前の日疲れ切っていたので朝はゆっくり寝ようと思っていたのですが
7時頃には目が覚めてしかも天気がとってもいいので
寝てる場合ではない
ということでさっさと起きて屋上のテラスで朝食
と思ったのですが・・・
既に日差しが強すぎて外のテラスで食べるのはちょっと厳しい~
室内のテーブルで食べることにしました
ビュッフェスタイルで種類もあって美味しかったです
マルタに来た一番の目的はカラヴァッジョの作品を見ること
最初に向かうは聖ヨハネ大聖堂です
右の青いバルコニーがある建物がホテルで入口になっています

この道をまっすぐ歩いて聖ヨハネ通りを左に曲がって
さらに歩いていくと右手に見えてきました

大聖堂の入口は正面を通り過ぎてリパブリック通りに出て
そのリパブリック通りに面したところにあります。
9時半開館で、50分頃に着いたらチケット売場には
10人ぐらい並んでる人がいました
なんか、中も大混雑の予感・・・
チケットは10ユーロで日本語のオーディオガイドもついてます
中に入ると、スゴイ豪華な装飾がされていることが
すぐにわかります
この写真は入ってから振り返って入口側をみたところです

そして中央祭壇と天井画
パレルモで豪華な金色の装飾を見てきたけれど
こちらも金色で豪華~

天井画はイタリア人のマッティア プレティが描いた
「聖ヨハネの生涯」
天井の石に直接油絵具で描いたものです

荒野で修行中の聖ヨハネでしょうか
アットリビュートの十字架のついた棒とらくだの毛皮つけてますね

これは洗礼をしている聖ヨハネですね

主祭壇と反対側にあたる半円の壁に描かれているのは
同じくマッティア プレティの描いた戦いの女神ミネルヴァが
ムーア人を踏みつけて勝利を表している絵です
マルタ騎士団の旗を振っているので騎士団の勝利を描いてるんでしょうね

床に骸骨の絵があったので何かと思ったら
床一面にいろんな柄が描かれた長方形の大理石
全部で400枚ある騎士団員の墓標でした

オーディオガイドを聞きながら順番に見ていきます
まずは、大きな「ゾンダダリ騎士団長の墓」
本当はイタリア礼拝堂に飾りたかったけれど大きすぎて
入らなかったということで身廊一番後ろに置かれてます
造ってる途中で大きすぎるってわかりそうなもんですけど~

聖具保管庫
ここでお着替えしていたんですかね
祭壇画は「キリストの笞打ち」です

こちらはドイツ礼拝堂
ドイツ騎士団にはオーストリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ
出身の人達も含まれていたようです
まぁ豪華で金色が眩しい~
ドイツの紋章である双頭の鷲も立派

イタリア礼拝堂の通路には騎士団長カラッファの像
この像の左上にカラヴァッジョの「執筆する聖ヒエロニムス」が飾られていました
この素晴らしいイタリアバロック
という感じの
ねじれた柱の礼拝堂はプロヴァンス礼拝堂
大天使ミカエルが竜を倒してます

主祭壇の彫刻は聖ヨハネがキリストに洗礼をしているシーンです

このオーヴェルニュ礼拝堂の柱もねじりっぷりがスゴイ
ヴァチカンのサンピエトロ寺院にあるベルニーニのバルダッキーノを
思い出すんですけど・・・これは当時のはやりだったんでしょうね
祭壇画は聖セバスティアヌス

アラゴン礼拝堂も豪華
祭壇画は聖ゲオルギウス
左壁の上の半円部分に描かれているのは聖ローレンスの火あぶりシーン
両方ともマッティア プレティの作品です

通路の壁装飾もすごいなぁと思ってみていたら顔があった

最後はカスティーユ、レオン、ポルトガル礼拝堂
これも祭壇画はマッティア プレティによるもので
聖ジェームス(ヤコブ)です

日本語オーディオを聞きながらじっくり見て回っていたら
かなりの時間がかかってしまいました
人が多いので見るのも大変です
これからがメイン
身廊の後ろにある祈祷所にお待ちかねの
カラヴァッジョの絵があるんです~
こちらの十字架を右手に見ながら祈祷所に入ります

