探してみた発見者はゴミ袋の中の下の方で泣きながら動いている生まれたての子猫たちを見つけ、動物保護団体に連絡してくださった。その駆けつけた団体代表の方から警察に通報された。

犯人を捕まえる証拠をとるべく警察の支持通りかわからないが、警察が来るまでむやみに触れないようにしてだと思うが、ゴミ袋に穴を開けて待っていた。その様子は下記のページの写真や動画で確認できる。

そこで、助かって良かった!と終われるものだと良かったのだが、webニュースやサイトを一通り見て大きな違和感を感じてしまったのだ。助けようとしてくださったことには感謝の気持ちで一杯なのだが・・・。随分迷ったが率直な意見を書かせていただくことにした。

素人なので誤解があったとしたら謝ります。けれど、素人が抱くであろう不信感は動物保護活動全体としてマイナスなイメージを与えかねないので、保護活動を応援するためにもアップしたいと思う。

違和感その1.
警察官を含め、現場にいた人たちは本当に命を助けたいと思っているのだろうか?それとも助からないと諦めていたのだろうか?

無造作にコンクリートに置かれた子猫たち。中にはほとんど動けないほど弱り切った子猫もいた。物じゃないのだから、ハンカチやタオルの上に乗せてあげてほしかった。

2-3時間に一度授乳する必要があるという生まれたての子猫。一刻を争う危険な状態であることを保護活動している人ならわかっていたはずではと思う。濡れたままの体は直ちに温めなくてはならないことも知らないはずはないのだけれど・・・。

一昼夜経ってしまって、もう何をやっても助からないことを知っていて、犯人逮捕に重きを置いたのなら、やむを得なかった対応だったことをSNSなどで説明するべきだし、そうでないなら命を助けることを最優先にするべきではないのかと大きな疑問と不信感を抱いてしまった。

ゴミ袋の中身は触らないでおくので、危険な状態の子猫たちを救出したいこと、その様子は動画を撮っておくからと、もしもそうお願いしてくれていたのならば、警察の方もそれを許可してほしかった。

違和感その2.
弱った子猫たちにいきなりミルク?

脱水状態の人には普通はまず水か薄めたスポーツドリンクである。重症なら点滴だ。動物も同じはず。その後直ちに病院へ連れて行くものではないのでしょうか。YouTubeで見つけたのだが、ミルクボランティアさんのところでその後もミルクを飲ませられていた子猫たちはよく飲めないまま衰弱し、翌日までには次々と4匹とも亡くなってしまった。

違和感その3.
あれだけテレビで放映され、ニュースにもなった事件にもかかわらず、代表さんはインスタやFacebookでその後の子猫たちの詳しい経過報告をしないのはなぜ?

お墓を造りたいのでお金を寄付してくださいと言うのだが・・・。


せっかく保護してくださった命が助からなかったのは本当に本当に残念でならない。納得できない疑問点がいくつかあるけれど、尽力くださった方たちには素直に感謝したいと思う。

収集車の中でゴミにまみれての圧死ではなく、清潔なお布団の上で一晩でも眠ることができたのはその方たちのおかげだからだ。感謝します。

一方で動物を、それもいたいけな赤ちゃんをゴミのように捨てることができる人には何かが欠けているのだろう。その非情な行動や欠けた部分を怒り悲しむ気持ちは忘れたくはないが、どうにかできるものでもないように思う。

愛護法をもっと厳罰化すること、法律とそれに反した場合に受ける報いを知らせること、そして何よりも望まれない動物が産まれないようにすることの大切さを知らしめること、生まれた命は助けること、飼うなら責任を持って飼うことを当たり前にすることなどに力を入れたいと思っている。

今回、ゴミ袋の中には封筒などの証拠品が入っていたようなので、最低でも犯人の書類送検くらいはやっていただきたいと思う。これで逮捕はおろか、書類送検さえもできないならば法律が甘すぎるのだから。もしくは特別扱いの人だったとかもあるかもしれないが・・・。

それにしても、動物を物扱いする愛護法が捜査方法にも表れていて、動物の命が軽んじられているようで本当にやるせない。人間ならまず救急車に送るはず。証拠は後からだ。

今回のように子猫たちを扱っていて、どうやって犯人に命は大切だと教えることができる?!

