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中高年女子の ひとりあそび

人生の折り返しも過ぎ、待っているだけじゃやりたいことの半分もできずに終わっちゃう(泣)。
だから出掛けようよ、一人で!

読んだ本8 (忘備録)

2013-09-26 15:07:04 | 


誰にも一度しかない「何にでも挑戦できる可能性と勢い」のある若い時分。

本当に悔いの無いその時を過ごせた人ってどれ位いるのだろう。





大学を卒業してアメリカに150万円抱えて留学にでたものの、
その金額ではそちらの大学の学費が賄えないと知った著者。

そこでその資金を元手に海外の経験もないのに貧乏世界一周旅行に出発(!)。

うら若き女性の一人旅ならではこその「危険あり、涙あり、笑いあり、ロマンスあり」の旅行記。

回った5大陸90ヶ国の中で特に印象深かった21ヶ国のエピソードが書かれている。


アメリカやイタリアなど旅行先としても馴染みの深い国から
ケニアやレバノン、ウガンダ、イエメン.....
行くにしても一人ぼっちでしかも女性はダメでしょ!って国々まで。


素晴らしい絶景を見て感動したり、HIV児童養護施設で命について考えさせられたり
結婚まで男女関係ご法度の国では外人相手ならこのルール非適用らしく性犯罪に巻き込まれそうになったり
荷物・パスポート・お金、それこそ全部盗まれて一文無しで泣きぬれたり。

凄いなぁ。


人生一度っきりの可能性を秘めてたあの頃、私は何してたっけ?
そのワイルドカードを持っていながら。

なんだかどうでもいい事をウダウダ悩んでた記憶しかないなぁ。(トホホ
ワイルドカードも使わないまま腐ったね。(フフッ








コッテコテの大阪下町にある中華料理店「戸村飯店」。
阪神タイガースと吉本喜劇を愛する面々が集まる夫婦で営むこのお店には、二人の年子の兄弟がいる。

お店は手伝いは全くしない癖に、イケメンで何でも全てソツ無くこなし、女子にモテモテの兄「ヘイスケ」。
大阪らしいボケが上手く単純でお店のお客からも愛されてる弟の「コウスケ」、彼はお店をいつも手伝っている。

弟から見れば、本当は器用なのに何も出来ないふりして体よくお店を弟に継がせるつもりの兄はズルい奴。
さらに皆が愛して止まない「ザ・大阪」なあれこれに冷めてるカッコつけ。
つまり肌が合わないのだ。

実際お店の客からも「ボン」なんて呼ばれ、兄は溶け込めていない。
いや、出来るくせに溶け込もうとすらしない。
別の世界で凛然と生きている。いけ好かないヤツ。


その兄が高校卒業とともに家を出、東京での一人暮らしを始める。
ずっと6畳1間に二人でいた兄弟が、離れて暮らしてみて初めて始まる「自分探しに兄弟探し」。


とても明るい文体ですっごく読みやすいし、思わず吹き出してしまう場面も。


でも、分かるなぁ。このお兄ちゃんの気持ち。

一番目の子って二番目みたいに気楽にできない。
親が何を望んでるかが分かってしまうし、それに応えなきゃって真面目になる。
真面目になれば肩に力が入って上手くいきっこない。
そのくせ弱みも見せにくい。
始めからこのつもりだったし!って装って暮らしちゃう。

内面のどんな葛藤の末にそいういう態度とったかなんて相手に伝わらないからね。
本当の自分を出せる単純な二番目が本当に羨ましいぞっ!

「坪田譲治文学賞受賞作」

初耳。色んな賞があるんだ(失礼!)







