自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

昭和の森で早咲きの桜が満開を迎えていました。

2019年03月16日 | 自然観察会
3月14日に自然観察会・愛知県昭和の森を歩く会が開催されました。森の中ではソメイヨシノの蕾は、まだ固く閉じていましたが、早咲きの桜が満開を迎えていました。ダンコウバイも咲き出し、コバノミツバツツジも数輪花を咲かせていました。この森が春の色に姿を変えるのももう直ぐのようです。

サクラ






ダンコウバイ






コブシも咲き出していました。


アセビはいたるところで白い花を咲かせています。


オオバヤシャブシ




コバノミツバツツジ




ヒサカキ


モチツツジ


ツバキは落花盛んでした。


ツグミも姿を見せました。


昭和の森は、今年6月に開催される全国植樹祭のサブ会場になっています。その準備が着々と進んでいます。

「女城主の里・いわむら」の町歩きと酒蔵見学

2019年03月15日 | 町歩き・ウォーキング・登山
岐阜県恵那市岩村町は、戦国時代、織田信長の叔母が全国的にも珍しい女性の城主として実権を握っていたという史実に由来して、いわむらは「女城主の里」と呼ばれています。
NHKの朝ドラ「半分、青い。」のヒロイン「鈴愛」の故郷である梟町の「ふくろう商店街」は、岐阜県恵那市岩村町の城下町が舞台になっています。。江戸時代から続く古い町並みの景観を、全長1.3kmにも渡って残しています。

この地で200年お酒を作り続ける蔵元・岩村醸造です。20年前までは酒や米の運搬に使われていたというトロッコの線路に沿って、酒蔵の中を見学しました。
























岩村の古い町並み














1185 年(文治元年)、源頼朝の家臣「加藤景廉」が遠山荘の地頭となり、景廉の長男景朝が 岩村城を築き、遠山氏を称しました。 戦国時代末期、城主の「遠山景任」が病没し、養子として迎えていた織田信長の五男「御坊丸」がまだ幼少であったため、その夫人(織田信長の叔母)が実質的な城主として、領地を 治めていました。いわゆるおんな城主「おつやの方」です。 おんな城主は大変聡明で美しく、領民に慕われていたそうです。 1572 年(元亀 3 年)、武田信玄の 24 将のひとり「秋山虎繁(信友)」が侵攻してきました。 おんな城主は自ら采配を振るい、信長の支援を待って籠城作戦に出ました。しかし、この時、信長は長島の一揆などで前に進めずにいました。籠城は 3 ヶ月にわたり、城内の食糧も不足 して来たところ、虎繁から女城主を妻とすることを条件に無血開城を申し入れてきました。 おんな城主は苦渋の末、城兵や領民の命を守るため敵将との結婚を決意し、開城しました。 その後の数年間、おんな城主は虎繁とともに、城の普請や城下町の守備に勤しみ、平和な日々を 過ごしました。 しかし、御坊丸は信玄のもとへ人質として送られてしまい、岩村城も乗っ取られてしまった ことに信長は黙っていませんでした。 1575 年(天正 3 年)、長篠の戦いに武田勝頼軍が敗戦したことにより、武田と織田の勢力が 逆転し、信長の嫡男「織田信忠」率いる織田軍が攻め入りました。この時も半年に及ぶ籠城 で城を守りましたが、武田の援軍も望めず、信長からの条件を呑み、開城しました。その条件とは、領民を守り、おんな城主と虎繁の命を守るという約束でした。しかし、信長はこれを反故にし、夫妻は磔刑に処されてしまいました。

ご訪問ありがとうございました。本日コメント欄を閉じています。

岐阜県恵那市岩村町の木村邸は江戸時代の町家としての様式を至る所に留めています。

2019年03月14日 | 町歩き・ウォーキング・登山
岐阜県恵那市岩村町の木村家は江戸時代中期から末期に栄えた問屋で、藩の財政困窮のたびに御用金を調達してその危機を救いました。それゆえ、藩主より特別な存在として認められ、藩主自身が幾度となくこの木村邸を訪れたといわれています。(当時、藩主が領民の家を訪れるなどということは異例なことであったといいます) 藩主出入りの玄関・表通りに面した武者窓・上段の間・欄間・茶室は、江戸時代の町家としての様式を至る所に留めており、城下町の歴史を偲ばせてくれます。




お雛さん

























寿庵
生前はお茶室として使用。今は秋祭りの祭具や衣装が展示されている。


老松小屋








酒樽を逆さにした上に、糸巻きを並べてつくったガラスのテーブルです。














一階


















殿様通用門 (外から見たところ)


殿様通用門 (内から見たところ)


「佐藤一斎」

「この人物がい なかったら、日本の夜明けはなかったかもしれない」とまでいわれる江戸時代後期の儒学者で、著書『言志四録』は西郷隆盛、勝海舟、坂本龍馬など、幕末の志士に大きな影響を与え ました。  

