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ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

100万人の遙か

2012年06月22日 | ネオロマンスゲーム
携帯8月で変えられるので、ちょうどいいかも。
今度は間違いの無い運命を選ぶわ。

で、「遙か」なのね。1作目。「3」が来るかなと思ってたけど。
これは楽しみです。
「遙か3」舞台でやんないかな。源平絵巻を舞台でやらないのはもったいないですね。

でも
なんでアンジェだけ設定いじっちゃったの?(;

コルダと遙かはモバゲでいじらず、
アンジェだけグリーでいじられまくり。

むん?
なんか、そういえば…
アニメもそうではなかったですか?

遙かとコルダは「ゆめ太」で、なんでアンジェだけ…あのクオリティ?
サテライトだたっけ。
グッズもアンジェのだけいつもイマイチ。

なんとなく不遇さを感じる。
まるで 源義朝並の不遇さ。

いったいアンジェの何がいけないんですか。
それとも、アンジェファンは優しいから何出してもOKと思われてるのかな?


とにかく、ちょっと夏に向けて希望が出てまいりました。
神子スタンバイします。
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ラブラブ天使様終了のお知らせ?

2012年06月20日 | ネオロマンスゲーム
ちょ…
ここのブログで、ラブ天はパラレル展開と書いた途端の終了て

なんてね、このブログのせいではないでしょうけど。
ツッコミ所が無かったかというとそうでもなく、けっこう設定としては爆笑設定が多かったです。
天才モグリ外科医クラヴィス・アッー・シャレカオイーの「デカダン手術をするよのさ」みたいなものを描こうかとも思いましたけども。
描かずしまい。

一応登録はしたけど、あんまりやりませんでした。
しかし殆ど対応機種と、「不慣れ」という問題のみです。
ゲームとして、最初はやっぱり抵抗感はありましたが
キャラはやっぱりアンジェリークであり、親密度も上がる。
もう、それだけで幸せじゃない、という方には楽しかったのでは。

ファンがアンジェリークに望んでいるアンジェリークらしさとは何か
…それはもちろん人によってまちまちでしょう。
キャラが出てればいい人もいる、キャラでなくて世界観が好きって人もいる。

「ガンダム」もそうで、今「Age」のファンがそれで激論してますけど
モビルスーツのガンダムが出ていればそれでいいという人もいます。キャラ萌えできたらいいよ、という人もいます
でも、やっぱりガンダムというと「戦場におけるリアルな心理的葛藤のドラマが見たい」というファンもいる。
昔ながらのブランドにおいて、ファンはどうしてその作品を愛しているのか…
それは、作り手としては気になる事であり、難しい事でもあると思いますが。


だから、これはこれでパラレル展開してくれてても、かつてパラレルのタイトルが出てなかったわけではないしな…
と、思った所だったのです。


まあ、その上で、あらためて、あくまで個人的な趣味、選択で
「あなたはどんなアンジェリークが好きなの」と言われたら
やっぱり、サクリアの象徴や、聖地設定…私はそこに惹かれてしまったのです、としか。
もちろんキャラもですけど。
メッセージ・コレクションを読みながら、そこは譲れませんでした。

90年代からあるものは、なかなか次世代に移項しづらいというのはあると思います。
私が、キャラは全く違っていても「ネオアン」にすぐハマったのは、
ネオアンの舞台はアルカディアであり、守護聖はいなかったけれど
サクリアの設定はあったから。



と、言ってもネオアンもなんか先に進みませんよね(;´∀`)

私、守護聖の聖地とアルカディアと両方出てくる共有マンガ描こうかなと思ったけど…

まずはファン同士が仲良くして楽しんでいる事
それがないと、何作っても、何応援してもなあ、と最近思ってます。

というわけで、アンジェリークファンもネオアンファンも
今後ともよろしくおつきあい下さいませ。



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アーネスト・サトウがツェッペリンのカヴァーやるよ!

2012年05月19日 | ネオロマンスゲーム
「遙5」のアーネスト・サトウ役、四反田さんが
バンドもやっているらしく、あのレッド・ツェッペリンのカヴァーバンド、bunny fucksのヴォーカルとして登場。
こ・れ・は…
なんたる日英同盟なんだっっ!
ブリティッシュ・ハードロックだったのかぁ!