又また若い時に日本を飛び出して人生を変えた女の子の話が知りたくて購入。



貯金なし、コネなし、経済知識なしの筆者が、
漠然と留学がしたいと訪れた留学予備校で勧められたMBA取得留学。

MBAが何かを調べる所から始まり
2年掛かりで行う入学までのプロセス
(英語資格試験での合格圏内点数取得、履歴書取り寄せ、課題エッセイ(論文)作成、等々)
を働きながら7ヶ月でこなし、見事名門ビジネススクールに合格。


色んな国から来た様々な職種の学友達と送る
「消防ホースで水を飲むように勉強」する毎日。

英語の授業内容が難しいからと言って発言しなければ落第点が付くし
毎日分厚い英語の本を読まなければならないし
宿題はたっぷり出るし

母国語じゃないというとんでもないハンデを抱えて卒業・就職するまでを綴ったもの。

新たに開けた自分の未来やスキルよりも一番の収穫は
世界中にいる、苦労した仲間という人脈だという。


イヤァ。凄いなぁ。
同じ人間なのに、送る人生の充実度が雲泥過ぎて部屋の隅に丸まりそうだよ。(トホホ


でもね、こんな人生は土台無理。
だって彼女......東大卒ですから(フフフッ








多分このままじゃ厳しいだろうとは分かっていたけど、
なんだろう。この腹立たしさ!

年金の運用を決めてる所轄省庁、いや政治か!

支える若い世代が尻すぼみなのはもっと前から読めてただろうに、何してたんだろう。
いや、何もしなかったからこうか。

はい。明日から頑張ります。
お金運用します。
保険見直します。
生活改めます。

楽しみません、死期が見えるまでは......


こんな時代なのでこういう指南本は大事です。




読んだ本7(忘備録)

2013-08-30 08:40:05 | 



電車でお出掛けすることも多い私。


ササッと車で目的地まで行くのもいいけど
時間を掛けて車窓から流れる景色をゆっくりと楽しむ。
まぁそれ位の気持ちと心に余裕の持てるのが正しき中高年ってもの。





......ただ単に、都心から遠い所に住んでるだけなんだけどね(フッ






今回の道中のお供は




下町にある古本屋「東京バンドワゴン」。
ここに暮らす個性的でも憎めない3世帯の8人家族。


いかにも江戸っ子気質満載のおじいちゃんにその息子は金髪のロッカー。
でもってその金髪息子の子供二人にその嫁に孫。
子供のうち娘の方は未婚のまま誰の子だかわからない娘を育てているし
さらに金髪ロッカーの愛人の子供も同居。


でも複雑な家族関係からくる小難しい感情の行き違いは全くなく
賑やかで、最後には微笑ましくなる問題が何かしら起きている、そんな毎日を綴ったもの。


最後の扉書きにこの小説の全てが表されてる。

あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。」

寺内貫太郎一家とかかな。







貯まった本をブックオフに売ったら3千円近くなったので喜んで購入したこれ。



読みたかったけど高くて買えなかったのよ(シクシク


いやぁ~~面白かった!!! 最高!!!
ハードカバーで約600頁を一気に読んでしまった。


30年前にアメリカのシンクタンクが大統領に提出した人類の滅亡に関する報告書
「ハインズマン・レポート」

5つの章に分けてその危険性が記されていたその中身は
言わずと知れた核兵器による人類滅亡のシナリオ。
また、未知のウィルスによる可能性、etc.
その最後に記された考えられる危機とは
人類が当然考え及んでもいい筈なのに全く失念してしまっている
長い歴史において裏付けされた事実であった。

その最後の危機が現実のものとなった時、人類の取るべき手段とは。


アメリカが秘密裏にその危険性を排除しようとミッションを遂行するアフリカ・コンゴのジャングル。

それらの政治的規模からも、地理的にも、中心となる人間の社会的立場からも全くの真逆、
ここ日本でありふれた生活を送る、さえない大学院生が巻き込まれた事件。

同時進行で進むこの二つのストーリーが噛合った時、隠されていたもう一つの事実が明らかになる。


薬学やら生物科学やら、すっごく難しい単語やら内容やらが多く出てくるのだけど
大丈夫。読み流せる範囲(ヘヘヘ


それにしてもフィクションとはいえ、あれだね。
やはり「国家」なんていうものはそこに抱え込んだ国民の為に存在してるんじゃなくて
トップに立ったたった一人の個人の為にあるんだね。












「さて、今宵もみなさまがご自身の名誉のために、また、ひとつしかないお命の為に、
けっして口になさることのできなかった貴重なご経験を、心ゆくまでお話し下さいまし。
語られる方は誇張や飾りを申されますな。お聞きになった方は、夢にも他言なさいますな。
あるべきようを語り、巌のように胸にしまうことが、この会合の掟なのです。」


