当分イタリアに行くことはないので
カラヴァッジョの絵を見ることはないなぁと
思っていたら・・・なんと
2019年夏から日本でカラヴァッジョ展が始まりました
今回のカラヴァッジョ展は札幌(8/10~)、名古屋(10/26~)、大阪(12/26~)
の3カ所のみで東京は無し
前回2016年上野の西洋美術館で開かれたカラヴァッジョ展は
なかなかの傑作揃いで日本で見れるなんて本当に嬉しい~
と感動したのがもう3年も前
今回はどんな作品がくるのかとチェックしていると・・
各会場に1作品ずつ目玉作品を用意しているようでした
札幌 ボルゲーセ美術館から「病めるバッカス」
名古屋 ボルゲーゼ美術館から「ゴリアテの首を持つダヴィデ」
大阪 バルベリーニ美術館から「ホロフェルネスの首を斬るユディト」
目玉作品以外はまぁまぁな感じかな・・
な~んて思いながら8/10からの札幌の様子をネットで見ていたら
札幌展 イタリアから到着していない作品があるとか
は~?どういうこと??
詳しくはわからないけど、イタリアの文化財・文化活動省の中で
トップが変わって作品保護派の人になり日本への搬出を
ストップしたんだとか・・・
さすが、イタリア・・・一度は了解したのにドタキャンなんて
来ない作品は
カピドリーノ美術館の「女占い師」
バルベリーニ美術館の「瞑想するアッシジの聖サンフランチェスコ」
フムフム なるほど国立の美術館からの作品が来ないのね・・
ということは・・大阪にユディトも来ないってことよね
大阪に目玉なし? ・・・なんて残念な・・・
という感じで待っていた大阪カラヴァッジョ展に行ってきました
(画像が悪くて見づらいですが・・・・)
会場はあべのハルカス美術館
「法悦のマグダラのマリア」が大阪会場の目玉作品になったようです
(これは・・前回の上野のときの目玉作品だったのに・・・)
入口の左側にはこちら「リュート弾き」
これは?一緒に写真が撮れるこの絵は「歯を抜く人」
初めて見ました
当日券1600円を購入して中へ入ると
最初に展示されていたカラヴァッジョ作品は「リュート弾き」
サンクトペテルブルグ美術館のではなく、ロンドンの個人所有のもの
絵画の前には、作品をイメージしてテーブルの上にリュートや果物
絵画の楽譜の音楽が流れてました
カラヴァッジョ初期の作品で描かれている男の子はいつも
妖艶な眼差しで見つめてくるわ~
次はボルゲーゼ美術館の「執筆する聖ヒエロニムス」
ボルゲーゼ美術館で見ると贅沢なお話ですが
カラヴァッジョの部屋にある6枚の絵の一つ
既にたくさんの大傑作を見て飽和状態で見るからか
ちょっと流し見になってしまっていたのですが・・・
暗闇の中で照らし出される赤い衣服をまとった聖ヒエロニムス
ここでであらためて見ると圧巻の傑作です
3つ目 これは初めて見る「悲嘆に暮れるマグダラのマリア」
ルーブル美術館に展示されている「聖母の死」の右下に描かれている
マグダラのマリアの習作だそうです
カラヴァッジョの習作なんて初めて見たかも・・・
カラヴァッジョの作品を模写した「聖トマスの不信」もありました
ウフィッツィ美術館に行った時に何であるのか不思議に思ってたんですよね~
誰が書いたかわからないけれど、模写の中ではかなり優れているので
展示されていたようです
前回のカラヴァッジョ展でも見た「法悦のマグダラのマリア」
絵の横の解説に左上に十字架と荊の冠があるよ~って書いていたので
みんな眼をこらして見てました
ここからは存在も知らなかった痛々しい作品が続きます
聖アガピトゥスの殉教
初めて知った作品でもちろん日本初公開作品
ローマ近くのパレストリーナという街の司教区博物館にあるそうです
年代からすると逃亡生活中に描いたものと思われます
なんか首を斬られてます・・・
聖セバスティアヌス
これも逃亡期間中に書いたようで個人所有の作品です
聖セバティアヌスといえば矢がたくさん刺さった絵が多いのに
この絵はまだ死刑執行の準備中?なのか試し打ちのような矢が
一本だけ刺さった絵になっています。
歯を抜く人
これも・・・・
パラティーナ美術館にあったかな・・・?と思った作品
なんでこんな絵書いたんでしょうね~
逃亡も佳境に入った後半に描かれたようで
有名な大傑作の作品の合間をぬってこういう絵も描いていたんですね
最後はボルゲーゼ美術館の「洗礼者聖ヨハネ」が展示されていました。
カラヴァッジョは「洗礼者ヨハネ」の絵を他にも描いているのですが
このボルゲーゼのヨハネは一番可愛い男の子なんですよね
死の直前に描いたものだから、聖人性よりも自分の心情を重ねて
人間性を出して描いたのかな・・・
あ~ やっぱりまたイタリアに見に行きたくなってきた
早くコロナが収束することを願います
カラヴァッジョの絵を見ることはないなぁと
思っていたら・・・なんと
2019年夏から日本でカラヴァッジョ展が始まりました
今回のカラヴァッジョ展は札幌(8/10~)、名古屋(10/26~)、大阪(12/26~)
の3カ所のみで東京は無し
前回2016年上野の西洋美術館で開かれたカラヴァッジョ展は
なかなかの傑作揃いで日本で見れるなんて本当に嬉しい~
と感動したのがもう3年も前
今回はどんな作品がくるのかとチェックしていると・・
各会場に1作品ずつ目玉作品を用意しているようでした
札幌 ボルゲーセ美術館から「病めるバッカス」
名古屋 ボルゲーゼ美術館から「ゴリアテの首を持つダヴィデ」
大阪 バルベリーニ美術館から「ホロフェルネスの首を斬るユディト」
目玉作品以外はまぁまぁな感じかな・・
な~んて思いながら8/10からの札幌の様子をネットで見ていたら
札幌展 イタリアから到着していない作品があるとか
は~?どういうこと??