6/17 新横浜ベルズ、対バンのラストだそうです。

詳細はブログ
「まいこーのブログ」にて。ここの文字列リンクしておきます

ちなみに、私は「遙か5」の声優さんの中イチオシなのが四反田マイケルさん。

レッド・ツェッペリンは今時のお嬢さんにはちとわからんかもしれんが
ネオロマの上の世代で、青池保子のマンガ「エロイカより愛をこめて」を知っている人は
あれの伯爵がヴォーカル、ギターがジェイムズ君と思っていいです。
このさい、聞いた事が無い人は一回聴いてみるのもよいかと…。

ロバート・プラントの衣装で熱唱するアーネスト・サトウのイラストを描こう~とかおもたわ。

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イラスト整理中

2012年04月27日 | ネオロマンスゲーム
いままでなぜPixivにあんまり投稿しなかったか、

それは…使い方がよくわからないのと、すでに「空気」みたいなのが出来上がってて、なんか入りづらかったのと
点数つけられたり、ランキング評価されたりでは、とても「好き」ではやれないような…
上手い人もいっぱいいるし、なにせ世代的に10代の場所だろ、と思ってたわけですが。

いや、そうでもない…のか。
自分のサイトだけでなくてこっちもあるのか~、イラストかぶっちゃうじゃないか、すでにブログにも上げてるし
とも思ったのですけど、同人誌イベントになかなか出れない今
ただ仕事で描いてるだけってあまりにも寂しいじゃん。

整理していたら、サイトの方で「元のイラストボードが見つからない」教団4人のイラスト、
イラストレーターで保存した分が出てきました。
ちょっと大きめ画像をPixivにあげときました。
サイトの方は次回更新の時に。
サイトのコンテンツとどうしてもかぶるのが嫌だったのですけど…
まあ、いいか。
ここよりは見やすいか。

ブログのチャンネルは画像ちっさいですからね…
それにやや見づらいの。

サイトを大幅リニューアルした時、以前からの分をどうするのか、保留したまま榊翔吾を描いていたので
そろそろきてぃんと整理してまいります。


ところで、イベントといえば高天原さんのオンリー。
昨日検索して…「あれ? オンリーの数、減ってる?」
お茶会やコスプレはあっても、同人誌即売会は減ってる。
二次はやや減って、創作系は増えてる。

プチオンリーとかのせい…だったり、いろんな事件のせい…もあるのかもしれませんけど。
元ネタの回転が早くなったせいもあるのかも。
などと、昨日友人よりメールをいただきましたが、私もほぼ同見解です。
あと細分化しましたからねぇ

ネオロマンスはもう長いジャンルなので…
でも昔のアニメで未だに活動しているサークルとかあるし
新しい古いはいいっこなしか。

フェイスブックまでは手がまわんないので、ちょい外しました。
連携するなら、ここのブログを移転してフェイスブックかなあ…とも。
オリジナルの活動を分けるのか、どうするのか、そういう問題もありまして
もうちょっと考えます。

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まだサイト整理しとらん

2012年04月22日 | ネオロマンスゲーム
すまぬ
小松さんはできましたが、サイト整理してません。
そういや「遙か5」のイラギャラまだ作ってなかったんだわ。
チョトマテテクダサーイ
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風花記/天海~input type=hidden~

2012年03月26日 | ネオロマンスゲーム
天海をクリアしました。

天海は、例えばコルダに登場するような、クラスメートで一緒に下校して…
というものと、おそらく最もかけ離れた存在です。

あの水野十子さんの秀逸なキャラクターデザイン。
「こんな男絶対にいない」を具現化しなくてはいけなかったという、
そう、いてはいけないだろうし、いない、見えない、けれどいる。
ストーリーを支配してるのですが、不可視ファイル。


ある意味、天海がいるから、「遙か」はネオロマンスたるのだなと思います。
二次元相手といっても、「どこかにいそう」な人と、安易に仮想デートできるものとは違って
どこまでも「ひと苦労」してしまう。
「遙か」の核心部分にまで行っちゃう。
遙か5とは何であって、「合わせ世」が何で、時空を超えるって何でとかそういう世界観全てを支えている要の人。
だから、もうイケメンに甘い言葉囁かれて恋愛気分だけでいい人には、とことん解りづらい…はず。

生前どうだったとか、お父さんとお母さんはとか、そういう「世俗」が一切登場しないのが天海です。
ただそこで呼ばれる言葉といったら「愛しい子」
独占し、敵対し、しかし生活感は全く無いというあたり、「遙か3」の白龍よりももっとずっと非現実的です。
しかし、彼のいない「遙か5」はありえない。だから怖い。

