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ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

【CSP】12年前の半アナログ同人誌原稿を「ベクター化」再編集する

2018年02月23日 | がんばれデジタル侍
私は「捨て魔」」な方で、結構捨てちゃうので「過去絵」が無いのは多いですが
古いMOに、12年前に出した同人誌「サッカー入門」のTIFFファイルが残っていました。

世にピクシブが流行りはじめた時、Twitterが流行りはじめた時
すでにもう同人誌から今やってる広告漫画や携帯コミックに移っていましたので
pixivに上げようにも、「アナログ紙原稿」は多いのに、データは無く
「2次創作同人誌」はなかなか出せない状態でありました。
オリジナルの方もやっておきたいなと思ったのもあったりで。

「サッカー入門」は2006年発行。
ジャンルは「アンジェリークエトワール」で、ちょうどワールドカップの年でした。
パソコンの容量も記録メディアも価格的にお高いし少なかった当時は
データを消してまた使う、というケチなことをしていました。
もちろん、今のようにクラウドもSNSも無かったです。
スマホもまだありませんでした。

自分にとって「同人誌活動」がメインだった時代はほとんど「アナログ紙原稿」です。
あれから10年以上経過、PCも環境が整い、ようやく作成ツールもこっちの作業イメージに追いついてきました。
その分、最初からデジタル慣れした世代にはもう、とんと敵わないなという部分は感じていますが
対外的に売上げやスキルを競うものではなく、趣味として「あっても良い」なら
まあ、自分への思い出アルバムのようなものとして、当時の同人誌作品もあってもいいかなと思ってます。

さて、「サッカー入門」
吹き出しをコミックスタジオ3.0でやった気配があります。
自分でよく覚えてないですが。
PCは前の前のMacでした。そこにインストールしたアプリケーションがコミスタ3.0です。
当時はまだ吹き出しの形や線幅を自由に変更できませんでした。できるようになるのは4.0以降です。
(しかし前の前のMacでは、今度は本体スペックがソフトの処理に追いつかず、インストールもできず、買い換えることに)

フォントもあまり無く。
アナログで紙に線画を描いて、スキャンしてトーンを貼った…
いや、アイシーのトーンを使ってる部分もありますから、トーン貼れる部分は貼ってからスキャンしたかと。
「コミックスタジオ4.0」には、」アイシーのトーンは入っていませんでしたから。

改めて見ますと、気恥ずかしいやら苦笑やらですが
「当時、時間無かったんだなあ…」とも。
人知れず泣いた日々も懐かしい。


で、そんな当時の自分をサポートすべくw
この原稿を再編集できないか、やってみました。


★アナログ12年前の原稿の「拡大縮小」「カット」

tiffを読み込んだ時点でのレイヤーは、「画像」を読み込んだのと同じになってます。
しかし、もう網トーンを貼ってしまっており、これを除去する方法は…知らん。あるのかな?


わからんけどやってみるしか無い。
とりあえず、拡大縮小となるとベクターかなあ…
というわけで、一回レイヤーをベクター化してみました。



おおお!?

ベタが消えたわw


塗り直せ!


しかし、時間がかかる
それと、どうせWebにあげるだけなら、そんなに細けえことはいらぬのでは。
そもそもベクター化する意味あるのか?

そんな作業いらんかも!


ちなみにトーン貼ったまま、グレースケール、横800pixで書き出してみたら




あ〜!
やっぱりモワレできたかw

デジタルでトーンを貼ると、たとえ原稿サイズを間違えて完成させてても(ここにやったバカがいます!)
なんとかしてくれるんですが。
一度、レイヤー統合してしまってるものは…難しい。
元の編集ファイルが残ってないので、ちょっとそれなりになんとかする方法を模索中です。

W杯記念企画だわ。
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