『警部補 矢部謙三』第2話

ストーリー 警視庁公安部に,旧ソ連軍が開発したという新型ウイルス『皇帝の鼻血』が日本に密輸されるという情報が入った。調べによると,最近急速に勢力を拡大している暴力団が,ロシアのマフィアからウイルスを買い付け,それをテロリストに転売することで巨額の資金を得ようとしているらしい。取引を水際で防ぐためには,問題の暴力団に入り込み,内部情報を聞き出す必要がある。矢部(生瀬勝久)は,その極秘任務を任され……というより押し付けられ,伝説の殺し屋・アベケンこと阿部研二に成りすまして潜入捜査を開始する。

出演 生瀬勝久,池田鉄洋,姜暢雄,貫地谷しほり,鈴木浩介,原幹恵他



　この雰囲気,懐かし～



　今年で『ＴＲＩＣＫ』が放送開始から10周年ってことで,第2弾の映画が公開され,スペシャルドラマも放送予定。そして『ＴＲＩＣＫ』のスピンオフとして生瀬さん演じる自分の髪は地毛だとやたら主張するけど,どうみたってヅラにしか見えない仲間ちゃん演じる奈緒子の天敵でもある矢部を主人公に連ドラを製作しちゃうっていうんだから,ほんとテレ朝さん,冒険しちゃいましたよね～(笑)

　『ＴＲＩＣＫ』はいちばん最初の深夜の連ドラで放送してた頃から見てるドラマで,連ドラシリーズも映画もスペシャルもぜ～んぶ見ているので,結構マニアです(笑)

　初回は『わが家の歴史』とかぶっていて三谷さんを優先してしまったので見ていないのですが,2話目からでも全然問題なかったかもだってはっきり云っちゃうとあんまストーリーは重要じゃない気がする(笑)あのくだらな～い全体的に流れるダラダラな雰囲気といい,随所に本家『ＴＲＩＣＫ』ネタを仕込む感じといい,生瀬さんはじめ個性的な出演者陣のコントのような演技といい,それを見てるだけでお腹いっぱい(笑)

　“ヅラ”っていう言葉にばかり異常に反応して全く刑事としての役割を果たしていない間抜けな矢部に対して,そんな間抜けな矢部の部下の貫地谷しほりちゃんや鈴木浩介さんたちが裏で大活躍して,見事事件を解決する！っていうのが面白いところかな。

　これは録画で見るよりもリアルタイムで“矢部ってバカだね～”って笑いながら,見るほうが楽しいかも

　なわけなので,まぁ,次回からも特別録画することもなく,時間が合えば見ようかな・・・っていう感じです。