前作品のエンディングスチルには納得をしたというより、
「無理矢理納得しなくてはならない」みたいな、なんか「?」を残したままだったのですが。


 こいつはすげぇぜ、すごい事になってんだぜ。なるほど納得のエンディングでした。

ぬあ…これどこまでブログでネタバレ書いていいんやら…。
とりあえずわかった。うん、天海良いよ。
非現実的、極上の恋愛。



前回出まくってたカイとかましらをあまり出さなかったのは正解かな。


「風花記」面白かったわ。
まだスチルあとちょっと出てないのあるんですが
何だろうなあ。コンプリートしたいです。

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風花記/祟とサバイバル

2012年03月24日 | ネオロマンスゲーム
天海は最後でないとダメらしいので、先に祟クリアです。

こやつは、リンドウさんなら絶対言いますよ
「あー面倒くさいガキ」

遙か5の関連書籍をあんまりじっくり読んでないので、
もしそちらに書いてあったら申し訳ないのですが
全てが砂漠化した現代、祟しかいない世界で…
ヤツはどうやって「生きて」いるんでしょう?
メシは? コンビニ開いてないよ。
それどころか水も出ない。動物もいなかったし。
植物くらいは生えてたっけ?
しかし植物が生えている時点で、微生物や昆虫はどうなのか…

誰もいない、砂漠のような所で
仮に、仕事しなくても食べなくても、神子さえ止めれば存在できるのだ、としたら。
そのどこまでも広がった砂漠で、本当の意味での生きる努力をしなくても存在はできるのだとしたら
それでは、祟は陽炎と同じです。

なんで人って、食べて寝ての繰り返しだけでは「生きる」と言わんのでしょうね。
愛して、愛されて、何かやって、時には困って、苦しんで、楽しんで。
そういうものを、人生として求めて、充実だと言うのであれば
感情も生活も起伏の無い砂漠のような人生よりは、山も谷も海もある人生を求める。
…でもそれでは、ずっとわざわざ、迷える森を探しているみたいではないですか。

祟くんはサバイバル。
神子であるゆきが、「みんな」という複数形で複雑な包括的な世界の人だとすると
祟は常に生か死か、1かゼロかの択一にある。「僕は」はあっても「僕も」が無い。

話をかなり社会的にもっていって申し訳ないのですが
例えば今、新しい社会保障制度なんかについて語られますが
ほとんどの野生生物は、サバイバルです。食うか食われるかで生きてる。
なら、人だって動物だ…

いえ人ってな社会的な生物です。てか、そもそも人がいなきゃあ社会なんて無い。
その、人が作った枠の中で生きるには、先天的とも呼べるサバイバル本能を
もしかしたら、どこかで捨てるか、抑制しなくてはならないのではないか、
サバイバルを捨てるには、人が人を大切にする心
神子が祟に対して、「死んだってあなたを見捨てない」優しさを持たねば
人の「社会」というのは、いたって矛盾したまま、
いや自然界よりももっと厳しい環境になってしまうのではないか
と、そんな事を考えました。

あの「現代」という砂漠はおそらく、リアルな砂漠では無いのでしょう。

どこかの一室で誰かが孤独に死んでも誰もかまいもしない
自殺者年間3万人、一方で「消えたく無い」サバイバルは日々おきており
自分を消そうとするこんな世の中なんて、無くなってしまえとたまにキバをむく。

「人」の世の中とは何かを、もう一度考えなくちゃいけない。
神子のように、意志を芽生えさせ、必死に、誰かのために。
あの荒廃は、おそらく優しい心が消えてしまった世界の事なんでしょう。
私は、危機感とメッセージをそう捉えました。

それゆえに現代という砂漠、
つまり自己責任だの弱肉強食だのといった、まるで社会が形成される前のジャングルの理屈のようなもので片付けられた後に
ネオロマンスがネオロマンスとして、持ち続けなくてはならない、文化的使命とも言えるテーマに気づき
砂漠の上に、祟の心の中に、それを復興させていく様は、非常にドラマチックです。
祟は救われなくてはいけない。救わなくてはいけない。

祟くんは全てをわかっているわけではなく、なんせハンパにしかわかってはおらず
ゆえに、わかる範囲で必死に独りでなんとかせねばと思っている。

あのバーチャルな背景の中で、祟の必死さだけがリアルです。
しかし、おそらく全てわかっている人間なんか誰もいないし
みんなきっと、ハンパわかりで、誰かを敵視して憎み、その実は寂しくて、なんとかせねばと思って
日々、サバイバルしてるんでしょうね…。

