Imachoの旅日記

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京都 2016.5 (モネ展&永観堂)

2016年05月08日 | 日本
京都でマルモッタン美術館所蔵のモネ展をやっていたので
GWで人が多いとは思ったんですが、見に行ってきました



京都市美術館では、同時にルノワール展もやっていたんですが
こちらは・・・ルノワールの素晴らしい作品は
オルセーとオランジェリーに集約されていて、同時期に
東京でオルセーとオランジェリーのルノワール展をやっているので
京都のルノワール展は・・・と思いモネ展だけ見てきました。


会場に入ると、イチ押し作品の「チュイルリー公園」が
看板になっていました。



2カ月の展示期間中、前半は「印象ー日の出ー」がイチ押しで
入れ替わりで後半はこの「チュイルリー公園」となってました。
マルモッタン美術館に2回行ったことがあるんですが、
「印象ー日の出ー」は有名なので覚えているんですが、
「チュイルリー公園」は記憶が無いんですよね~ 
でも素敵な絵です~


パンフレットの絵で少しご紹介
40代のノリにノっている時期に描いた
「オランダのチューリップ畑」




同じぐらいの時期に描かれた
「小舟」



水中の草が流れる様子を描いているんですが
この草を描くのが難しく気が狂いそうだったそうです


そしてイチ押し作品の「チュイルリー公園」
当時の景色で、公園をお散歩している日傘を差したご婦人
が歩いているのがこの絵を生きた絵にしてますよね



そして、晩年の作品
モネと言えば「睡蓮」です



今回は最晩年の作品がいっぱいきてたんですが、
この最晩年の作品ていうのが・・
赤、オレンジ、緑の濃い色で粗い筆使いで描いたものばかりで
正直何を描いているかさっぱりわからないんですよね~
何でこんな絵を描いたのかなと思っていたら
白内障だったのと、精神的にも変化があったのとが理由だったようです。

モネは私が20数年前ぐらいに大好きになって
それから、日本での展覧会はもちろんのこと、アメリカの
ワシントンナショナルギャラリー、メトロポリタン、ボストン美術館
そして、パリのオルセー、オランジェリー
今回のマルモッタン美術館にも見に行ったんですよね~
最近、イタリア美術に夢中になり過ぎて、少し忘れていたんですが、
久しぶりで懐かしく、素直に絵がキレイだなと気分が明るくなりました



ほっこり気分で、美術館近くにある町屋風のおばんざいの店にランチへ



11時半頃行ったんですが、既に人が並んでいて・・
さすがGWです・・・



並んでいる間に、少し、写真撮影しました

玄関ののれん



玄関の壁には「風神 雷神」の絵
11月に、琳派展見に行ったなぁ~



お食事をしたお部屋の縁側



ランチの後は、天気がいいので永観堂へ行ってみることに
途中、山の緑と用水路に初夏を感じます。




紅葉の永観堂はこの時期も青もみじがきれいなんですよ



既に紅葉??こういう種類のもみじなんですね。



青もみじの通路を歩くと気持ちがいいです。




両脇の地面には可愛い草が一面に拡がってます




頑張って歩くと山の頂上「多宝塔」に着きます。
そこからは、京都の町並みが一望



眼下には青もみじの絨毯~



近くで見ると実は、可愛い赤いプロペラがいっぱい




境内の手水舎には龍の口から勢いよく水が出てます



堂内は写真撮影が禁止だったので写真は無いんですが、
有名な「みかえり阿弥陀」様も見てきましたよ。
結構小さい阿弥陀様で、しっかり左を向いておられました
後、私の好きな水琴窟もあるんですよね~
素敵な音色いっぱい聞いてきました。



帰りは歩いて四条まで向かう途中、
柳が映える白川沿いに歩いていくことに



途中、思いがけず発見
明智光秀の首塚がありました


こじんまりしたところにあるものですね~
「秀吉に敗れて近江の坂本城に逃れる途中自刃。
家来が首を落として知恩院の近くまできたが
夜が明けた為、この地に首を埋めたと伝えられている」
と説明がありました。



これは「一本橋(行者橋)」



「比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた業者が
京の町に入洛するとき最初に渡る橋」だったそうです。
実際渡ってみると、幅が狭いので結構怖いですよ~


初夏の京都は緑がきれいで良かったです







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