先日、英国人のPhDの友人と話していた時に奨学金の話になったので、日本よりも大学の学費が高いイギリスではどうなっているのかについてシェアしてみます。なお、内容はGOV.UKのRepaying your student loanおよびStudent Loan Repaymentから引用しています。
また、少し前の資料になりますが、日本学生支援機構がまとめたイギリスにおける奨学制度等に関する調査報告書 . . . 本文を読む
研究者をしているので、独創性についていつも考えています。他には無いものをどうやって生み出すか、ということなのですが、過去の歴史を振り返ってその要素を抽出してみようと試みることをよくします。そのためによく本を読んだりもするのですが、今日は日本の特殊性について考えてみました。
イギリスにいると日本のアニメ・漫画・ゲームに興味がある人がすごく多くて、僕なんかよりもはるかに詳しい人が多いので驚かされるこ . . . 本文を読む
今回はイギリスと日本の大学(研究室)だとイギリスの方が研究メインだなと感じたのでそのことについて書いていきます。
イギリスではPI(Principal Investigator:文部科学省の定義のリンク)制度が普通で、1つの研究室は1人の研究者によって主宰されていますが、日本では1つの研究室に複数の研究者(教授・准教授・助教)であることも多いです。イギリスでは研究者が少ない分、研究機器のマネジメ . . . 本文を読む
イギリスで暮らしているとやっぱり英語って難しいと感じることが多いです。
特に頭の中で論理的思考を日本語で展開している時に英語で話しかけられると、ほとんどとっさに返せません。
そもそも私自身が英語(特にスピーキング)がうまくないということもあるのですが……。
それでもなぜ難しいと感じるのかを考えてみました。
①語順が違う
動詞・時制が先にくる英語と、最後に来る日本語ではこの違いはかなり大きいと思っ . . . 本文を読む
研究者になるにはPhDが必要ですが、日本とイギリスでは必要とされる条件が違います。
追記しながらぼちぼち書いていきたいと思います。自分の経験を基にある程度一般化しながら書いていますが、それぞれの事情で内容が異なる場合もありますので、ご了承ください。
まず、日本での博士号(PhD)の取得は一般的には、大学入学以降『学部4年+修士(博士前期)2年+博士後期3年=9年』が一般的です。
一方、イギリス . . . 本文を読む
イギリスにいると日本人はworkaholicだと言われがちですが、僕からしてみればイギリスの文化はfamilyholicに見えてしまいます。
早く帰らないと I will be killed by my wife!とか冗談めかしているのを聞くことがありますが、よく言えばそれだけ家族を大切にしている、悪く言えばそれだけ家族に縛られているとも言えるでしょう。
日本では、もちろんすべてではありませ . . . 本文を読む
『ありがとう』のように感謝を示す言葉は世界中にあります。
例えば、
Thank you
Danke
Obrigado
谢谢
などです。
英語ではThank youと『あなたに感謝します』というストレートな表現をしますが、日本語では『ありがとう』です。
有り難う=起こり難い=とても貴重である というような変遷で、階級社会構造の影響もあって『ありがとう』が感謝を示す言葉になっていると思います . . . 本文を読む
こちらに来てみて驚いたのが、ロンドンでなくても意外にも日本食が多く流通していることです。
TESCOに行けば醤油(キッコーマン)は普通に売っていますし、寿司(のようなもの、お米がとても美味しくないです)も売っています。
最寄りのSainsberyでは、少し高いですが丼物の総菜(焼き鳥丼など)も売っていました。
また、Seoul Plazaというお店では日本・韓国・中国の食材を中心にいろいろなものを . . . 本文を読む
昨日はバーミンガムに行っていました。観光と買い物を兼ねて。さすがイギリス第2の都市と言われるだけあって、ショッピングセンターなども大きく、またたくさんありました。目的地は中心部の少し南にある中華街。こちらにあるお店で醤油などの調味料が手に入ります。そちらはまた後日に記事にするとして、その帰り道でのお話です。 . . . 本文を読む