壊してしまったガラスと、暖かいオルゴールの音。
祟くんの存在を裏付けるとても印象的なアイテムでした。

と、いうわけで次
祟までクリアしないと挑めないという、いよいよなかんじの天海さんです。
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風花記リンドウとそれがオトナってやつ

2012年03月23日 | ネオロマンスゲーム
どうしようなあ、まずは蓮水ゆきと同調しなくてはいけないところを
哀しいかな、リンドウに同調しちゃう。

大人というのは、いきなりやってくるのでも、最初から大人ってものでもなくて
世界が変ったというわけでも、変えたわけでも、もしくは自分が変ったわけでもない
ただ、真昼を過ぎて夕暮れに向かう、それだけなのかもしれません。
と、最近思います。

リンドウを、流されてて意思が無いとか
あるいは、ごちゃごちゃうるさいくせに自分はわがままだとか
なんでそんなに常に諦めモードなんだ、とか怖がりだとか
そう言える人がいたら、「それは知らないからだよ」と…「若いねぇ」と。
…いつだったかは、そんな風に大人を嫌っていた子供だったのに
今はそんなふうになってしまいがちです。


でも、けして最初から希望なんか無く虚しくしていたわけじゃない。
むしろ、たくさんの希望もあって、いろんな事に燃えていた。
努力しなかったからムダムダって言うのでなく、逆に
常に周囲の事を考え、時にふりまわされても、できるだけの努力は常にやってきた…
はずではないのですかね?

それでも、人生の真昼を過ぎた頃、ああ、何だったのだろう
何をしているんだろう、きっと思っていたよりは何もできやしないまま
終わっていくんだろうな、という虚しさをどこかに持ちながら
それでも、まだもしかしたらという奇跡を待ちわびる。

リンドウがゆきに対して「甘い」というのは
もしかしたら、過去の自分に言ってるのかもしれません。
リンドウには、どこか「孤独」を感じます。
孤独なのか、孤高なのか、とにかくその花の名を持つ彼は、その花のごとく群生しない。

大人というものは、けして甘く華やかなものではないです。
かっこわるく、残念です。
抱えるものが多い分、傷ついてきた記憶の分、
知らずにいたらもっと純粋でいれただろう、人の醜いものもたくさん知った分
哀しく、苦く、気付くと孤独な生き物なんですよ。

リンドウは今までにいなかったタイプの大人キャラだと思います。
大人は大人らしい、理想的な大人というキャラは何人かいましたけども
リンドウの「オトナってやつ」は、とてもリアルでした。

…のぞき奉行慶くん。
本当はわざわざあそこを通ってたりしてな…。


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風花記アーネスト・サトウをクリア

2012年03月22日 | ネオロマンスゲーム
キャラクターとネームはとっくに終わったんだけど
新しい仕事だからなあ。あちらさんも新企画ゆえなかなか前に進みません。

で、様子を見ながらリンドウとアーネストを攻略。

アーネスト・サトウ
「遙か5」では、本心は英語で、わからんように毒吐く
日本は憧れたけどゲンメツ部分も多々ある、のかなと思ってました。
前代未聞、タターッと書かれた英語のテキスト。
それもわざわざなんやら言い回しの古い英語を挟むよ…theeとか
いいね。キザ男っぷりがたまんないです。
しかしなんでか爆笑してしまう…ツボるんだろうな。

ラストまでの展開は、非常に面白かったです。
こりゃまた、どうすんのかなあ…というかんじで。

「嘘」ですか。
相手を思うための嘘、ですか。
着てみたり、触れてみたり、
言葉でどんなに取り繕っても
頭でどんなに考えてみても、
「実体験」にはかなわない。
身を持って知った事こそが真実だ、というのは
英国の作家ワイルドが「獄中記」の中で書いた言葉ですが。
詭弁でバリアーはっても、どんどん入って行っちゃう蓮水。
「よし英語ならわからないぞ」が通用する事もなく、
イニシアチブを持ってチェスのコマを進めているつもりがうっかり侵略されているアーネスト。
真面目が肝心アーネストが、うろたえる様を見て、心から「ふふっ、ざまあw」と…←く、黒い
いや、楽しかったですよこれは。