1607年ナポリからマルタにやってきたカラヴァッジョ
マルタにいたのは1年間ほどなのですが
素晴らしい作品を残しています
祈祷所に入るとすぐに他の作品についても説明がありました
フィレンツェのパラティーナ美術館にある「眠るアモール」
フィレンツェ出身の騎士のために描いたものです

同じくパラティーナ美術館にある「マルタ騎士の肖像」
メッシーナ支団長アントニオ マルテッリの肖像画です

ルーヴル美術館にある「アロフ ド ヴィニャクールの肖像」
この絵はローマ時代に繋がりのあった
団長のヴィニャクールを描いたものです
ヴィニャクールは絵の出来映えを大変喜んで
カラヴァッジョのマルタの騎士団への入会を認めたんだとか

そして いつか見たいと思っていた最高傑作
「洗礼者ヨハネの斬首」

ヨハネの処刑の場面を目の当たりにする高揚感
静かに執行される処刑
ヨハネの首から流れる濃い赤い血
目を惹くのが光の当たっている赤い腰布

影になっている右上の窓からは
処刑シーンを見ている二人の男

長い時間 見入ってしまいました
他にも人がいっぱいいたんですが、ここは私の世界に浸りきって
後悔しないように目に焼き付けるように心ゆくまで見ました
カラヴァッジョの時代からここに飾られていた絵なんですよ
騎士達もここに立ってこの絵を見ていたのかな~
想像するとより感動します
「洗礼者ヨハネの斬首」と向かいあうように展示されているのが
「執筆する聖ヒエロニムス」
騎士団ナポリ師団長イッポーリト マラスピーナのために
描いたもので、大聖堂のイタリア礼拝堂に飾られていました

この祈祷所を出る前にもう一度「洗礼者ヨハネの斬首」
もう見ることはないだろうこの絵を
目にも心にも頭にも焼きつけておかないと

豪華な装飾にカラヴァッジョの大作もある聖ヨハネ大聖堂
本当に素晴らしかったです 来てよかった

最後、上にも上がれるみたいなので
上から全景を見て大聖堂見学を終りにしました

7時頃には目が覚めてしかも天気がとってもいいので

寝てる場合ではない

ということでさっさと起きて屋上のテラスで朝食

と思ったのですが・・・
既に日差しが強すぎて外のテラスで食べるのはちょっと厳しい~
室内のテーブルで食べることにしました
ビュッフェスタイルで種類もあって美味しかったです

マルタに来た一番の目的はカラヴァッジョの作品を見ること
最初に向かうは聖ヨハネ大聖堂です

右の青いバルコニーがある建物がホテルで入口になっています

この道をまっすぐ歩いて聖ヨハネ通りを左に曲がって
さらに歩いていくと右手に見えてきました

大聖堂の入口は正面を通り過ぎてリパブリック通りに出て
そのリパブリック通りに面したところにあります。
9時半開館で、50分頃に着いたらチケット売場には
10人ぐらい並んでる人がいました
なんか、中も大混雑の予感・・・

チケットは10ユーロで日本語のオーディオガイドもついてます
中に入ると、スゴイ豪華な装飾がされていることが
すぐにわかります
この写真は入ってから振り返って入口側をみたところです

そして中央祭壇と天井画
パレルモで豪華な金色の装飾を見てきたけれど
こちらも金色で豪華~


天井画はイタリア人のマッティア プレティが描いた
「聖ヨハネの生涯」
天井の石に直接油絵具で描いたものです

荒野で修行中の聖ヨハネでしょうか
アットリビュートの十字架のついた棒とらくだの毛皮つけてますね

これは洗礼をしている聖ヨハネですね

主祭壇と反対側にあたる半円の壁に描かれているのは
同じくマッティア プレティの描いた戦いの女神ミネルヴァが
ムーア人を踏みつけて勝利を表している絵です
マルタ騎士団の旗を振っているので騎士団の勝利を描いてるんでしょうね