夜の帳が降りる頃、妖艶な女装の主人のこの言葉から沙高楼での会合は幕を開ける。

自己紹介も、見知った人に会ってしまった場合の挨拶もせぬままに集う人々。
彼らの前でその日のゲストが語る世にも不思議な体験とは。

元首相候補議員秘書。有数の資産家御曹司。折り紙つきの馬主。

彼らが墓場まで持って行く心づもりだった秘密を紐解いてゆく。


幻想でも怪奇でもなくまさしく「奇譚」。

面白かったです!



それにしてもこの本の最終話は「なんじゃこりゃぁ~~!」
解説読んでも「なんじゃそりゃぁ~~!?」

男性って本当に理解できない(-.-)






あとこれも読んだ。



「父親の愛がもたらす、深い感動」

の形が予想とかなり違ってましたな。












読んだ本6(忘備録)

2013-05-19 12:56:21 | 


自分の記憶力にビックリ驚愕。






確かに読んだ筈。
なのに全く思い出せない。


なので後書きを引用。

「大切な誰か」を軸にした短編集。


”結婚をまじかに控えた娘。死んだと聞かされていた父親が生きていると知り
軽井沢の彼が経営するホテルへと向かう.....
事実を知った後のラストシーンで目頭が熱く....”


.....どんなラストシーンだったかな?


”母親より中の良い伯母の代わりに出席した同窓会。
伯母がどうしても成し遂げたかったことを代行しようとする娘と
そこで出会った人々との心温まる交流。”




”離婚して一人で暮らす父親の所に中学になった息子から突然連絡が。
離れて暮らす息子に父親として何をしてやれるのか。
ラストのセリフが効いている。”

???


「いい本だったな」って感想だけ微かに覚えているだけに悔しい。
感動しても速攻忘れるのか。
呪わしき中高年脳めっ。








「読みたいって言ってましたよね?もう読んじゃいましたか?」

って職場で聞かれた時も私の周りを飛び交った??マーク。



それ言いましたっけ?私。
何がその時私の好奇心に引っ掛かったのか。読み終えても不明。


信販会社の督促部門に配属されたごくごく普通の大卒女子。
人にまったく感謝されない仕事。実りと達成感を全く感じられない作業の連続。


荒んだ職場環境の中お金を払って下さいだけを言い続ける毎日。
返ってくるのは不機嫌な声や罵声、脅し。

そんな中でも工夫し、改善すべきノウハウを見つけてスキルを身に付ける人がいるんだなとは感心した。


でも、なんで読みたいと思ったのかやはり不明。
職場の○○さん。それ本当に私が言った?

自分の不徳を人のせいにしちゃダメ(クスクス








かつてのオリンピックスキー選手だった主人公。
彼の娘は彼をも凌ぐ素晴らしいスキーの素質に恵まれ、花形選手への道を歩みだしていた。

がその裏で、彼の妻の不可解な死後、彼は驚愕の事実を隠していた。
一人娘だと信じていた子は妻が病院から盗んだ他人の子供だったのだ。

スポーツの才能と遺伝子の研究をする機関から親子の遺伝子提供を求められ苦境に陥る主人公。
そんな中また別の事件が....



「白夜行」好きだったな。


でもこの作品はページ数がある割には中身が薄っぺらいというか
先が読めるというか、
なんか残念な感じ。









もっちろん表紙陥ち。もしくは題名陥ち。
この表紙はずるい。吸い寄せられて動けなくなる(クスッ


急な病で余命一週間から半年と宣告された猫と二人暮らしの「彼」はまだ30歳。
そんな彼のもとに
「夢をかなえるゾウ」のようなふっざけた悪魔がやって来る。
で、
彼の寿命を一日延ばす代わりに、世界から何か一つ消しましょうと持ちかける。


時計に電話に.....
彼(人)を縛りつけている色んな物から解放された世界で彼がみつけたこととは。


読みやすくて「あぁ、そうだね。」って感じられる小説。

でもやはりあの表紙はズルイ!