4匹の子猫の命が無駄にならないように祈るばかりだ。

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まいどなニュース 2021.06.15(Tue)
https://maidonanews.jp/article/14372664
ごみ袋に生後間もない「赤ちゃん猫」4匹 生きたまま他のごみと一緒に…異常な捨てられ方に「信じられない」
渡辺 晴子
長崎市江川町のごみステーションで、生後間もない赤ちゃん猫4匹が他のごみと一緒にごみ袋に入れられて捨てられていたことが分かりました。長崎県警大浦署が動物愛護法違反の疑いがあるとみて捜査しているといいます。
110番通報をし、赤ちゃん猫4匹を保護した同市の動物愛護団体「R&G長崎の保健所の命を救う会」代表浦川たつのりさんは「生後間もない赤ちゃん猫をごみと一緒に捨てるなんて信じられません。出産時に使用されたみられる汚れた毛布などもあり、おそらく自宅で出産した赤ちゃん猫と思われます。犯人を捕まえてもらいたいです」などと怒りをあらわにしています。


長崎市江川町のごみステーションで、生後間もない赤ちゃん猫4匹がごみ袋に入れられて発見された/浦川さん提供・動画よりキャプチャ撮影


ごみステーションから鳴き声が…住民から保護団体代表に連絡
浦川さんによると、赤ちゃん猫が見つかったのは13日朝。ごみステーション近くの駐車場を利用していた住民が前日の12日朝、動物のような鳴き声を耳にしましたが、その日は、どこから鳴き声が聞こえるのか場所が分からなかったそうです。
しかし、13日朝にも同じ鳴き声が聞こえたため、捜索。すると、ごみステーションのところから鳴き声が聞こえてくることに気付き、ごみ袋を調べたところ、赤ちゃん猫2匹が動いているのを確認しました。そこで、住民は保護活動をしている浦川さんのところに連絡を入れたといいます。
連絡を受けて急きょ、ごみステーションに駆け付けた浦川さん。現場を見ると、ごみ袋がたくさん積まれていて一番下に赤ちゃん猫が入ったごみ袋が置いてある状態でした。110番通報し、ごみ袋に呼吸が十分できるように空気穴を開けて、警察官が来るまで待っていたそうです。


ごみ袋に入っていた赤ちゃん猫4匹。へその緒が付いていたという/浦川さん提供・動画よりキャプチャ撮影


110番通報でごみステーションに駆け付けた警察官(浦川さん提供)

110番で駆け付けた警察官、ごみ袋のレシートや会社名の書かれた封筒なども押収
警察官が駆け付けたあと、ごみ袋の中を確認したところ、生後2、3日ほどの赤ちゃん猫4匹が見つかりました。まだ目も開いておらず、へその緒も付いていたとのこと。また、ごみ袋の中にはレシートやポイントカードの番号、会社名の書かれた封筒、メモ書きなどのごみも入っていたそうで、猫を捨てたと見られる人物に関連するかどうか調べるため、警察官が持ち帰ったといいます。


ごみ袋に入れられて遺棄された赤ちゃん猫4匹(浦川さん提供)

保護当時、赤ちゃん猫4匹は無事でしたが、その日の深夜、1匹が亡くなったそうです。浦川さんは「ごみ袋の中に丸1日入れられてなければ、助かったかもしれないのに…犯人が憎いです。こんな遺棄犯罪がなくなりますように。今回の遺棄事件は、会としては情報を発信して犯人逮捕につながれば」と訴えます。
現在、残された3匹はミルクを飲んで必死に生きようとしています。犯人の情報や赤ちゃん猫についてのお問い合わせは、浦川さんの携帯(  )まで。
   ◇   ◇
▽Facebook:「浦川 龍徳」
https://www.facebook.com/tatsunori.urakawa
▽ブログ:「長崎の保健所の命を救う会の代表のブログ」
https://ameblo.jp/nagasakihokennjyonoinoti/
▽Instagram:「浦川 龍徳」(@tatsunoriurakawa)
https://www.instagram.com/tatsunoriurakawa/
【動画】ごみ袋から出された赤ちゃん猫たち…このときは4匹とも元気でした
https://maidonanews.jp/article/14372664?page=2



長崎新聞
https://nordot.app/777178302091755520?c=174761113988793844

「悪質だ」子猫4匹をごみ袋に遺棄 長崎の集積所で発見 里親探す
2021/6/14 23:35 (JST)
©株式会社長崎新聞社


ごみ袋から救出された4匹の子猫=長崎市江川町(R&G長崎の保健所の命を救う会提供)