二人っきりの秘め事あり、ジレンマあり

ある程度、文脈を読み取れるかに加えて英語も試されるのかという…ひいい。
あ、もちろん翻訳は出ますけど。
さすが玄武だなあ…というかんじでした。

常に、自分の身を投じて消えそうな蓮水ゆきの「風花記」なんですが
アーネストのルートが、一番消えなさ、力強さを持ったものに感じられます。
それは多分、蓮水ゆきが「良い子」を裏切るからでしょう。
わがままを言うのは良く無い、皆のためだ、そうして、祟君にまで「模範解答」を指摘されるほどに優等生なんですが
ここはひとつ、相手の事を考えて、皆の事を考えて…そうしなければいけないのだ、と自分に言い聞かせる部分を
バーン(゜д゜)!とひっくり返す。
これはね…レボリューションな蓮水ゆきですよ。

「わかったフリをして自分に嘘をついて生きる事こそ、最も愚かである」
という事でしょうか。
心に照らし合わせない真実なんて、詭弁にすぎないのかも。

とまあ、色々深いなと感じたアーネスト・サトウでした。
甘くて何でもやってくれる執事さんのようなものとは完全に一線を画す、
「サトウ」なのにとてもとても辛口でした。ルビーさん、シャレだよな、これ…。

次はいよいよリンドウ。
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ネオロマンスなネタ写真

2012年03月19日 | ネオロマンスゲーム
散歩してたらあった



犬エンジュて…。まあそういう木なんですが
なんかわろた

あと…



この角度からだと、どうしてもチナミにしか見えないチヂミ
もういっそチナミでいいのに。

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福地桜智壁紙+サイト更新のお知らせ

2012年03月12日 | ネオロマンスゲーム
おうちまつり。

今回は横長用 1280×800です。


サムネイルをクリックすると別窓で開きます。


本サイトも更新しました。
オリジナル2作品へのリンクもはっときました。

「ディレイ・ライン」無料。
携帯が対応してなかった方など、PDFですのでダウンロードするなりプリントアウトするなりしてお楽しみ下さい。

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高杉クリア評+ネタバレ4コマ

2012年03月10日 | ネオロマンスゲーム
高杉クリア。

玄武と呪詛絡みの前作。
とにかく、高杉さんは忙しい。

「遙か5」をフォローするもしないも、論争あるいは叩きの対象になりがちなのが
やはり、史実の高杉晋作とは無関係である部分。
これは、アテクシ少々幕末には詳しくてよ、みたいなものを持って望むと、肩すかしをくらってしまうので
「何だ、何も知らないんじゃないのっ? アテクシ存じておりましてよ~オホホー」という目線になってしまうからなのね。
とか言って…自分もそういう部分あるからね。どうしてもね。スイマセン。

しかし、「遙か5」において…
新しい歴史物に挑もう、既成概念を壊して、「自分たちの足で、手探りで進みながら」
「どんな事を言われようと、一歩ずつになっても、借り物ではない本物を探そうとした」
という部分は、見えてきました。
そこはきちんと、評価したいです。

かつて、「構造と力」で一世を風靡した浅田彰さんが(うちらの時代は東浩紀でなくて浅田さんだったずら)
自分の考えを持つ、というのはどこまでも孤独で、それが自分のものであればあるほど、誰にも理解されなかったりするんだけど、という事を
ちらっと書いておられました。

多くの人の意見に流される、よらば大樹のなんとやら、付和雷同、これらは非常に楽でございます。
だって、皆の言いそうな意見を代表して、「なんとなく、そーだなあ」と「思って」いればよいのです。
でも「考える」は違う。そーだなあでなく「である」に至るまで、何度も「違うんじゃないか」と否定し、違う見地から見たり。
それでも、やっぱりこれまで否定されてしまうと、もう自分の存在意義すらなくなる、というとこで
最後の「わがまま」。でもそれが無くては通るものも通らない。

「私なんかどうでもいいけど、世界は救われてほしい」のような漠然としたものにガツンと一発アニキがぶつけてくる。
福地とは対極的なリアリストというか、着実性を持っている人。

私が推察していた、「父性」についてやっぱり出てきちゃった。
これが瞬ならば、「それでも側で守っていられるならそれでいい」とか言い出しそうな所を、ぐっとアクセルふかしてきます。
アクセルはふかすんだけど、おう、来るのかと思うと
自分の理性部分と戦ってたりするのね。愛いヤツ。
本当に福地とは正反対なので非常に楽しいです。

福地は自由人。しょってるものが無いですから。
だけど、高杉さんには藩があり、仲間があり、理想があり、いわばがんじがらめ。
しかし絶対に媚びない。相手が誰であれ。
長いものに巻かれない、自分の意志を持つ…言うのは簡単ですが
一番ハードな生き方しなくちゃいけない。

