5羽の雛を子育て中のカイツブリを見かけました。親鳥が頻繁に魚を捕まえてきては雛に餌を与えています。そんな当たり前の行動の中で、こんな場面もありました。母鳥が雛に魚を与えているときに、父鳥が魚をくわえて雛のところへ寄ってきます。それを見た母鳥が突然襲い掛かります。何が起きたのでしょう。(カイツブリの雌雄の識別は困難ですので、母鳥と父鳥は私の想像です)
母鳥が雛に魚を与えた直後に、魚をくわえた父鳥がやってきました。
振り返った母鳥が・・・
猛然と父鳥に襲いかかります。これにはたまらず、父鳥は魚をくわえたままで退散です。
カイツブリは巣作り、抱卵、子育てを雌雄が協力して行うので、どちらが餌を運んできてもおかしくはないのですが、この行動をどう受け取れば良いのでしょう。カイツブリは縄張り意識が強く、他のカイツブリが縄張りに侵入すると、このような行動を起こすことがあるのですが、つがいでのこの行動にはびつくりでした。
かなり執拗に追いかけていました。
上の場面が起こる前の光景です。5羽の雛がいます。
このような場面を何度も見かけました。
親鳥は必ずと言って良いほど、雛が魚を飲み込むのを見届けてから、次の魚を捕るためにその場を離れていきます
よほど魚影が濃いと見えて、短時間に何度も魚を捕まえてきては雛に与えていました。
満腹したのか、それとも魚ばかりで飽きたのか・・・。いつもなら、魚をくわえた親鳥を見ると一目散に近づいて行くのに見向きもしない時もありました。
上の後で親鳥が運んできたのは魚ではありません。
どうやら甲殻類のようです。これには興味をもったようです。
くわえてはみたものの、これは雛も飲み込めませんでした。いつもなら飲み込むまでを見届ける親鳥が、顔を逸らしています。飲み込めないのを最初からわかっていたのかもしれません。
親鳥のこの行動は何を意味しているのでしょう。この所作で何かを伝えているのかもしれません。
この池では2組のカイツブリが子育て中でした。こちらも5羽の雛がいます。
カイツブリの雛を背中に乗せて泳ぐカイツブリ(2020年7月撮影)
母鳥が雛に魚を与えた直後に、魚をくわえた父鳥がやってきました。
振り返った母鳥が・・・
猛然と父鳥に襲いかかります。これにはたまらず、父鳥は魚をくわえたままで退散です。
カイツブリは巣作り、抱卵、子育てを雌雄が協力して行うので、どちらが餌を運んできてもおかしくはないのですが、この行動をどう受け取れば良いのでしょう。カイツブリは縄張り意識が強く、他のカイツブリが縄張りに侵入すると、このような行動を起こすことがあるのですが、つがいでのこの行動にはびつくりでした。
かなり執拗に追いかけていました。
上の場面が起こる前の光景です。5羽の雛がいます。
このような場面を何度も見かけました。
親鳥は必ずと言って良いほど、雛が魚を飲み込むのを見届けてから、次の魚を捕るためにその場を離れていきます
よほど魚影が濃いと見えて、短時間に何度も魚を捕まえてきては雛に与えていました。
満腹したのか、それとも魚ばかりで飽きたのか・・・。いつもなら、魚をくわえた親鳥を見ると一目散に近づいて行くのに見向きもしない時もありました。
上の後で親鳥が運んできたのは魚ではありません。
どうやら甲殻類のようです。これには興味をもったようです。
くわえてはみたものの、これは雛も飲み込めませんでした。いつもなら飲み込むまでを見届ける親鳥が、顔を逸らしています。飲み込めないのを最初からわかっていたのかもしれません。
親鳥のこの行動は何を意味しているのでしょう。この所作で何かを伝えているのかもしれません。
この池では2組のカイツブリが子育て中でした。こちらも5羽の雛がいます。
カイツブリの雛を背中に乗せて泳ぐカイツブリ(2020年7月撮影)
カイツブリが、雛をおんぶする場面を見かける機会は少ないです。
どういう時におんぶするのかわからないのですが、
私もそんな場面を見かけたのは2回ぐらいしかありません。運次第ですね。
すごく羨ましいです
一度見て見たいです…
重ねてのコメントありがとうございます。
鳥撮りは運が全てですね。根気よく待っていたからといって、
必ずしも撮影できるものではないですものね。鳥も活動する時間帯があるみたいです。
カイツブリが雛をおんぶする場面は滅多に見られません。
巣の上にいるときは、2羽ぐらいが背中の羽の中にいることがありますが
それを見かけるのも稀なことです。雛も親鳥の背中は居心地が良いみたいです。
人間の赤ん坊と同じですね。
その場を離れられなくなりました。
しかし、極幼鳥の時以外、何度観察に行っても、2度とは見られませんでした。
鳥の観察は『運』が良くないと徒労に帰してしまいますネ。
イケリン様は行いがよろしいのでしょう!
一度に五羽もの子育ては大変なことのように思いますね。
もう少し大きくなると、この親鳥が繰り広げるバトルのような行動を
雛に対しても行うことがあります。結構躾は厳しく行なっているようです。
それぐらいしないと、厳しい自然界を生き抜けないのかもしれませんね。
何とも微笑ましくも。素晴らしいドラマを
拝見させていただきました。
人間の子育てよりも、しっかりした教育?
それに愛情を深く感じました。
イケリン様の根気と、愛情が漲っていて
素晴らしいい!!
これだけのシーンを撮るのも忍耐が要りますね。ありがとう御座いました。
カイツブリの雛も可愛いですね。
5羽も雛がいると親鳥も餌取りが大変なようです。
簡単には魚もつかまってはくれないので、夫婦で協力しないと雛のお腹が満たされないようです。
ときには親鳥が雛を背中に乗せて泳ぐこともありますよ。
その写真を追加しましたので見てやってください。楽ちんを決め込んでいますよ。(^.^)
何と可愛らしい!
かなり以前ですが、私も小さな河川で、観察した事があります。
親が餌を運んできてくれるのを雛たちが固まって浮いている様子が何とも愛らしかったです。
そうですか・・・
カイツブリは両親で餌を運んでいるのですか?
私が観察していたカイツブリは多分母親だけでだったと思います。
5羽の採餌は重労働ですネ。
育つ雛の経過を。また是非見せて下さい。
楽しみにしています。
此方ではオオバンが子育てを始めていますヨ。
あんたたちには、まだ魚しか食べられないのよ・・・という
魚を食べなかった雛へのしっぺ返しかもしれませんね。
甲殻類は突起があってツルッと喉を通らないので、諦めざるを得なかたようですよ。
繁殖期前の雌雄の追いかけっこはよく見るのですが、子育て中のこんな場面は珍しいです。
何らかの理由がありそうですね。
到底、飲み込めないであろう餌を与えた時にソッポを向いている親の仕草は何だったのでしょう。
何でも食べられると思ったら大間違いよ。食べられるものと食べられないものの見極めが肝心なのですからね。
そんな教育シーンだったのでしょうか。
結局この餌はどうしたのでしょう?
不思議な親の行動でしたね。