７０００円で買ったレボエリートＬってこんな感じ。

　
１万円以下で購入した中古ベイトリールの紹介３つ目。

３台目は中古釣具店にて７，０００円で購入したアブのレボエリートＬ。これはちょっと古くて４年位前に購入したリールなのですがまぁ参考までにと。当時の相場的にはまだ１万円以上していたレボエリートですが、見ての通り一部パーツが交換され元のノーマルパーツも無い為に安くなっていたのです。

まず目に付くのがメカブレーキノブ等がパープルアルマイトの社外品に交換されておりしかもそのコンディションもハゲハゲで良くない点。ボディ自体も下地の見える傷が複数ですしクラッチレバーなどのメッキパーツも塗装がハゲてしまっておりキレイとは言えないリールになっています。
更にハンドル周りがレボＬＴのモノに交換されてました。そしてそのレボＬＴのハンドル周りを利用したクランクハンドル化も駄目な要因をプラスしています。前のオーナーはクランクハンドル化でエリートⅡ風にしようとしたのでしょうが、ＬＴをはじめとした第二世代レボとＳＴＸやエリートなどの第一世代レボではメインシャフト周りの寸法が異なるのでＬＴのスタードラグを流用しようとするとドラグフルロック状態にしないとハンドルが固定出来ないのです。まぁ大半のアングラーはベイトリールのドラグなんてフルロックが当たり前なのでそれでも問題ないと弄ったのでしょうが、いざ売却となるとショップ側的には動作不良品扱いになり査定も下がってしまいます。ハンドルの回し心地やスプール回転などは悪くはないのですが以上の点が相場より安かった理由でしょう。


因みに第一世代レボシリーズをちゃんとドラグを効く状態でクランクハンドル化するにはＺＰＩさんやキャリルさんなどが出していたクランクハンドル対応のスタードラグを付ければＯＫなのですが、如何せん古いリールなのでそれらカスタムパーツは既にディスコン。じゃ中古でとなるもその手のパーツは中々中古で出回らず。

それでも第一世代レボをクランクハンドル化したいという人は如何すれば良いかというと、

ダイワ(ＳＬＰＷＯＲＫＳ)のスタードラグを使うとクランクハンドル化且ドラグがちゃんと調節出来るリールにすることが可能です。ちょいとスタードラグとボディとの隙間が多めになってしまいますがこれなら２０１６年現在でも容易に購入出来るのパーツなので気になる方はお試しあれ。


ただまぁこのレボエリートに関しては既に売却要員となっており今現在のハンドルはこんな感じなんですけどね。

手持ちのエリート純正スタードラグと純正ハンドル＆ハンドルノブでパープルなアルマイトパーツ以外は純正に戻ってます。第一世代レボは長年散々弄ってきましたのでパーツ箱の中にはハンドルやスタードラグ等は幾つも転がっているのです。