「このミステリーがすごい!」対象隠し玉作品。

初めて知ったが、受賞には及ばなかったものの
将来性を感じた作品を著者と協議のうえ全面的に改稿し、「隠し玉」として刊行してるんだとか。


題名と内容のギャップがすごい。


犯行をネットに公開する公開処刑人「森のくまさん」
対象は犯罪を犯したやられても仕方ない者ばかり。




う~~~ん。
登場人物も少ないし、書かれている世間も狭いし、犯人すぐ分かるし。

中高年の脳にはちょうどいいか(クスッ




















読んだ本5(忘備録)

2013-02-25 20:32:51 | 


あと少し。あともう少しでこの クソ 忙しさが終わる。(ウットリ

待っててね♪ 〆サバ、白子、馬刺しに日本酒(クスッ






日中パソコンを見続けていると家でPC画面を覗くのが苦痛になる。


PC用のメガネ買おうかしら。

いやいや、
老眼鏡勧められたら倒れちゃいそうだから
もう少し体力気力が回復してからにしよう。(フフフ





そんな状態なので読書が進む。





本屋さんの新刊売り場を回ってたら
「王様のブランチで絶賛!」のカードを発見。


あの番組。最近はめったに見なくなったけど本とDVDを紹介するコーナーは大好き。
あの書評も流石に的確で、ここで関心を持ったものに外れはなかった。
ので即買い。


死んだ女性のことを教えてくれと訪ね歩く若い男。
相手は女性と関係はあるものの、互い同士は全く知らない者ばかり。
いったい何故、何のためにこの男は自分を選び訪ねてきたのか。

知性も教養も常識も話し方も語彙も、何も持ち合わせない薄っぺらさだけが目につく若い男「ケンヤ」。


ケンヤを心の中で見下しながらも、大人として、立派な社会人としての態度で接することで
更に相手をこき下ろそうとする彼ら。


けれど噛合わない会話の果てに曝け出されるのは立派な社会人である筈の彼らの心の醜い澱。




500ページを一気に読んだ。


私も取り澄ました表面の裏に色んな醜い本音を隠している。
浅ましく捻くれた自分を隠す鎧だけを世間に見せているようなものだ。

怖いなぁ。こんな「ケンヤ」に会ったら。








最近滅多に手を出さなくなった領域の本。
由緒正しい文学の、硬質な文面に脳みそがついていくのか? 不安が拭えない。



実際にこの書き出し

「趙行徳が進士の試験を受けるために、郷里湖南の田舎から都開封へ上がって来たのは、仁宗の天聖四年の春のことであった。
時代は世を挙げて官吏万能の時代であった。武人の跋扈を防ぐために文官を重用する政府の方針は、太祖・・・・」

辺りで、しばし天井を眺めた。(フフ




ところが前半の売りに出された西夏の女の辺りからは本の世界にどっぷり。





超優秀で進士の試験合格も間違いなしの筈だった行徳。
ところが何の因果か試験直前に居眠りをしてしまい受験すらできず。
失意の内にうろついた市場にて先の女に会う。

四肢を切り売りされそうになっても動じず、尊厳を失わない女の強さ。
助けた彼女から渡された一枚の布切れに記された見たことも無い文字。
その異形の文字(西夏文字)が行徳の運命を変えることになる。




洞窟に隠されていた敦煌の時代の膨大な経典。
これらが20世紀になって初めて発見された。

この史実をもとに作られた壮大な歴史フィクション。
人の生き方や歴史が大きくうねる様に動いていた時代の話。

事の進め方や人々の感情が荒々しくて、先の本の中の人間模様と比べると不思議。
昔の方がもっともっと動物臭くて自然で、生きいきしてたんだな。


この本を紹介してくれた御嬢さんに感謝♪










実際にスラムや物乞い、売春宿にて、そこの人々と一緒に生活をして書き上げた一遍。

涙を浮かべた子供の画像と「ワクチン接種のための募金を」というコピーが真っ先に浮かぶが
実際の現場はそんな清純なテーマばかりが問題になるわけじゃない。
そりゃそうだ。




