へなちょこデジタル日記

貧乏怖いものなし

6000円で買ったスティーズ103Hってこんな感じ。

2016年10月26日 10時00分00秒 | フィッシング
 
当ブログの人気記事の詳細を診ると一万円以下の気になるリールsをはじめエランマイクロチューンとかエルフとかのお安いリールを書いたものが常に上位にいる感じ。わたしも最近じゃ不相応にスティーズやSS-SVや海じゃフォースマスターなどを使っていますがあれは腱鞘炎対策の為の出費であって本来は安リール派貧乏アングラーなのです。

実際今時の実売価格1万円以下のスピニングなんて全然余裕で使えますし1万円以下でもナスキーやレブロスを始め選択肢が結構豊富。ただベイトリールになると2万まで出せばヨリドリミドリですが1万円以下では新品だと選択肢が一気に狭まってしまいます。そうなると中古リールの出番になるのですが実際1万円以下の中古品って如何なのよ?ってなりますよね。中古釣り具店行くと1万円以下でも結構それなりのリールからボロッちいリールまで置いてありますが、初心者の人や機械詳しくない人だと判らないし不安を感じると思います。
そこで参考になればとわたしの手持ちの1万円以下で購入した中古ベイトリールを幾つか紹介してみようと思います。

まず1台目は今年購入し既にブログでも紹介している6000円のスティーズ103H。これは某オクにて落札したリールですが出品時の説明書では「傷多数・パーツの欠損あり。駆動系の異音あるも回転は問題なし」という商品でした。
実際届いたリールを確認するとフレーム等には下地が覗く傷が多数ですしメッキパーツも色落ちや傷があり、本来はつや消しのハンドルノブも艶々テッカテカでSTEEZのロゴも消えてしまっています。そして説明の通りRSプレートのブレーキダイヤル兼プレート固定ネジの裏側が割れて一部欠損しておりました。そしてハンドル回せばシャーシャー音。








見た目だけなら完璧なボロリール。ただ今現在も注油以外特に修理することなく普通に使っているくらいメカ的には問題はありません。

マグネシウム素材で下地が見える傷だと腐食がって心配も淡水なバス釣りなら釣行後の水分拭きをしっかりやれば問題なし。気になるならカー用品店でスティーズに似た色のガンメタのタッチペンでも買って来て傷口に挿せばOK。メッキパーツの劣化も性能には関係ないしどうしても気になるなら新品パーツが700円で買えます。ノブもシマノノブみたいにベトつく訳じゃないので握ってても不快感は無いし。
欠損してしまってるRSプレートのネジ裏の押さえもこれの所為でプレートが固定出来ない訳じゃないし、ネジ自体は割れている部分より奥の部分で固定されているので割れてるからネジが脱落する心配もないのでこのまま使用しても問題なし。
メカ的な部分もワンウェイクラッチ由来のシャーシャー音はダイワの持病みたいなものでこれの所為でスプール回転性能が落ちるとか無いので気にしないことです。スプール周りのベアリングも音が出てましたが回転不良を起している程でもなかったので洗浄・注油でそのまま再利用しております。念の為殻割してみましたがギア回りは問題なしで一応グリスアップだけしました。


そういう感じで一見ただのボロリールですが、なんたってダイワの元旗艦モデルで定価5万円以上したリールが外観と多少の異音さえ気にしなければ中古だと1万円以下で手に入れることが出来るのです。見た目ボロくたって釣果には直接関係ないし音もフィールドで使う分には気になりませんから。
ただ問題があるとすれば、幾ら6000円で買ったからとはいえ元は5万円以上のリール、後々修理等でパーツ交換が必要になった際にはパーツ代は新品時の定価に見合ったパーツ代になる点。例)スプール 12,000円。 LS(ハンドル側)プレート 8,200円。ただ去年までカタログモデルでしたのでパーツの供給はまだ心配なし。




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