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おっさん税理士奮闘記

税理士の一日ってこんな感じです。
意外にいろんなことやるんですよ。

D.ベニオフ「卵をめぐる祖父の戦争」

2014-04-15 19:53:32 | 読書

横浜市青葉区藤が丘の税理士法人あおばの税理士池田忠博のブログへようこそ。

D.ベニオフ著「卵を巡る祖父の戦争」を読む

2011の「このミス」の海外部門3位の本。
あまり聞いたことのない人かもしれない。私も初めて読んだ。

いろんな解説に書かれているとおり、青春小説でも有り、冒険小説で有りなおかつ
決定的な戦争文学である。
悲惨な戦争のありのままに、だけど乾燥した、軽い、ユーモラスな文体で綴られている。
それがかえって、戦争のむなしさや、愚かさを際立たせるという泣かせる本。

こんな戦争文学読んだことない。

☆は4つ半でしょうか。絶対おすすめ本です。

卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ文庫NV)

 

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流星ひとつ

2014-01-20 11:40:56 | 読書

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沢木耕太郎「流星ひとつ」を読む。
流星ひとつ

 音楽とは全く縁どおかった。
中学生の頃兄貴が聞いていてビートルズは良く聴いた。高校からは
学生運動華やかかりし頃で、フォークや労働歌などは結構はまった。
でも、心に突き刺さり何時でも当時を思い出させるミュージシャンは両手に足りない。

ましてや演歌なんて、と言う貧しい音楽環境の中、唯一藤圭子だけはアルバムを買った。
当時はまっていた五木寛之(まだ放送業界にいたんじゃ無いかな)が激賞していたので
買って衝撃を受けました。予備知識がほとんど無く、聴いただけで涙が出たというのは藤圭子が初めてじゃ無かったかな。

僕は藤圭子によって「カスバの女」や「星のながれに」等を知った。
宇多田ヒカルのデビューも鮮烈だったけれど、僕たちには藤圭子の方がもっと衝撃だったような気がする。

その藤圭子が自殺した。

それを契機に、沢木耕太郎が発表を決意した、藤圭子28歳の引退を決意した時のインタビューの本である。
つまりこの本は約三〇年前に作られ、種々の事情で封印されていた本なのである。

沢木はインタビューだけで対象をルポすると言う表現方法をとっており、それは十分成功しているし、リアリティと迫力
に満ちている。沢木は藤圭子の自殺について出された宇多田ヒカルのコメントを読み、ひょっとしたら宇多田ヒカルは
光り輝いていた、あふれんばかりの純粋さに満ちていた母親をこれで初めて知るのかもしれない、と執筆の動機の
一つを語っている。

この本はすごいです。藤圭子に対する愛情が満ちあふれて、この稀代の歌姫を伝えずにはおかないというような
書き手の情熱も感じます。音楽に全く疎い僕がここまでいれこむのでるからこれは☆5つでしょう。

 

 

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川は静かに流れ

2014-01-16 13:41:24 | 読書

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やっと読了。ジョン・ハート「川は静かに流れ」です。おもしろいです。

前表紙

アメリカ中部の大農園主の家族を巡る物語。それに犯罪が絡み、謎解きの
要素もたっぷりの長編。

地元の有力地主ととして家庭でも君臨する父親と、尊敬しつつもある事件をきっかけに決別する長男。
その長男の帰郷からこの大絵巻が始まる。

兄弟愛、自分を呼び寄せた親友との友情。義兄弟にまつわる生誕の秘密。恋人との再会と和解
背景にある発電所建設推進派と反対派の対立。
その中で起きる殺人事件。いやいやおもしろ要素満載でしょう。

個人的にはこの父親に見る、古きアメリカの典型的(封建的な)父親像が興味深かった。
先祖からの大農園と家族を守り抜くという使命感と、自分の犯した過ちが年を経て引き起こす
悲劇にたじろぐ弱さ、を余すところなく描いて息子よりも、この父親に感情移入。

