『SP 革命前日』

ストーリー 『野望篇』の出来事から2ヶ月後。日々過酷な任務をこなす警視庁警備部警護課第四係の井上(岡田准一)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)、石田(神尾佑)は、つかの間の休日を過ごしていた。しかし同じ頃、尾形(堤真一)たちは着々と来るべき“計画”の準備を進めていく。そして尾形の身辺調査を続ける公安・田中(野間口徹)は、衝撃の事実に遂にたどり着こうとしていた・・・。 井上たちはまだ知らない。 24時間後に、前代未聞の事態が日本を揺るがそうとしていることを。

出演 岡田准一,真木よう子,松尾諭,神尾佑,野間口徹,香川照之,堤真一他


　公安の田中が～



　今週末についに『革命篇』が公開になり、初日に観に行く予定なので、頑張って先週2夜続けて放送された総集篇と革命前日篇を見ました総集篇は置いといて、とりあえず革命篇の感想を。

　あの・・・、なんか微妙じゃなかったですか？それなりに楽しめたけど、別に無くても良かったような・・・前日なしでそのまま革命篇にしちゃたほうが良かったんじゃないの？ってちょっと思っちゃった。まぁ、それはより映画のことを考えてのことでしょうけど、予告を観るかぎりでも明らかに『革命篇』本編のほうが面白そうだもんね(笑)

　尾形の描き方がもう徹底的に敵キャラだけど、これが実はひっかけだった！とかいう展開だったらちょっと面白いけど、まぁ、ありえないでしょうね日本国を変える云々と言ってるけど、結局何がしたいんですかね？あんなことしたって何も変わらないと思うんだけどな・・・。だけど、世の中にはこういう人たちがいるんですよね、現実にも。それを思うとちょっとコワイですけどね・・・。でも、フツーの一般人はあんな発想自体思うことがないだろうから、やっぱり理解しづらいですけど。

　それより何より、公安の田中が大ピンチじゃないですか！？個人的にあの公安の“めんどくせーなー”が口癖の上司と部下の田中のコンビがスキだったりするので、田中が暴行されるシーンは思わず画面に向かって叫んじゃいましたよ(笑)演じている野間口さん、オイシイキャラですよね～。連ドラの頃よりも俄然キャラ自体が内容に重要でキーパーソンになってたりするので、『革命篇』でも楽しみなんですよね～。

　結局この革命前日は、連ドラ＆『野望篇』のダイジェスト＋『革命篇』前日をちょこっと新撮って感じだったので、これだったら『野望篇』を観なくてもそのまま『革命篇』を観てもじゅうぶん楽しめるだろうし、問題ないような気はします。フジテレビさん、上手いこと考えますね(笑)だけど、ちょっと連ドラの回想シーンが多すぎ。何回も同じシーンが回想で挟まれてて、そこはちょっと冷めちゃいました