床に骸骨の絵があったので何かと思ったら
床一面にいろんな柄が描かれた長方形の大理石
全部で400枚ある騎士団員の墓標でした

オーディオガイドを聞きながら順番に見ていきます
まずは、大きな「ゾンダダリ騎士団長の墓」
本当はイタリア礼拝堂に飾りたかったけれど大きすぎて
入らなかったということで身廊一番後ろに置かれてます
造ってる途中で大きすぎるってわかりそうなもんですけど~


聖具保管庫
ここでお着替えしていたんですかね
祭壇画は「キリストの笞打ち」です

こちらはドイツ礼拝堂
ドイツ騎士団にはオーストリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ
出身の人達も含まれていたようです
まぁ豪華で金色が眩しい~

ドイツの紋章である双頭の鷲も立派

イタリア礼拝堂の通路には騎士団長カラッファの像
この像の左上にカラヴァッジョの「執筆する聖ヒエロニムス」が飾られていました

この素晴らしいイタリアバロック

ねじれた柱の礼拝堂はプロヴァンス礼拝堂
大天使ミカエルが竜を倒してます

主祭壇の彫刻は聖ヨハネがキリストに洗礼をしているシーンです

このオーヴェルニュ礼拝堂の柱もねじりっぷりがスゴイ

ヴァチカンのサンピエトロ寺院にあるベルニーニのバルダッキーノを
思い出すんですけど・・・これは当時のはやりだったんでしょうね
祭壇画は聖セバスティアヌス

アラゴン礼拝堂も豪華
祭壇画は聖ゲオルギウス
左壁の上の半円部分に描かれているのは聖ローレンスの火あぶりシーン
両方ともマッティア プレティの作品です

通路の壁装飾もすごいなぁと思ってみていたら顔があった


最後はカスティーユ、レオン、ポルトガル礼拝堂
これも祭壇画はマッティア プレティによるもので
聖ジェームス(ヤコブ)です

日本語オーディオを聞きながらじっくり見て回っていたら
かなりの時間がかかってしまいました
人が多いので見るのも大変です

これからがメイン

身廊の後ろにある祈祷所にお待ちかねの
カラヴァッジョの絵があるんです~
こちらの十字架を右手に見ながら祈祷所に入ります

1607年ナポリからマルタにやってきたカラヴァッジョ
マルタにいたのは1年間ほどなのですが
素晴らしい作品を残しています
祈祷所に入るとすぐに他の作品についても説明がありました
フィレンツェのパラティーナ美術館にある「眠るアモール」
フィレンツェ出身の騎士のために描いたものです

同じくパラティーナ美術館にある「マルタ騎士の肖像」
メッシーナ支団長アントニオ マルテッリの肖像画です

ルーヴル美術館にある「アロフ ド ヴィニャクールの肖像」
この絵はローマ時代に繋がりのあった
団長のヴィニャクールを描いたものです
ヴィニャクールは絵の出来映えを大変喜んで
カラヴァッジョのマルタの騎士団への入会を認めたんだとか

そして いつか見たいと思っていた最高傑作
「洗礼者ヨハネの斬首」

ヨハネの処刑の場面を目の当たりにする高揚感
静かに執行される処刑
ヨハネの首から流れる濃い赤い血
目を惹くのが光の当たっている赤い腰布

影になっている右上の窓からは
処刑シーンを見ている二人の男

長い時間 見入ってしまいました
他にも人がいっぱいいたんですが、ここは私の世界に浸りきって
後悔しないように目に焼き付けるように心ゆくまで見ました

カラヴァッジョの時代からここに飾られていた絵なんですよ
騎士達もここに立ってこの絵を見ていたのかな~
想像するとより感動します

「洗礼者ヨハネの斬首」と向かいあうように展示されているのが
「執筆する聖ヒエロニムス」
騎士団ナポリ師団長イッポーリト マラスピーナのために
描いたもので、大聖堂のイタリア礼拝堂に飾られていました

この祈祷所を出る前にもう一度「洗礼者ヨハネの斬首」
もう見ることはないだろうこの絵を
目にも心にも頭にも焼きつけておかないと


豪華な装飾にカラヴァッジョの大作もある聖ヨハネ大聖堂
本当に素晴らしかったです 来てよかった


最後、上にも上がれるみたいなので
上から全景を見て大聖堂見学を終りにしました
