いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

しらせ・いいの写真のあるグッドな絵日記です。

アイガー(Eiger)、その北壁と東山稜・ミッテルレギ稜 知らなかった。   2015.11.04.

2015-11-04 11:05:02 | 日記

         深夜、それも3時前後からの“映像放送・1ch”が愉しい。ハズレの時もありますが。
         ここのところの「美しき山々」シリーズが愉しい。日本から、世界へ展開したようで、
         2日の3時ころは「スイスのアイガー」をやっていました。



          
          左からアイガー、メンヒ、ユングフラウと並ぶ。いわゆるユングフラウ三山です。

          
          アイガーの東山稜・ミッテルレギ稜です。(ピントがきていません。ご勘弁を)


          
     1921年、のちに日本山岳会会長をつとめる登山家、槙有恒氏がミッテルレギ陵の初登攀に成功しました。
     この偉業を記念し、1924年、ミッテルレギ稜に山小屋「ミッテルレギ・ヒュッテ」が建てられました。     
     建築費用の半分以上は槙氏の寄付によるもので、作業は大変困難なものだったと伝えられています。

          槙有恒さん(まき ゆうこう、「ありつね」とも)とは、この方です。
          (1894年・明治27年-1989年、95歳没)
          ここで日本人と出会うとは、まったく思っていませんでした。
          90年ほど昔のスイスでの偉業です。


          
          

          

          「ミッテルレギ・ヒュッテ」(3355m)とはこの山小屋です。

     2001年夏、大きなものに建て替えられました。しかし、アルピニズムの歴史を語る貴重なものである
     旧山小屋を保存しようということになり、2001年5月末に、ヘリコプターでアイガーグレッチャー駅
     上の丘に移築されました。


         ここで、もうひとつ。
         アイガーの山中にはトンネルがあり、登山鉄道が走っていることです。



          

          


          2000㍍、3000㍍級の高度レベルに電車が走っている。それもトンネルだという。
          驚くべき !! ですね。
          「1912年開通」にも驚きます。


          
          

          ユングフラウヨッホ駅がこの電車の終点です。
          3454mでヨーロッパの最高所の駅なんだそう。
          電車を降りて、少々昇ると、絶景が拡がるわけです。


          
          


         その絶景には、緑の放牧地とお洒落なロッジなどが拡がっています。
         あの“アイガーの北壁 ”がロッジから望めるのです。
         日本の山容とはだいぶ異なりますね