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中々の変化球

2024年06月18日 08時00分00秒 | 技術:横山

技術:横山です。

 

今月14日からネットフリックスで配信開始した長編CG映画「ULTRAMAN:RISING」

 

監督・脚本・制作会社のすべてがアメリカ主体で作られた本作には制作発表の時からかなり興味があったので配信開始して直ぐに見てみました。

 

私の感想としては「よく出来た作品だけど何時ものウルトラシリーズだと思うと困惑する」と言った感じです。

 

と言うのも、本作で主に扱われるのは「親子関係」でウルトラマンに変身する主人公サトウ・ケンと彼を親と認識した怪獣の赤ん坊の交流で、怪獣と戦うシーンはそれ程多くは有りません。
怪獣の赤ん坊を育てる過程で疎遠になった父親との修復していくシーンもあり、ストーリーに重点が置かれていると思います。

 

その他何時ものウルトラシリーズでは見られない点としては、

変身アイテムが無い。過去作品の中では「帰ってきたウルトラマン」もアイテムはありませんが「胸に片手を当ててもう片方の手を上にあげる」位のポーズはとるのですが、こちらはそれも無く変身するのも元に戻るのも簡単にできるらしく中盤では目まぐるしく姿を変えるシーンがあります。

ウルトラマンの正体を隠している事の弊害をハッキリ描写している。主人公のサトウ・ケンはプロ野球選手なのですが、中盤以降「ウルトラマンとしての活動」「怪獣の親代わり」「プロ野球選手」と三足の草鞋状態の影響で野球選手として精彩を欠いてしまいファンから大ブーイングを食らってしまいます。因みに劇中でケンが所属しているのは読売ジャイアンツ、他にも実在の人物や商品の名前が多数出てくる。

どうしてウルトラマンに変身できるかの説明が最後までない。元々は主人公の父親がウルトラマンとして活動しており、主人公はケガをした父親の代わりにウルトラマンを引き継いだというのが話の前提なのですが、父親の変身能力を譲渡してもらったと思って見ていたら最後には父親の方も変身して二人で共に戦うので更に謎が深まった感があります。

 

このようにウルトラシリーズとしてはかなりの異色作品だと思うのですが、アメリカ人がウルトラマン作るとこうなるんだと言うのも中々面白い作品だったと思います。


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