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2号機 制御室復旧22日以降

2011-03-22 08:02:03 | ■福島原発事故

2号機 制御室復旧22日以降

3月22日 4時47分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

冷却機能が失われ、深刻な事態に陥っている東京電力福島第一原子力発電所では、21日、3号機から煙が出た影響で、放水活動や外部電源の復旧作業が打ち切りになり、21日中を目指していた2号機の中央制御室の復旧は22日以降にずれ込みました。

福島第一原子力発電所では21日午後4時前に3号機の原子炉建屋から灰色がかった煙が上がり、2時間余りにわたって出続けました。さらに午後6時20分すぎには、2号機の原子炉がある建物から水蒸気のような白い煙が出ているのが見つかり、東京電力は、電源の復旧工事などに当たっていた1号機から4号機までの作業員全員を屋内退避させました。2号機から白煙が上がったあと、西におよそ1キロ離れた発電所正門付近の放射線量が、21日午後5時40分に1時間当たり494マイクロシーベルトだったのが、午後6時半には、1時間当たり1932マイクロシーベルトまで上がりました。これについて経済産業省の原子力安全・保安院は、東から西に風が吹いていたときに高い値が出たとして、風向きや時間帯が影響した可能性があるとしており、放射線量はその後、再び下がっています。この影響で、予定されていた東京消防庁や、東京電力が手配した場所を絞って大量の水を注ぎ込める特殊な車両による放水が中止されたほか、外部電源の復旧作業も打ち切りになりました。この電源の復旧作業は、失われた冷却機能を回復するカギを握るとされ、東京電力では、放水活動と並行して急ピッチで作業を進めています。21日は5号機で、原子炉などに水を供給するポンプの電源が非常用の発電機から外部電源に切り替わり、安定して冷却が出来るようになるなど、明るい兆しも見えてきています。その一方で、屋内退避によって作業が中断したことで、21日中を目指していた2号機の中央制御室の空調設備や計器類の復旧は22日以降にずれ込むことになりました。21日夜、記者会見した東京電力の原子力担当の武藤栄副社長は「ご心配やご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と福島第一原発の事故を謝罪するとともに、「原子炉は必ずしも安定した状態にはなっておらず、一刻も早く安全な状態に戻していくことが重要で、最大の責務だと思っている」と述べました。

 


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