伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

愛媛県議会開会6/20

2011-06-23 09:39:56 | 県議会

 

 プルサーマルが行われている伊方原発3号炉が定期検査で一旦停止したのが5月。7月10日頃には夏の最大電力期を控えて再起動が予定されています。
 しかし全国的にも福島事故以降、各地の原発で定期検査後の再起動がずるずる遅れていることから、愛媛県の動向が注目されています。
 6/20午前11時から、6月県議会が開会しました。
中村県知事の予算議案説明より
「…被災地では依然として多くの方が避難生活を余儀なくされ、また、福島第一原発の事故も収束の見通しが不透明な状況の中で、多くの国民がその行方を心配しているところであり、一日も早い被災地の復興と被災者の生活再建に向けて日本の総力を結集し、この危機を乗り越えて行かなければなりません。
 本県といたしましても被害がなかった地域の使命として、県内の市町や民間団体等とも連携し、愛媛県チームとして、可能なかぎりの被災地支援を行うとともに、県民各位の善意の受け皿として、えひめ愛顔の助け合い基金を設置するなど本県独自の体制をとることにより、被災地のさまざまなニーズに応えられるよう、知恵を絞ってまいりました。
 また、四国唯一の原発立地県として県民の不安を払拭するため、国や四国電力に対し更なる安全対策の徹底等を強く求めるとともに、県の組織についても、年度途中の異例の改正ではありますが、先般、県民環境部防災局に、新たに原子力安全対策課を設置し、原子力安全対策の一元化を図り、今月末に本県に移転する予定の四国電力原子力本部と、迅速かつ的確に連絡調整を図る体制を構築したところでございます。
こうした状況等も踏まえ、今回の予算につきましては、4月専決補正予算に引き続き、切れ目のない被災地支援を行うとともに、国の見直しを待つことなく本県独自の防災対策の見直しへの着手や、えひめ愛顔の助け合い基金を活用した新たな被災地等支援対策、さらには国の第一次補正予算への対応の他、雇用対策や環境対策など、当面措置を必要とする経費を計上することとした次第であります。
…第一は本県独自の防災計画の見直しとして、地域防災計画の見直しの検討に着手すると共に、警察や県立病院等の初動体制確保のための地位、機材の整備を進めるほか、各市町と連携して新たに民間木造住宅の耐震化を促進するための支援に踏み込むことといたしました。
第二は本県への影響として風評被害対策を図るために、県産農林水産物や工業製品の放射線測定体制を整備を図ると共に、かんきつ等のトップセールスとも連動して、海外への安全・安心PRなどに取り組むことといたしました。
 また、旅行客の減少への対応を図るため、本県向けの旅行商品の造成支援の強化や、中国・韓国・台湾のメディアを通じた安全・安心情報の発信などにも努めることといたしました。…
 第三は被災地等支援対策として、県民企業等の皆様からの寄付を、えひめ愛顔の助け合い基金に積み増すと共に、同基金の活用事業として、被災地の高校生等の本県への修学旅行等に対する助成や、被災地へのみかんジュースの提供、被災地向けの旅行の促進など、愛媛らしいさまざまな支援策を実施することといたしました。…
今後の予定(インターネットで生中継があります。)

 

6月23日 木   本会議  代表質問  10:30
 6月24日   金  本会議  代表質問  10:30
  6月27日 月   本会議  代表質問・一般質問 10:30 
  6月28日  火  本会議  一般質問 10:00 
  6月29日 水   本会議  一般質問 10:00 
  6月30日  木  本会議  一般質問 10:00 
 7月8日  金  本会議  表決、閉会 未定 

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