『家政婦のミタ』第1話

ストーリー 三田灯(松嶋菜々子)は、頼まれた仕事は“何でも”完璧に遂行するスーパー家政婦。しかし、彼女は笑ったり、こびたりすることがなく、常に無表情で全く感情が読み取れない。そんな彼女が派遣されたのが、阿須田家。家長の恵一(長谷川博己)は、妻の凪子(大家由祐子)を事故で亡くしたばかり。４人の子供・結(忽那汐里)、翔(中川大志)、海斗(綾部守人)、希衣(本田望結)は母の死に大きなショックを受け、家族の心はバラバラ。家の中も荒れ放題だった。三田は、そんな家を見違えるように綺麗に片付ける。ゴキブリが出てくればつかんで窓から捨て、海斗が解けないで困っている算数の問題にスラスラと答え、料理も上手な三田。その仕事ぶりに、阿須田家の人々は驚く。

出演 松嶋菜々子,長谷川博己,相武紗季,忽那汐里,野波麻帆,佐藤仁美,平泉成,白川由美他


　『女王の教室』の家政婦版？



　こうやってドラマの感想をちゃんと書くのも久しぶりです。というわけで、今クールの鑑賞予定1本目の『家政婦のミタ』

　松嶋さん久々のドラマ主演作というのもあったのか、初回の視聴率はなんと19.5％だって！いや～、ちょっとビックリだし、やっぱりこれも松嶋さんの影響が大きいの？私は録画で観たけれど、ちょっと期待していた部分もあったので、初回を見たかぎりでは思ったほどでもなかったかなぁ、って感じ。三田の過去とかは気になるけど、次回が早く見たい、っていうワクワク感はあまりなかった気がする。それに思ったほどコミカルなシーンが少ないのも意外でした。相武紗季さんや佐藤仁美さん、白川由美さんとかはわりとクスッと笑えるシーンが毎回ありそうだけど、でも全体的には淡々と暗く、たまにホラーっぽい感じで物語が進んでいくのかな。ちょっと相武紗季さんのあのキャラは見ていて毎回疲れそうな気もするけど

　脚本は松嶋さんとは過去に何度か組んでいる遊川和彦さんですが(なので、『魔女の条件』では親子役だった白川由美さんがまた一緒だしね。)、三田のキャラとか内容とかを考えると、天海祐希さんの『女王の教室』となんか似てるよね教師が家政婦に、天海さんが松嶋さんへ変わっただけって感じも正直しました。『女王～』のときも内容や天海さんのキャラが結構スゴかったので、ＣＭスポンサーが降りちゃったりなんていう前代未聞なことが起きちゃったりしましたが、ちょっと今回も展開によってはなんかありえそうだよね。

　だけど、松嶋さんのあの無機質でロボット化しちゃってる家政婦役は、意外にも合ってた気がする。私は結構こういう役を演じる松嶋さんは嫌いじゃないかも。まだ現段階では天海さんほどはコワくないし(笑)

　なので、とりあえず次回からも一応見る予定。

　あっ、でももう初回から妻の死は事故ではなく、自殺だったっていうのは明かしちゃうんだ・・・。結がお母さんからのを見るシーンで、これは事故ではなく自殺？って思ったら、あっさりラストに明かされちゃったので、これはちょっと意外でした。ってことは原因は恵一の不倫とか浮気？なんか野波麻帆さんと長谷川さんって訳アリな感じだったし。(でも、もしほんとにそんな関係だったら、野波麻帆さんってこういう役を演じることが多いよなぁ、とふと思ったり)

　それにしてもなんか一気に長谷川博己さん、ドラマに出るようになっちゃいましたね。元々は舞台中心の俳優さんなんですよね。だけど、『セカンドバージン』に出演したことで一気に映像の世界でもオファー殺到みたいな感じなんでしょ？まぁ、これが旬の俳優さんってことなんでしょうが、なんかなぁ・・・。なんとなくあんまりドラマには出てほしくないなぁ。(もちろんイイ意味で。)はたま～にがいいなぁ、と勝手に思ったりまぁ、たしかにカッコいいからオファーが殺到してるのも分かるけれど・・・。

　あと、ふと思いました。

　市原悦子さんの『家政婦は見た！』をちゃんと見たいっ！(笑)

　だって、こっちのほうが楽しくて笑えるもん