【大阪・天王寺あべのエリア】パーソナルカラー診断サロン-RISE-

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「好き」の力はすごい/マンスリーメッセージ

2007年12月25日 | パーティ/イベント
主宰しております研修団体の会報・バックナンバーをアップしました。

■『好き』はすごい■

新緑が萌え、日差しの眩しい季節になってきました。
今月の初めのGW、皆様はどのように過ごされたのでしょうか。

私は5月3日~4日にかけて、
女性塾の方と一緒に富山県に行ってきました。

1日目は、「おわら風の盆」で有名な
越中八尾の町で「曳山祭」の見学をし、

二日目は、同じく富山県にある
「砺波チューリップ公園」で、
100万本のチューリップを観賞、

午後からは兼六園で有名な
石川県の金沢へと向かいました。

少しハードな行程ではありましたが、
気分もすっかりリフレッシュして、
心地よい疲れとともに大阪へと帰ることが出来ました。

旅行の様子は私のブログでも
リポートしていますのでぜひご覧下さい。

今回は、そのブログではあまり触れていない、
金沢の「蓄音器館」を訪れたときのことを
書いてみようと思います。


「蓄音器」というと、まず思い浮かぶのが
天才エジソンの名前でしょうか。

今から130年前、エジソンが筒状のレコードを開発し、
ボイスメモをやりとりしていたのがそもそもの始まりでした。

今のように、パソコンにデータをダウンロードして、
いつでもどこでも音楽を聞ける時代ではありませんでしたが、
だからこそ昔の人は「音楽を聴く時間」というものを
大切にしていたのではないでしょうか。

蓄音器館、初代館長の志は
「音楽を通じて地域文化に貢献する」こと。

手回し式蓄音器が消えていった昭和40年代、
捨てられている蓄音器を見て、
「直せばまだ鳴るのに…」と心を痛め、
その頃から収集を始めたといいます。

やがて蓄音器のコレクションは540台に、
SPレコードは2万枚にもなったそうです。

なんという情熱でしょうか!

その後、それらのコレクションを金沢市が譲り受けて、
2001年に誕生したのが「金沢蓄音器館」です。

「大正ロマン」をテーマにした、趣のある外観。

その門をくぐると、
まるで別世界に入ったかのような静けさが横たわり、
セピア色にたたずむアンティークの色彩が目に飛び込んできます。

時代別に並べられた蓄音器や年表、資料を見ていると、
当時の人たちの心のときめきが伝わってくるようです。

館内では常時140台の蓄音器が展示されていますが、
一番素敵だったのは、1日3回の「聞き比べ」タイム。

実際に、貴重なレコードを様々な蓄音器で鳴らし、
ガイドのお爺さんが解説を加えてくださいます。

そのときのお爺さんの輝いたお顔…

「音楽が好き、蓄音器が大好き!」
という気持ちがひしひしと伝わり、

どんな理屈や使命感よりも
「好き」というパワーが何よりも強いのだと、
改めて教えられたような気がしました。

音楽といえば、昨年から
ジャズの魅力にはまった私のコレクションには、
今ものすごいスピードでジャズのCDが増えています。

バンドをしていたときは、CDショップで
メンバーと一緒に視聴をしたり、
「何を買おうか」と迷ったりすることが楽しかったのですが、

社会人になると、お店をぐるっと一周し、
目当てのCDを買ったらさっさと店を出る…
ということが多くなりました。

今、ふたたびCDショップに
いりびたる楽しさを思い出しています。

当たり前のことですが、
音楽を愛する人が経営しているお店と、
ただ広いだけ、ただ扱っている商品が多いだけのお店とでは、
居心地の良さが違います。

そこには、新しい世界が広がっていくときのわくわく感や、
自分の中の引き出し(=コレクション)が増えていく喜び、
充実感、ときめき、高揚感があります。


今回の旅で、
「やはり、好きなものというのは
実際に自分で動いてみて、様々な出会いを通して
見つけていくものなんだな」と思いました。

女性塾もおかげさまで、今月で丸4年を迎えました。
今年から5年目の活動に入ります。

2007年は東京や大阪でたくさんのイベントを
開催していきますので、どうぞお楽しみに!


【2007年/女性塾新聞より】
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