佐藤一斎 言志晩録
 石重し故に動かず 根深し故に抜けず 人は当に自重を知るべし
 春風を以って人に接し 秋霜を以って自ら粛む


もうすぐ旅立ちを迎えるシロハラとアオジ + ムクドリの飛翔とカルガモの水遊び

2019年03月13日 | 野鳥
ムクドリやカルガモは年がら年中見かけますが、シロハラなどの冬鳥たちの旅立ちの日が近づいて来ました。すでに旅立ったものもいるのでしょうが、残っているものも今日か明日かというところまで来ているのではないのでしょうか。寂しくなりますね。よくしたもので、冬鳥が去った後は春の花で埋め尽くされます。季節の移ろいを感じます。

シロハラ


アオジ






ムクドリ










カルガモの水遊び
カルガモの水浴びなのでしょうが、バチャバチャと水しぶきをあげて、まるで水遊びを楽しんでいるかのように見えました。





















愛知県豊田市・平芝梅林公園の梅の花とツグミとスズメ

2019年03月12日 | 花・風景・紅葉
愛知県豊田市平芝町の平芝梅林公園の梅の花です。一部散ったものもあり、訪れるのが少し遅かったのかなという気もしないではなかったのでが、まだ蕾のものもあり、そこそこの景観でした。梅の木にツグミとスズメがやってきましたが、蜜を吸うような行動は見受けられませんでした。



ツグミと梅の花


スズメと梅の花








梅林公園の梅の花










































シデコブシが咲き出した愛知県緑化センターで季節の花めぐり

2019年03月11日 | 自然観察会
3月9日に愛知県緑化センターの自然観察会 "季節の花めぐり" が「ウメとミスミソウ」をテーマに開催されました。このところの暖かさで、シデコブシが一輪だけ開花していました。これから開花する花が増えていきそうです。トサミズキやサンシュユの花も見頃です。これからは春の色が日毎に濃くなっていきそうです。

シデコブシ


明日にでも花開こうかというシデコブシのツボミ


ネコヤナギ




トサミズキ


オガタマノキ


サンシュユ




サンシュユシナマンサク


ミヤマウグイスカグラ


ウグイスカグラ


ミスミソウ




ウメ・八重旭


ウメ・藤牡丹


ヒサカキ


リュウキンカ


アオキ


アセビ




ハランの花


ユキヤナギ


ヒイラギナンテン


メタセコイア
房のように垂れ下がっているのは雄花です。雌花は上の方で実をつけています。


キンシバイ


ハクモクレンは、蕾固しの状態です。

満開の梅の花で蜜を吸うメジロ

2019年03月10日 | 野鳥
今年ほどメジロとの出会いが多い年は珍しいように思います。梅見に行った先々で見かけます。見かける数も半端ではありません。今回もわずかな時間の間に、ピンクがかった花をつける梅の木と白梅の木とに群れがやって来ました。最初の群れは遠くへ去っていったので、後から来た群れは異なる群れではないかと推定しています。花から花へと慌ただしく移りながら蜜を吸っていきます。メジロの数が増えてきているのかもしれません。そうだとしたら喜ばしいことですが・・・。











梅の花びらからメジロの口元にクモの糸のようなものが伸びていますが、これが何であるのかは不明です。まさか蜜が糸を引くことはないとは思いますが・・・。



























































東山動物園のニホンリスと野鳥と植物園の春を呼ぶ花

2019年03月09日 | 花・風景・紅葉
名古屋市千種区の東山植物園に春の花が咲き出してきています。植物園内の合掌線から早春の小径に沿って進むと開花を間近に控えた花や、すでに満開になった花などを数多く目にすることができます。また、東山動物園には「小鳥とリスの森」があり、ここでニホンリスが放し飼いにされていて、クルミの実を食べる姿を間近で目にすることができました。

ボケ


ウグイスカグラ


ミツマタ




トサミズキ


ネコヤナギ


ダンコウバイ


河津桜 (満開でした)


椿寒桜 (まだ蕾が多かったです)


ヒマヤラユキノシタ


ロニセラ・プルプシー


フクジュソウ


スイセン


カンザキアヤメ (毛虫が寄ってきています)


コウヤボウキの綿毛




ニホンリス














アオジ (植物園で撮影)






キジバト (植物園で撮影)


以下は上池で撮影
東山タワーと上池のアオサギ


コサギ




そんなに風が強くないのに、この羽の乱れようは・・・。


アオサギとコサギ


ツグミ


アオサギ

名古屋市千種区・東山植物園の梅の花とシナマンサクとツバキ

2019年03月08日 | 花・風景・紅葉
名古屋市千種区の東山植物園ではツバキの花が見頃を迎え、早咲きのウメの花も見頃になっていますが、全体の見頃はこれからといったところのようです。早春の小径のシナマンサクの見頃はまだ続いています。これから次第に春の色が濃くなっていきそうで楽しみです。

