予告通りガラクタの山から発掘された思い出の釣り道具コーナー。
一発目は世界最大にして最高の自転車用品メーカーであり日本を代表する釣具メーカーの1つである「株式会社シマノ」の投げ釣り用のスピニングリール、
「SHIMANO MIG-Z 1000」。
多分84年か85年位に購入したリールで余裕で20年以上前の品。※
元箱は既に無く少し錆が浮いていたりメッキが剥げてたりしますがリール袋やスプールバンドも残っておりまだしっかりスムーズに作動します。
ハンドルを廻すと「カリカリ」鳴るのが懐かしい。昔のスピニングリールはみんなこう音がしたもんです。しかし状態いいなこれ。キズも極僅かでほんとに20年以上前のリールなのかと思ってしまうくらいキレイです。しかしなんで当時の投げ釣り用のリールとかロッドってこうして彫金が施してあったのでしょう?
でこれだけ状態の良いリールですがそれにはちゃんと訳アリ。
実はこのリール、実釣回数多分一桁台なんです。
実はこのリールはわたしの物ではなくわたしの兄のもの。兄とは同じ頃に釣りを始めたのですが彼は直に飽きてしまいそれっきりでその後2回程わたしが鯉釣りに借りたりした。しかしリールを追加してからは借りる事は無くそのまま兄の手で物置に封印されていたのです。
わたしの兄はものすごーく物持ちの良い人間なのでこれだけキレイなんです。道具はガンガン使いまくるのが基本でキズがどーしたっていうわたしにはとてもこの状態を維持しとくのは無理。実際わたしの当時のリールとロッドは既に無し。ろくにメンテもせずさんざん酷使し、しかもチャリンコ釣行で振動・落としまくりでしたから中二の頃お亡くなり処分してしまってます。序に丁度釣りの趣味がルアーフィッシングやボート・船釣りに変わった頃でした。
因みにわたしが使ってたリールはリョービ。そしてロッドはオリムピック。
祖父が大工でしたので家にはリョービの電動工具が幾つも転がっておりわたしの中ではダイワやシマノよりリョービの方がメジャーブランドだったのです。機械弄りの師匠たる祖父が使ってるので同じ(ブランドの)工具を手にしたのは必然でした。ロッドは特にこだわりは無く、ただ単に釣具屋とつりの師匠の知り合いのお爺さんがオリムピックしか勧めなかったから・・・
つづく
※誕生日シールには「SHIMANO HG-Y」となっています。調べるとHが製造年、Gが製造月、飛んでYが生産工場を指すらしいのですが肝心なそれが何年何月何処製なのか判りません。だれかご存知の方いらしたら教えてください。
GR DIGITAL GR5,9mmf2,4。
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