知らない現実を知りたいと思い読んでみた。




住む環境はゴミの集積所であったり、下水の流れる所であったり
麻薬がはびこったり、子供が犯罪に巻き込まれたり手を染めたり
負の要因と現実があるのは確か。

でも、ただただ涙にくれる被害者ばかり、なんて筈ない。
暮らす環境は違えど同じ人間。
筆者の言葉を借りるなら、逞しく稼ぎ
恋もするし、嫉妬もするし、結婚もすれば不倫もする。

売春婦でさえ、学校を出た後職業として就いている地域もある....らしい。



いかに悲惨で、どうすれば「救えるのか」といった視点ではなく
「僕たちの生活はこんなです~」
ってな目線で書かれたルポ。








前回なんだか面白くなくて
脳みそが退化したせいか確認しようと思い購入。


前回のより4年前の作品。


やはり面白い!
登場人物すべての個性がはっきり出てて彼女の作品を改めて好きになる。

今回調べてみるとかなり未読の物があるのを知って嬉しくなった。



が、


じゃぁあれだ。なんだね。
最新作がすっっっごく ツマラナカッタッテノハ、残念な事実だね。














読んだ本4 (記事なし忘備録)

2013-01-15 08:52:51 | 



最近なかなか本が読めない。



理由は明白。
その時間でブログ徘徊してるから。


それならまだ生産的。
もしくは泥酔してるから(クスッ








遅ればせながら。
前々から書店の目立つところにあって気にはなってた。

一家殺人事件の生き残りの少女がやがて稀代の殺人鬼になった話で
なにしろ読後感が最悪との書評。

ストーリーそのものはドロドロとしてて、グロテスクな面を強調した少女漫画といった感。
ただ人は生まれた家庭環境や、
そこでの母子関係にガンジガラメにされて生きていかざるを得ない。
その強制された枠から抜け出るのは至難の業。






同じようなテーマを軸に書かれた小説。

直木賞に輝いた作者。この人の作品も最近良く目にする。


母と娘。母と息子とも父と娘とも違う、独特の濃さを持つ関係。
濃すぎて近すぎて、
全く別の存在だという遠慮の一線があいまいになって娘に入り込み過ぎる。
そう、全くの罪悪感も実感もないままに。

娘はその関係の良しあしに気づく機会も与えられないまま多大な影響を受けてしまう。

一番いい母娘関係の経験を持つ方がいたら教えてほしい。
その理想の形を。



それから女性独特な友人との関係性。閉じた輪、逃げられない繋がり。
読んでて苦しくなる。


女性ならではの視点で面白かった。他の作品も読んでみよう。







ガラッと変わってこの一遍。

書店員さんのお勧めとあって私にしては珍しい物を購入。


帯にあったように「電車で乗り過ごすほど」夢中にあるとかはないが(失礼!)
ほんわかと気楽に読める作品。

確かに和菓子に俄然興味が湧く。
流石に日本の菓子。見た目の綺麗さとか味だけじゃなくて奥が深さがあることを知る。
実際、縁の無かった和菓子屋に最近出向いていることも事実(フフ












三人で暮らすということのオムニバス短編集。

ことさら何かドラマチックなことがあるわけでもなく、色んな形の三人暮らしが綴られる。
三人で暮らすきっかけも関係性も色々だけど、
そこここに普通にある生活の一片が描かれているよう。

私の中では小津安二郎カテゴリー。
彼の作品を見たことは無いのだけど、
市井の人々の何気ない生活を描いている作品は私の中で小津カテ。










大好きなシリーズの最新作をたまたま発見!

いつもならもっと美味しそうな料理とそれにあったお酒のこともストーリーに盛り込まれているのだけど
それが無いのはちょっと残念。

それと、以前の作品のように夢中になって読みふけるとはいかなかった。
何故だろう。

羅列される最新型犯罪分析機器の長い名前に脳みそがついていかなくなったのか、
ちょっとまわりくどめな会話に脳みそがついていかなくなったのか、
もったいぶった描写に脳みそがついていかなくなったのか。

まぁ、詰まる所、脳みその質と解釈......したい。


帯を見るとまだ読んでいない作品があるみたいだから
本当に脳みそのせいかどうか確認してみる予定。




さぁ、次は何を読もう。