史実と既に作られたイメージの高杉と、別なものをやろう、やろうとするのだけど
多くの人はもしかして、それを理解してくれないかもしれない。
考えないでパターン通りの高杉をやっていたら、「期待通り」とか評価してくれるのかもしれない…

しかし、今更な感があり、マニアが多く、他にもたくさんあるわけな「幕末」。
あえてそこで、「遙か」だから描ける高杉があるとしたら…。

消えそうで儚い風花で終わるのかと思いきや、諱にかけた「春風」で終わるエンディング。
まったくもう…この乱世、幕末を舞台に

そして、ともすると思考停止やエゴイスティックな嗜虐性を演出した方が支持されるかもしれない現代で

それでも
「雅」「優しさ」を貫こうとした。
それが「遙か5」の「志」なんでしょう。
いろんな考えがあるから、これが絶対に正しい、とは言いません。
と、ゲーム中で語られておりました。
しかし、私はこの高杉の物語を支持します。

「同志」を感じたからでございます。



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風花記の桐生瞬という存在

2012年03月07日 | ネオロマンスゲーム
クリアしましたが…うむむ、これは迂闊に書けないと、一晩置いてのブログでございます。

今年は豪雪で、雪の被害にあわれた地域の方にはお見舞い申し上げます。
そろそろ解ける頃でしょうか。
雪の少ない地域に住んでいる私は、先日やっとマトモに「風花」を見まして、これかと思ったものです。
雪を見たいなら曇り空。晴れた空を望むなら雪は降らないし。
そのどちらも望むと空で消えてしまう、それにまで名前をつけ、こういうデリケートな矛盾を詩的なものにする
そういう感性は日本人特有のものの気がします。

育ての親へのご恩返しもある、親のかわりに娘を守れという義務を与えられている男、瞬。
やっぱり、彼は父親の代役として側にいるんだと思います。
そして、養父母に対して、言いたい事もろくに言えないまでに、自分を押し殺してきたのかもしれません。
遠慮しない都とは比べ物にならないほど、「一線」をもうけている。
その点で言うと、言いたい事も歪んだ事もストレートにぶつけてくる分、
弟の祟の方が存在感があります。
これは性格でしょう。


八葉の中で、かの幕末の人物でない唯一の人間である瞬。
「風花記」のタイトルが最も示しているのは、おそらくこの二人のルートかと思います。

やってて、なぜかふと、トヨタのドラえもんの実写のCMを思い出してしまいました。
「のび太のドラ離れ」というやつで、次々に道具で助けてくれようとするドラえもんに
のび太が、「決めたんだ、もう道具には頼らないって。モーターショーに行く。だからどこでもドア出して」
ドラえもんが「頼らないって言ったじゃん」と呟く、というものです。

もしかして、自分が何かに頼っている事があまりに自然になっていて、頼っていると気付きすらしない場合はどうなのか。
自己評価が低いゆきと、同様に存在の基盤を自分で構築しなくてはいけなかった瞬、
これが「共依存」の関係であると、まあ非常にややこしい。だから、迂闊には書けないのです。

共依存に関してはちらっとこちらのサイトをご参考までに
共依存とは

迂闊に書けないのは、まず、こういう状態を「共依存」=精神病と斬り捨てる精神医学に対して、私はちょっと疑問を持つからもあります。
ここらへんは、ミッシェル・フーコーの影響なんだよなと自分で思いつつ。
もっと、日本人の気質、日本人の精神、文化的基盤、この国における「マトモ」な人のあり方をきちんと考えていかない限り
「病的」で片付けるなら日本人の8割くらいは皆、病気と認定されてしまわんかなとも。

精神医学批判は、私では舌足らずになりますので、あとはパス。



側で、ゆきを守り続けていたのに
彼女が意志を持って、なすべき事をすれば、己は消えてしまう
更に、父親ならば抱かなくてもすんだだろう、男としての感情まで持ってしまう。
都のように独占欲を表に出す事も、置かれた立場に不満をぶつける所も無い。


どちらにも感情移入しづらいのは何故なんでしょうね?
昔から親しく側にいて、ラブラブ完成されていました、
今後もそうです。
「そうですか…ではお幸せに」のような。

あくまでクールで、どんな状態になろうが
ぶちキレた自我を見せる事なく対処するハードな様は
まさに医師のようなんですが…
何か足らないものがあるとすれば、
実感できるエピソードの少なさかもしれません。
しかしそれを説明しようとするには、「遙か5」の世界と物語が重すぎる。
だもので、他のキャラともなんとなく絡まないでいる。
絡まないもんだからますます存在感が薄い。