詳しくはわからないけど、イタリアの文化財・文化活動省の中で
トップが変わって作品保護派の人になり日本への搬出を
ストップしたんだとか・・・
さすが、イタリア・・・一度は了解したのにドタキャンなんて
来ない作品は
カピドリーノ美術館の「女占い師」
バルベリーニ美術館の「瞑想するアッシジの聖サンフランチェスコ」
フムフム なるほど国立の美術館からの作品が来ないのね・・
ということは・・大阪にユディトも来ないってことよね
大阪に目玉なし? ・・・なんて残念な・・・
という感じで待っていた大阪カラヴァッジョ展に行ってきました
(画像が悪くて見づらいですが・・・・)
会場はあべのハルカス美術館
「法悦のマグダラのマリア」が大阪会場の目玉作品になったようです
(これは・・前回の上野のときの目玉作品だったのに・・・)
入口の左側にはこちら「リュート弾き」
これは?一緒に写真が撮れるこの絵は「歯を抜く人」
初めて見ました
当日券1600円を購入して中へ入ると
最初に展示されていたカラヴァッジョ作品は「リュート弾き」
サンクトペテルブルグ美術館のではなく、ロンドンの個人所有のもの
絵画の前には、作品をイメージしてテーブルの上にリュートや果物
絵画の楽譜の音楽が流れてました
カラヴァッジョ初期の作品で描かれている男の子はいつも
妖艶な眼差しで見つめてくるわ~
次はボルゲーゼ美術館の「執筆する聖ヒエロニムス」
ボルゲーゼ美術館で見ると贅沢なお話ですが
カラヴァッジョの部屋にある6枚の絵の一つ
既にたくさんの大傑作を見て飽和状態で見るからか
ちょっと流し見になってしまっていたのですが・・・
暗闇の中で照らし出される赤い衣服をまとった聖ヒエロニムス
ここでであらためて見ると圧巻の傑作です
3つ目 これは初めて見る「悲嘆に暮れるマグダラのマリア」
ルーブル美術館に展示されている「聖母の死」の右下に描かれている
マグダラのマリアの習作だそうです
カラヴァッジョの習作なんて初めて見たかも・・・
カラヴァッジョの作品を模写した「聖トマスの不信」もありました
ウフィッツィ美術館に行った時に何であるのか不思議に思ってたんですよね~
誰が書いたかわからないけれど、模写の中ではかなり優れているので
展示されていたようです
前回のカラヴァッジョ展でも見た「法悦のマグダラのマリア」
絵の横の解説に左上に十字架と荊の冠があるよ~って書いていたので
みんな眼をこらして見てました
ここからは存在も知らなかった痛々しい作品が続きます
聖アガピトゥスの殉教
初めて知った作品でもちろん日本初公開作品
ローマ近くのパレストリーナという街の司教区博物館にあるそうです
年代からすると逃亡生活中に描いたものと思われます
なんか首を斬られてます・・・
聖セバスティアヌス
これも逃亡期間中に書いたようで個人所有の作品です
聖セバティアヌスといえば矢がたくさん刺さった絵が多いのに
この絵はまだ死刑執行の準備中?なのか試し打ちのような矢が
一本だけ刺さった絵になっています。
歯を抜く人
これも・・・・
パラティーナ美術館にあったかな・・・?と思った作品
なんでこんな絵書いたんでしょうね~
逃亡も佳境に入った後半に描かれたようで
有名な大傑作の作品の合間をぬってこういう絵も描いていたんですね
最後はボルゲーゼ美術館の「洗礼者聖ヨハネ」が展示されていました。
カラヴァッジョは「洗礼者ヨハネ」の絵を他にも描いているのですが
このボルゲーゼのヨハネは一番可愛い男の子なんですよね
死の直前に描いたものだから、聖人性よりも自分の心情を重ねて
人間性を出して描いたのかな・・・
あ~ やっぱりまたイタリアに見に行きたくなってきた
早くコロナが収束することを願います