合掌造りの家とウメの花とツバキ




合掌造りの家と梅の花


奥池周辺


ウメの花と東山タワー


ウメの花








シナマンサク








ツバキ・紅卜伴 (べにぼくはん)




ツバキ・菊更紗


ツバキ・白玉絞


ツバキ・袖隠し


ツバキ・参平椿


ツバキ・曙


ツバキ・関戸太郎庵


ツバキ・有楽


ツバキ

しだれ梅で吸蜜するメジロと満開のサンシュユの花

2019年03月07日 | 花・風景・紅葉
名古屋市農業センターの満開のしだれ梅にメジロの群れがやってきて、12品種・約700本といわれる梅の木の間を飛び回っています。これだけの花が咲いていれば、蜜吸い放題でメジロも心躍る季節ではないのでしょうか。

メジロとしだれ梅










サンシュユとしだれ梅








菜の花としだれ梅




菜の花


スイセンとしだれ梅








竹林のヒヨドリ


農業センターで咲く花
クリスマスローズ


ツバキ


クロッカス



しだれ梅12種700本の乱れ咲き・名古屋市農業センターで "しだれ梅まつり" 開催中です。

2019年03月06日 | 花・風景・紅葉
名古屋市天白区平針の "名古屋市農業センター(delaふぁーむ) " で、「しだれ梅まつり」が開催されています。 昨日 (5日) 行ってきました。前日に降った雨が花散らしの雨になったのではと心配していましたが影響はなく、しだれ梅が乱れ咲いていました。しだれ梅まつりは、3月17日(日)までの予定ですが、開花状況により日程の変更ありとのことです。この暖かさでは早めに終わる可能性もありそうです。
しだれ梅


















モクレンの蕾も、かなり膨らんできています。
















温室の花
この建物が温室です。


温室の入り口に、大根に長靴を履かせて「だいこん足」 と、表示して展示されていました。あなたの、おみ足と比べて見てください。(^.^)。




チロリアンランプ


ヒアシンス


カロライナジャスミン


プリムラ ポリアンサス




雲南サクラソウ


ブルーデージー(フェリシア)


ビオラ


どんぐりテーマ館の手づくり雛

2019年03月05日 | テーマパーク・伝統産業・祭り
愛知県豊田市稲武町の国道153号線沿いにある「道の駅・どんぐりの里 いなぶ」には、稲武温泉「どんぐりの湯」や新鮮野菜や焼きたてパン、豊富な山の恵みをいただける「どんぐり横丁」 などがあります。隣接する「どんぐりテーマ館」では、"手づくり雛展" が開催されていて、手づくり雛や吊るし飾りなどが展示されています。どんぐりテーマ館は、昨日紹介した「いなぶ旧暦のひな祭り」が開催されている "どんぐり工房"の目の前です。




























































こちらは「どんぐり横丁」に展示されているお雛さんです。














ご訪問いただき有難うございます。昨日と似た内容ですので、本日コメント欄は閉じています。

豊田市稲武町の"どんぐり工房" で開催されている 「いなぶ旧暦のひな祭り」でユニークなお雛さんを見てきました。

2019年03月04日 | テーマパーク・伝統産業・祭り
愛知県豊田市稲武町の"どんぐり工房" では、ひな祭りの季節になると、「いなぶ旧暦のひな祭り」が開催されます。今年も行ってきました。年ごとにテーマを変えて、ユニークで愉快なお雛さんが多数展示されています。ひな祭りは4月3日までです。




演奏会




魚釣りとおほりレース




おほりレース


















忍者水遁の術








寺子屋


屋台




黄門さん


忍者
























大名行列
















ラグビー





思案顔のヤマガラとメジロ

2019年03月03日 | 野鳥
ヤマガラが地面に降りて小首を傾げています。何を思案しているのでしょう。ひょっとしたら、どれを食べようかと迷っているのかもしれません。そのうちにドングリらしきものをくわえて木の上に持っていって食べています。いつものように両足でしっかりと支えてから口にします。メジロも木の上で餌になるようなものを見つけたようです。
ヤマガラ
























メジロ




















ウグイス ?


ドラミング音を響かせて餌を探すコゲラと木の実を食べるヒヨドリ

2019年03月02日 | 野鳥
コゲラが木の幹を突っついて、樹皮の下に潜む虫などを探しては食べています。コゲラがやってくる木のほとんどが、幹の皮が軟らかな虫などが潜みやすい木が多いようです。松食い虫などの害虫も退治してくれる益鳥です。
コゲラ
木の幹をぐるぐる回りながら、あるいは上下に移動しながら同じ動作を繰り返しています。


頭を後ろに引いて・・・。


その体勢からを木の幹に嘴を叩きつけて幹の皮を剥ぎ、幹の皮の下にいる虫を探し出して食べています。














ヒヨドリ
ヒヨドリがセンダンの実を食べています。










コゲラ