伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

2月愛媛県議会代表質問1日目 逢坂議員の質疑後半

2012-02-29 08:08:04 | 県議会

◉社民党逢坂議員質問 の原発関連部分です

伊方再稼動問題
 新潟県知事発言、ストレステスト問題井野氏、地元とはどこか
食の安全
節電
 
●伊方再稼動問題
(答弁はすべて部長連中であり、当日の自民党清家議員への答弁を中村知事自身が答えていたのとは対照的でした。自分の発言の声に感情が出てくるので部下に任せたということでしょうか?でもいずれにせよどの答弁も心がこもっていません。)
県民環境部長答弁
 大飯原発のストレステスト評価や地元の同意についてお尋ねがございました。
 わが国のストレステストの取り組みにつきましてはIAEAに評価を受けることとし、今回の原子力安全保安院の指示および審査プロセスは基本的にIAEAの安全基準と整合していると結論づけたと聞いております。
 また、意見聴取会は全て公開され、一般からの技術的質問等ホームページ上で受け付けており住民からの意見についても審査に反映する仕組みが担保されていると考えております。
そのような中、原子力安全保安院が大飯3,4号機のストレステスト評価結果については妥当との審査結果を取りまとめたことは承知していますがその具体的な内容までは承知しておりません。
 
●地元問題
 また、県が伊方3号機原発の再起動条件としてあげております地元の同意につきましては従来から申し上げているとおり、伊方町や周辺の住民の方々の意見、県民の代表である県議会の意見や、伊方原発環境安全管理委員会の審議なども総合的に判断したいと考えております。
 
●食の安全
仙波保険福祉部長
 原発の関連質問のうち、食品の放射能汚染につきましては、県では9月補正予算で東中南予の三保健所への簡易検査機器及び衛生環境研究所への精密分析用Ge半導体検出器の整備経費を計上いたすとともに、愛媛県食の安全安心推進県民会議の意見を踏まえながら、国の放射性セシウムの新基準値に対応できる検査相談体制の確立に務めてきたところでございまして。
 具体的にはこの4月以降、保健所と衛生環境研究所が共同で流通食品を対象とした計画的な行政検査と食品関連事業者等からの委託検査により放射性物質の監視強化を図り万が一基準値を超過した食品が確認された場合、市場から回収いたします他、各保健所の食の安全安心総合相談窓口におきまして、消費者からの申し出に応じて相談検査を無料で実施することといたしました。
 なお簡易検査機器につきましてはすでに配備が完了いたしまして2月6日から野菜や加工食品等の流通食品の行政検査を、試行しておりましてこれまでに新基準値を超過した食品は確認されておりませんがこの行政検査の結果は速やかに公表するなど県民への的確な情報提供とリスクコミュニケーションの拡充を図りまして食の安全安心対策の強化に務めて参りたい。
 
●節電
十倉経済労働部長
 生産活動に支障が生じない程度の節電要請がありまして、県ではこれに応じて、産業界、県内各市町にたいし文書で節電を要請しますとともに県政広報番組hp等を活用して、広く県民に節電を呼びかけております。
 又、現状のままでは今年の夏は更に厳しい需給見通しとなりますことからこれまでの節電の取り組みに加えまして国からこの春を目処に示される、節電の必要量を含む具体的な需給対策メニューを踏まえまして県再生可能エネルギー関係部局連絡会において節電省エネに関する情報の共有を図りながら公共施設の節電数値目標を含めた効果的な節電対策を進めてまいりたいと考えております。
 
自民党清家議員の質疑は採りそこねました、すみません。
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