千葉市郷土博物館(千葉城)内にあるプラネタリウムが、
今月7月31日で終了します。
小学生のころ、男の子たちとよく自転車を飛ばして
ポートタワー、千葉公園、そしてプラネタリウムのある
お城まで行ったものです。入場料が30円ですから、
子供のお小遣いで十分楽しめる特別な空間だった気がします。
このプラネタリウムは、1967年4月にオープン。
当時は全国的にもプラネタリウムは少なく、
県内でも第1号のプラネタリウム誕生だったそうです。
珍しいのは、プラネタリウムの中で、客席の並びに
投影者がいて、その人が生の声で解説をしてくれるところ。
投影機を操作する「カチカチ」という音も聞こえるし、
その場のお客さんに反応してコメントが入ることもあります。
季節を生かした投影や展示が40年間にわたって行われ、
延べ100万人以上の人が来館したこのプラネタリウムは、
千葉市科学館が今年10月にオープンすることに伴い、
閉館することになったのです。
日曜日、閉館前にもう一度最後にと、同じく千葉市で育ち
プラネタリウムにも通っていたというパートナーと一緒に
行ってきました。私たち以外にもこのプラネタリウムに
愛着をもつ人は多かったようで、急きょ開催された臨時投影も含め、
全3回とも満員とのことでした。
小さなプラネタリウムだけれど、たくさんの思い出と
星への夢を与えてくれたプラネタリウムに感謝です。
いままでありがとうございました。
【千葉市郷土博物館】
プラネタリウム情報
※これから見に行かれる方は投影時間より早めに来館して、
整理券を受け取ったほうがよさそうです♪