
先日、遅い夏休みをとった。
みなかみの“天一美術館”
美術館などめったに行かないが、
ひとつひとつ、ゆっくりとみていると
すこしこころが豊かになったような・・・。
昼食は六日町の欅亭。
小さな洋食屋さんだが、次から次へと客足は絶えない。
オムライスと蟹パスタ。量が少ないような・・・。
ここ数年、ビュッフェ形式のレストランが増え、
好んで通ったものだから大食漢になっている。そのせいか・・;
天気が良かったので353から魚沼スカイライン(初めて)に入ってみた。
魚沼展望台からは、湯沢、六日町周辺の田園風景が見渡せた。
上天気!
ツマリ・アートトリエンナーレ。松代・松之山・津南・十日町など広範囲な地域に
点在するアート。定着してきたようで、底知れないパワーを感じる。
松之山温泉街近くの“夢の家”。宿泊して夢の体験ができるそうだ。
古民家を改造して儀式めいた浴槽、寝台(というよりは箱)をセットし、
特別の夢を見る衣服を着用して・・・。
ひなの宿“千歳”。
今日の宿、旅館らしい旅館。松之山温泉は日本三大薬湯のひとつなのだ。
しょっぱい。
ごはんは期待した以上。昨年のお米のはずなのに。
これでは新米の時期にもう一度、訪れなくてはいけない。
朝ごはんはお櫃を空にしてしまった。
もういちど訪れたくなる“ごはん”のおいしい宿でした。
出発です。美人林にはなんなくたどり着けた。凛とした若いブナ林。
駐車場前にあった直売所で円盤型のヅッキーニを買った。
なかなか見つけられなかったのは絶景の棚田。山道たくさん走って、
「もういいよね、絶景でなくても色々な棚田たくさん見られたし・・」
と話していたとき、急に視界が開けた。
見下ろした斜面には幾重にもかさねられた見事な棚田が・・・。
「見つけた」、「人間ってやつは・・、すごいな」。
豪雪の地。地すべりも多いそうだ。
この棚田をつくり、守り抜く人間の執念をみた思いだ。
2年ぶりの“カムループス”ごくごく自然に迎えていただきました。
夕食も朝食も楽しみ。
最初にでてくる料理、とても大切にしているようです。生ハム、クリームチーズ、ポテト、ブロッコリー、トマト、枝豆
の組み合わせ・・。オーナーシェフが釣ってきた真鯛のポアレ。
戸隠から大望峠、鬼無里(きなさ)を経由して白馬へ向かった。
ここからは初めての土地だ。
鬼無里・・・。地名だけは以前から聞いていたが、記憶に残る名。
ガソリンスタンドで“いろは堂のおやき”がおいしいこと、
祭りに使う山車の彫刻がすばらしいことを聞く。
ちなみにガソリン価格はハイオク189円
いろは堂は店内改装のためお休みだった。次回の楽しみ・・・(泣)
でも近くのスタンドで買った野沢菜おやき、
パンに似た食感の生地にたっぷり入った野沢菜がおいしかった。
お昼は十割そばののぼりにひかれて蕎麦屋(そば処鬼無里)さんへ。
品書きに“そばがき”を発見。もりと一緒に頼む。
そばがきのそば粉は、 挽き方が違うのか・・?
つぶつぶの食感(だまではないよ)がなかなかでした。
祭りに使う山車は向かい側の“鬼無里ふるさと資料館”にあった。
山車に施された精緻な飾り彫り。
漆などを使わず、木肌の美しさや年輪を生かした彫りにため息がでた。
山深いこの地域になぜ? この疑問に学芸員の方が詳しく説明してくれました。
(つづく)
◆レイトサマー2(見事な彫刻を施された祭り山車がなぜここに?)