しかしそこまで含めて、それが瞬であるというのなら
そうですね~としか言えなくて、ですね。
お前のような男に娘はやらん、という展開は想像できないし。
今後も何事も無かったように、この二人が続くのなら
この物語自体が、消えてなくなる風花だったりしないか…
どうなんだ。


書けば書く程に見えなくなります。
掴もうとしてもムダなものを掴むよりは、美しいなとながめておくべきかもしれません。

難しいなあ…瞬。
ゆきのニーズによってのみ存在する、ではない事を望むばかり。
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風花記、龍馬クリア

2012年03月04日 | ネオロマンスゲーム
息子が友人と恋愛ゲームを、友人がRPGを作ってまして、
その手伝いで絵を提供してました。
別に仕事ではないですが。

さて、龍馬。
うーん。

微妙…。恋愛ルートとしては評価できそうにないかも…。

前回、ほぼ完璧に近く、おりょうのルートみたいなのをやりましたので
龍馬のルートには心残りが無かったというか。
今回のこれ以上に、この枠内で完成させられそうなネタが無いんではないでしょうか。

例えば、という点で私なりに想像したのは、
武市とか以蔵とか亀弥太とかをなんとかするとか。
でも、追加キャラずいぶん増えるし。

それか、死ななかった龍馬の後日として
西南戦争あたりまで見ちゃうとか…
あとは、おりょうと行った新婚旅行に行って坂鉾を抜くとか
現代でケンタッキーに連れて行きたいとかその程度。

まあ、しかたないなあ…というかんじの、やや退屈さは否めないルートでした。


ただ、劇中に龍馬が語っていた事は、まんま私の今の心境と同じです。
代わりに語ってくれてるのかと思った。

そう、ちょっと疲れてるのかもしれないのですが
別に今、これでダメというわけでもなく、幸せなんでしょうが
誰にどんなふうに、この矛盾を説明したらいいのかわからない。
それが大人になったからなのかもしれないな、と思いつつ。

例えば、その友人の「RPG」にしても、ツールを使うと今割と簡単にできるそうで
必要なのは、シナリオとキャラクター画像と…。
邪魔はしない。頑張って楽しんで作っているんだし、協力は惜しまないし
もちろん、それでいいかと言われたら、「それでいい。頑張ってね」なんですが

でもなんだかなって、窮屈さを感じる時があるんです。
ドラクエや他ので見たようなファンタジーの、僧侶だの魔法使いだの「こういうキャラ」という類型から出てはいけないの?
敵を倒してレベルアップして、傷ついたら回復呪文やアイテムで…
それで満足であり、それのどこが悪いと言われたら別に、それでいいんだけど。
枠から出たいと思わないのかなと。


それは言っちゃあいかんぜよ…

本当に、文句つけてるんではないです。楽しい事は大事です。
ただ自分が少し欲張りなだけなんです。

もっと自由なとこはないか、もっと広いところは無いか、
いつもそればっかりを探してるような。
それは結局は、戦わずして逃げている、「逃げ」が上手いと見られるのかもしれませんが。


そうではないんだよね、龍馬?


あれだけ学んだ剣術を捨てて、今ピストルであるのも
あっさり勝先生の弟子になるのも
こだわらないのは腰砕けの優柔不断ではなくて
ただ、もっと大きなものをいつも見ていたいし、自由でありたいと、どっかで思っているんだけど
これがなかなか、「村」社会では理解されないんだよなあ。

この国の人は、「ピカルの定理」のメンナクのギャグのように、「お前はバヤシ側の人間」と判定して派閥を作って
違っていたら排除して、行き詰まったら考えを放棄して
そして誰か責任を肩代わりしてくれる生贄を見つけて、追いつめて殺して、ああやれやれと胸をなで下ろす。
そういう所が野蛮だと西洋人なら言う所…

と、いう事すら、言ってはならない、言うなら出て行け。
お前何ものぞ、その資格はあるのか、肩書きはあるのか。
キツい口調よりオブラート包みの、曖昧さ重視、主語と目的語は無い、議論でないおしゃべりが日々あるだけ。

問題は、内部告発も、内部を客観的に見るのも、全部ひっくるめて「愚痴」「反対者」に見られてしまう所なんでしょうね。
付和雷同すると、感情に流されて、そうなってしまう。



