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ネグレクト型虐待なのかどうか

2015年10月27日 21時18分10秒 | 事件
前回の記事で動物愛護法を紐解き照らし合わせてみた大きな目的の一つに、ネグレクト型と指摘しまうことが正しいのかどうかという疑問があったからだ。

円山動物園がウッチーの死亡事件に関しての立ち入り検査で指摘されたネグレクト(放置)型虐待とは餌や水をやらない、治療をしない、救助しないといった、直接に手を下さないで痛めつけることだが、最悪の場合もたらす結果が死であることに違いはない。

愛護法には虐待の型まで分類して謳ってあるわけではないが、

動物愛護法第四十四条の
・負傷したものの適切な保護を行わないこと

などはネグレクト型だと言える。

・健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること

は危険な場所に拘束するという手が入ることにより、ネグレクトだけでは済まされない要素が入っており、ウッチーに対する無謀な同居訓練がそれにあたると思う。

同じく第二条の
・何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにする

これにも明らかに違反している。よくよく考えてみるとウッチーはただほかっておかれただけではなく、大ケガをさせられた時から3回も意図的に雄熊と一緒にさせられ、襲撃を受け続けている。凶器と化した若い雄熊を使って何度も攻撃させているなんてまるで闘犬のようだ。その度に大ケガを負わせているのだが、信じられないことに6月20日の跛行以外は骨折さえも気が付かなかったと報告している。訓練が一ヶ月にも及び、恐怖とストレスを与えていることからも精神的な虐待も否定できないだろう。これでは身内同士の甘い立ち入り検査だと言われても反論できないと思う。

凶器はけしかけた雄熊であることは間違いないことなのに、身体的かつ精神的虐待が指摘されず見逃されているのはなぜだろうか?

このまま見過ごされていくのならば、法律や警察に対する信頼も揺らぎかねない大問題と言えやしないだろうか?

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-10-29 15:55:02
この動物園は命よりも来客数なのです。いまでも。

ウッチーとずんだとレディの飼育員は、話しかけると今でもニコニコと笑顔を返してきます。

寒帯館のユキヒョウとアムールトラは過酷な飼育状況で、水も空であったり、不衛生な緑色の水になっていました。担当課長は(ウッチーで軽処分されたSです)何度訴えてもしばらくは放置。冷房もないのに室内は24℃くらいで快適だと嘘までついて暑さに弱い彼らをずっと室内展示室に。口呼吸で辛そうな状態はyoutubeにアップされています。
証拠を残す為、心配された方達がブログやツイッターで発信しています。

市民に限定した「ウッチーの提案書」の担当もこの課長ともうひとりのいけない管理職です。
提案書が生かされればいいのですが、都合の悪いことは破棄される可能性も秘め、ウッチーのことも知らなかった市民動物園会議の皆さんと協議するなんてあきれます。
市民はこの会議に意見も言えず、傍聴も制限されるようです。前回の会議でこんな事が可決されたようです。

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Unknown (樹音)
2015-10-29 20:48:39
本当に困ったものです。反省のそぶりもありませんね。(笑)
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