やはりミステリに形を借りた家族物語という触れ込み通りです。おもしろかった。
アメリカ探偵協会賞受賞作。☆4つ

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英国一家・日本を食べる

2013-12-26 18:57:48 | 読書

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マイケル・ブース「英国一家・日本を食べる」を読む。
ダイエット先進国イギリスにもこんな食意地のはった(しかもジャーナリスト)がいたんだね。

よりによって家族(小さな子供2人と妻の4人で)うちそろって日本食の探求に来たと言うんですね。
どんなところにも(日本の親なら異国の庶民的な屋台とか絶対小さい子供は行かせないだろうな)
つてを頼り(無ければ度胸で)まあ食うこと食うこと。
和食のエッセンスなんてわかるのか?(これまた英国にえらい偏見持ってます)と思いきや
「出汁」「味噌・醤油」を初めとする日本食の機微にも恐れること無くかなり深く入り込んで、
日本人なのに学ぶことの多いこと。そして日本食に傾倒して行く様子が好ましい。

ほぼ一気読みでした。

ところで、このほんの最後の方に、あの服部栄養学校の服部幸應校長に招かれて行く
日本料理の最高峰という和食の店「壬生」の話が衝撃的でした。

ミシュランにもどのガイドブックにも載ってない会員制の店。会員は月に1日来店の日が
割り当てられるとか。
席は8席しかないので会員の空きが生まれなければ、いくら金を積んでも会員になることすら出来ないそうだ。

素材をとことん生かす、究極の料理のようで、部屋も簡素ながら、掛け軸、花器、食器等々
国宝級、重文級のものばかりとか。うーんそんなところあったんだ。

著者が、大変に緊張しながらもそのすごさを描写している下りが最高におもしろい。

よもやと思い、先ほど「食べログ」で検索したら、ありましたね、いくつか。ここで食事した人の感想が。
これもおもしろかった。

「人を選ぶ」料理で、その料理の意味や季節、素材の歴史や質の良さがわからない人にはあまり感動を呼ばないらしい。
若い姉ちゃんがすごい低い評価をつけていた。

B級C級グルメで結構幸せを感じている、食意地では負けないと自負する私だったらどう感じるのだろう?

行ってみたい!!とても行ってみたい。無理だろうけど。

と思いつつ「心に通じる道は胃を通る」と言う言葉を思い出した。

私としては☆は4つ

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今年のこのミス

2013-12-17 18:09:14 | 読書

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今年宝島社「このミス」の季節がやってきた。
今年は、本をあさる時間が少なく、話題作をほとんど知らない。
時々本屋さんで平積みを横目で見つつ、「オビにはだまされまいぞ・・」と
素通りを心がけていました。それでも何回かだまされたけど・・・

 このミステリーがすごい! 2014年版

今年は法月綸太郎「ノックス・マシン」が国内第1位。全然知らなかった。
TUTAYAで、おお!出たか!とこのミスを手に取ったらすぐ隣に「ノックス・マシン」が
平積みされていて、手拍子で買ってしまった。

TUTAYAさん商売うまいね、って普通か?

私がだまされたと思っていた本もベストテン入り。意外。

海外部門もことしはほとんど知らない本ばかり。
取りあえずJ・デイーバーの「ポーカーレッスン」(文春文庫)だけは押さえておく。
ついでにM・ブース「英国一家 日本を食べる」を買う。
先日朝日新聞の書評欄で見て、読みたいと思っていたのが、不思議に?すぐ隣に
平積みされていて、これも手拍子で買った。

別にTUTAYAだけじゃ無いが、今は書評に取り上げれれば直ちにそれが本屋に並ぶ仕掛け。
TVでも情報コーナーでの本の紹介は本屋さんは必ずチェックして、翌日にはちゃんと平積みされている。

のせられているようで、でもありがたいから許す。

読みたかった本を買って帰る日はどうしてもうきうきとほほが緩む。
すぐには読めないから、またしばらく(かなり)本棚で眠っちゃうんだけど・・。

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池田忠博税理士事務所

池田忠博税理士事務所 〒227-0043神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-24-13

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