龍馬にとっての大海と船は
結局、龍馬1人のものなのでしょうか。
その大きな理想や、自分はこうだというものを知って、語るのって
信頼が無ければ、高飛車で偉そうで上から目線にうつると思います。
だから迂闊に言えなくなる。
きちんと語り合える信頼関係無くしては、なかなか言えない事。
日本人は議論して進めるのが苦手だから
きっと、お父さんらはゴルフやったり飲み会やったりして進めるんでしょう。


龍馬のルートは、かなり遠回しにいろんな事を込めてあります。
ダイレクトでないというのは、捉え方が色々あるという事です。
読み方によっては面白いですが
ここはあまり深読みせずに、縁を確認したという恋愛物で終わってもそれはそれで楽しいです…かね。
私の見解が必ず正しいのではないし、あくまで一個人の感想ですが

まあ今すぐに、結論までは至らなくても
ご縁を大事にしながら、それでも前を向いていく事くらい可能かもしれません。
それは悪い事ではないね。


それと、すでに「龍馬」は他社のゲームでも出てるし、ドラマにもたくさん出てくるメジャーな人。
沖田総司の時にも言いましたけど、既成概念と違うものをやっちゃいけないのか?なんでいけないのか?
という、枠の中で戦いながらのシナリオだったと思います。
ここで神子としての理想を言いますならば
ファンとしてネオロマンスに出会ったのは何かの縁かもしれませんから。
一つの出口、可能性を塞ぐ事はしたくないです。

次回は瞬兄。
それにしてもなぜ桜智さんまで「お兄さん」と呼ぶのか(;・∀・)
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風花記チナミと兄

2012年03月02日 | ネオロマンスゲーム
チナミくんクリア後です。

チナミが気になっていた、というよりは
マコトが気になっていたというか、マコトについてのチナミが気になっていたというか
ともかく、今回のファンディスク追加版で、
マコトさんがもし「みんな」の中には入らないのであれば、
なぜ救われないか、救っちゃいけないのか
その理由が、ややこしいものとくっつけられてしまうのではないかという心配もちょっと。

そして、ただ単純にマコトさんをなんとかできないのかという気持ちがありまして
路線によっては、もうこれ以上の事を求めるのは仕方無い、
それが、時代の流れであるというのなら
天狗党が時代を受け入れて散ったように、私も時代に任せて、ネオロマからいさぎよく立ち去ればよいのではと思っていました。
なんというか。
好きなんですよ、兄上が。


ところで、最近、「遙か」のファンは国内だけでなくてですね。
韓国、中国、アメリカなど、日本のゲーム大好きで日本語も学んでるよ、という方がおられまして
私の前の担当さんも中国の方、以前、イベントでスペに来られた方は台湾の方、などなど
ここ10年でなんだかグローバル化はしたなあというかんじでした。

海を超えて、国籍も人種も違う人らと、「マコトさん可哀想」
あ、これもうイデオロギーとかどうのこーのは不要ですね。
乙女の気持ちは国境を超える… 「キャー素敵!」は世界共通な気がします。
もう…みんなイケメン好きなのな。

前のチナミくんのルートで記憶してるのは、みたらし食べたなー
また記憶喪失ネタかよ…というかんじでして。ううむ。
イマイチもの足らなさというか、霧の晴れないままでした。

チナミのルートで要になるのは
澄んだ志。優しさと誠の心。
「名」とは何かってのもあります。


新選組と天地にするアイデアは秀逸でございますわ…

相手に対してただ上から目線の頑張れ前を向けでなく
あの場面で、チナミは誰よりも自分にもそう言い、
もちろん自分以上に、ゆきの事を想って言っている。
お互いがお互いの、心のかがり火になるような経験は
二人で共に、同じ苦労をしないとわかりあえません。
それこそが絆でしょう
そして、澄んだ心でまっすぐに生きる自分であること。
その姿勢こそが、「名」なんでしょう。

チナミくんの存在感。
隣にいて、体温を感じれる存在感。
記憶喪失にならない事で、己と向き合う事で、とても繊細な部分から、
チナミの八葉としての、しっかりした存在が紡ぎ出された気がします。
ボードウィン博士も良かったです。ドラマの「JIN」にも出てきましたよね…。
時空を超える神子の話をきいて南方先生が訪ねてきたらどうしよう。


つい昨日も、茨城県で震度5。
ここにいて何もできない無能な自分と、「風花記」の神子は本当に重なります。
だけどせめて、やさぐれて「どーせ世の中こんなもんよ」という腐りきった状態にはならんとこ…。


エンディングは非常に楽しかったです。
もう~
このご兄弟が好きだわ。
期待どおりとはこの事よ…。


次は青龍。
いよいよ龍馬だ。
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