ILUNALIの戯言

戯言です。

お疲れ様でした 【世界バレー女子決勝ラウンド最終戦】

2006-11-16 22:34:53 | ひとりごと
連日の熱戦、ありがとうございました
世界トップクラスと比べても、ほんの紙一重の所まで、日本チームはレベルアップしていました。惜しくも落としてしまった試合でも、そんなに大差は感じませんでした。
結果は6位。
当初の目標でもある、メダル獲得はなりませんでしたが、さほど遠くは感じません。
これからの修正点や、延ばしていく戦力など、いい収穫があったのではないでしょうか。。
・・・修正点より、収穫のほうが多かったかなぁ。
精神面でも、【諦めない】気持ちが以前より強く感じましたし、【負けない】気持ちが全面に出ていましたし。
チーム内でのレギュラー争いで、選手一人一人が相乗効果で力つけたな、と、強く感じられました。
今後の柳本JAPANの成長がホントに楽しみです。
オリンピックでのメダル奪還。大いに期待できます!!!

最後にチームを引っ張っていった、竹下選手。
以前に比べて、顔の表情が全然違っていました。
なんと言うか・・・いい意味でカドが取れたと言うか・・・
一緒に観戦していた母親とも、話をしていたのですが、【観音菩薩のようだね】と。
冷静さの中に、チーム・選手に対しての優しさがにじみ出ていると言うか・・・
なんとも上手く表現できないのがもどかしいのですが、今までとは何かが違っていました。
選手のいい所を最大限に引き出してくれている、スパイカーにしてみれば、ホントに最高のセッターです
厳しい態勢からでも、打ちやすいトスをスパイカーに提供していましたし、サーブやレシーブでも、チャンスを広げてくれていました。
セルビアM戦では、ブロックも飛び出しましたもんね!!

6年前、世界最小セッターは、オリンピックに出場が出来なかった理由にされてしまい、引退に追い込まれた・・・
が、ある人の後押しもあり、再びコートに立つ決意をする。
そして迎えたアテネオリンピック。
ここでも、屈辱の涙を流しさらに強くなって、今大会を迎える・・・
決して平坦ではなかったバレー人生。
ココへ来て、今までにない、最大の花を咲かせる事が出来そうですね!!!
『もう、みんな調子良すぎて何所あげていいかワカラナ~イ!!!』みたいな状況になってくれたら最高ですよね。。


そして、忘れてはいけません。
日本女子バレーの指揮官。柳本晶一監督。
最悪の日本チームを、良くぞココまで力を引き上げてくださいました。
冷め始めていたバレーへの感情に再び火をつけてくれました。
試合後、お疲れなのに朝早くから、TVに電話出演もしていましたね。今までの監督でココまでメデイアにサービスしていた監督はそうそういなかったでしょう。
日本バレーの再建に全力で力を注いでいる。そんな姿に頭が下がります。
先日の試合でこんなコメントを紹介していました。
「柳本マジックと言われる事がなくなって嬉しい」と。
以前は手を変え品を変え、あらゆる事をして、何とか采配をしていたが、最近では選手自身がいろいろ変化をつけていると。
もう、この事自体が、柳本マジックですよ!!!
そこまで選手の意識を高める事が出来たのですから!!!

これからも引き続き、日本女子バレーを宜しくお願いします

長くなりましたが、選手・監督・スタッフの皆さん。
ホントにお疲れ様でした
感動をありがとうございました


追伸・・・

竹下選手、大会MVPおめでとうございます