 長崎市江川町のごみステーションで13日朝、生まれて間もない子猫4匹がスーパーのレシートなどと一緒に市指定可燃物のごみ袋に入れられ、捨てられているのが見つかった。同市のボランティア団体「R&G長崎の保健所の命を救う会」(浦川たつのり代表)と大浦署が保護したが、14日までに2匹が死んだ。浦川代表は「25年間活動しているが、ごみと一緒に捨てているのは初めて。命を粗末にしていて悪質だ」と憤る。同署は動物愛護法違反の疑いで捜査する方針。
 浦川代表などによると、13日午前8時半ごろ、通り掛かった付近住民が鳴き声に気付き、袋の口を縛ったごみ袋の中に子猫がいるのを発見した。連絡を受けた浦川代表が現地で確認し、110番通報。駆け付けた大浦署員が袋を開けたところ、ドラッグストアやスーパーのレシート、汚れた毛布や段ボールなどと一緒に衰弱した子猫4匹が見つかった。
 4匹ともへその緒が付いており、生後2、3日とみられる。12日朝に鳴き声を聞いたとの情報もあり、発見の1日以上前に遺棄された可能性がある。子猫2匹は同会が保護し、里親を探す。
 同会には電話相談や保護の依頼が年間約千件あるが、今年はその倍以上のペースで推移している。コロナ禍に伴う外出自粛で、ペットを飼い始めたものの、適切に管理できなかったり不妊治療をせずに子どもが生まれたりして、捨ててしまう飼い主がいるという。
 浦川代表は「適切な管理は飼い主としての責任。金銭面や世話の大変さもきちんと理解して家族に迎えてほしい」と訴えている。



YAHOO JAPAN!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/990325b8975c05cc7064e6c4ff465c94abfe60ab
4匹全て死ぬ ごみ袋に子猫遺棄 「猫捨てるのは犯罪 命大切に」
6/17(木) 10:00配信
長崎新聞社


動物の遺棄・虐待の厳罰化を啓発するポスター(環境省提供)

 長崎市江川町のごみステーションに市指定ごみ袋で捨てられた生後間もない猫4匹は16日までに、全て死んだ。猫を遺棄する動物愛護法違反事件は後を絶たないが、市動物管理センターは今回のケースを「特に悪質」と指摘。「どんな形でも猫を捨てるのは犯罪。命を大切にしてほしい」と訴える。
 「全く同じ手口…」。同市の40代女性は今回の事件を知って驚いた。今春、市内のごみステーションで、ごみ袋に子猫が入れられているのを見つけた。警察への通報も考えたが、「弱っている子猫の命を守ることで精いっぱいだった」。
 女性は、飼い主のいない猫を地域で管理、繁殖を抑制して徐々に減らす「地域猫活動」に取り組んでいる。「保護活動をしているわけではないが、少しは知識がある」と子猫をすぐにタオルでくるんで温め、自宅で保護した。生後間もない猫には数時間おきの授乳が必要。しばらく睡眠不足が続いたが、「何とか元気に育ってくれている」。これから里親を探すつもりだ。
 相次ぐ子猫の遺棄に「怒りというより、悲しみの方が強い。罰も必要かもしれないが、福祉や教育の視点で啓発しないと根本的な解決にならないのではないか」と話した。
 環境省動物愛護管理室の担当者は「遺棄や虐待は犯罪行為。法的にも道義的にも許されない」と話す。昨年6月に施行された改正動物愛護法は遺棄・虐待を厳罰化。それまで100万円以下の罰金だったが、改正後は1年以下の懲役も追加された。市動物管理センターによると、段ボール箱などに入れて捨てるケースが多い。犯罪として扱うため、市民にはまず警察に通報するよう要請。その後、センターで保護している。
 県警生活環境課によると、動物の遺棄だけをまとめた認知件数の統計はなく、動物愛護法違反(遺棄)で書類送検したケースは過去1年間で1件もなかった。「捜査はしているが、多くは誰が捨てたか分からない」という。大浦署が引き続き江川町の事件を同法違反容疑で捜査している。

浦川 龍徳 (facebook.com)

(元記事)
4匹全て死ぬ ごみ袋に子猫遺棄 「猫捨てるのは犯罪 命大切に」
2021/6/17 10:00 (JST)6/18 12:53 (JST)updated
©株式会社長崎新聞社
https://nordot.app/778061372978331648?c=174761113988793844





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